おしゃべりな写真館
劇場公開日:2024年10月11日
解説
北海道鹿追町の古い写真館を舞台に、生きがいを失ったカメラマンと行き場をなくした少女、この世に未練を残した妻と父が織りなす再生の物語をつづった人間ドラマ。
北海道・十勝平野の北部に位置する鹿追町。100年近い歴史を持つ写真館の3代目・三國勘太郎が亡くなり、2年前に他界した娘・敬子の夫であるフォトグラファーの松原雄二がやって来る。緑内障となって失意の中にいた雄二のもとに、写真館を譲るという勘太郎の遺書が届いたのだ。雄二は写真館を処分するつもりだったが、鹿追町の大自然に触れるうちに離れづらくなっていく。ある日、雄二は雪の中で動けなくなっていた少女・吉本麻衣を助ける。彼女は京都から山村留学でこの町にやって来た中学生で、雄二は心に傷を抱える彼女の里親になることに。そんな中、幽霊となった勘太郎と敬子が麻衣の前に姿を現し……。
フォトグラファーの雄二を中原丈雄、妻・敬子を賀来千香子、敬子の父・勘太郎を橋爪功、山村留学生の少女・麻衣を新人の山木雪羽那が演じた。
2024年製作/120分/G/日本
配給:シネメディア
劇場公開日:2024年10月11日
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2024年10月18日
Androidアプリから投稿
亡き妻の父親が亡くなり、北海道の写真館を相続したカメラマンと、国内留学でその地にいるJCの話。
緑内障により引退を覚悟したカメラマンのもとに、友人が遺言書を持ってきて、とりあえず妻の実家の写真館にやって来たが、再開するか思い倦ねる中始まっていく。
里親だった勘爺ちゃんが亡くなって、留学センターで暮らす少女と、仕事を諦めるかどうかの間にいる男のシリアスな話し…かと思ったら、あれ?ファンタジー!?
おっさんに居場所を作ってもらった少女と、中学生にしてはあまりにも健気な少女に角を落とされまくるおっさんと、周りの人たちもみんな良い人ばかりのほんわかストーリーだけど、めちゃくちゃ温かく良い話しだけれど、展開やつくりが粗かったり雑だったり。
ご都合主義どころか、神様=監督の好き放題!?という感じは否めなかったけれど、ファンタジーだし粋なはからいということで。
2024年10月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
なんか全体的に、感想が書きにくい作品。まあまあかな。多くは、書きません。
2024年10月14日
iPhoneアプリから投稿
いい映画だったけど、
主役の子があのタイミングで髪をバッサリ切るのはどうしても必要?
そこまでのシーンで、
髪の毛のあまりな不自然さが気になって気になって仕方がなかった
あと、おじさんにあまりに早くなつきすぎじゃないか?
他の人や事に慣れるのに時間がかかる的な流れだったのに、
これもまた不自然
あとは良かった
橋爪功と賀来千香子の親子ペアも良いし
娘婿含めてキャラ設定はしっかりできてたし
ストーリーも良かった
髪切らない流れか、
もう自然に見えるヅラ(エクステ?)で撮り直し希望
2024年10月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
北海道鹿追を舞台にしての人間再生の物語ですね。鹿追の四季折々の自然の風景と相まって温かい作品でした。
お互いに病気のことや家族・学校のことなどで悩みを抱えている亡くなった娘の旦那の雄二さんと里子の麻衣ちゃん。普段はちゃん付けだったのが心配して怒った時に「麻衣!」と、ちゃんを付けずに叱ったシーンは愛情を感じました。
既に亡くなっている勘太郎さんや娘の敬子さんも幽霊になって現れたりするのもユニークでした。
家族の愛、仲間の愛、土地への愛、たくさんの愛が溢れてます。
ベテランの中原さん、橋爪さん、賀来さんたちを相手に麻衣を演じた山木雪刃那ちゃんが可愛らしくて良かったです。
実際に鹿追で暮らす地元の人たちの写真もこの作品の温かさを増しました。
橋爪さんと賀来さんも幽霊ではなく、生きている設定で雄二さんや麻衣と絡んだ方がもっともっと物語に深みが出たんじやないかなと思ったのでした。
でもこの作品のおしゃべりとはやっぱりあの幽霊さんたちの事だったのかな?
いい映画を見ました