劇場公開日:2024年6月21日
解説
作家・佐藤愛子が日々の暮らしと世の中への怒りや戸惑いを独特のユーモアでつづったベストセラーエッセイ集を、草笛光子主演で映画化。
これまで数々の文学賞を受賞してきた作家の佐藤愛子は、90歳を過ぎた現在は断筆宣言して人づきあいも減り、鬱々とした日々を過ごしていた。そんな彼女のもとに、中年の冴えない編集者・吉川がエッセイの執筆依頼を持ち込んでくる。生きづらい世の中への怒りを歯に衣着せぬ物言いでつづったエッセイは思いがけず大反響を呼び、愛子の人生は90歳にして大きく変わり始める。
編集者・吉川を唐沢寿明、愛子の娘・響子を真矢ミキ、孫・桃子を藤間爽子、吉川の妻・麻里子を木村多江、娘・美優を中島瑠菜が演じる。「老後の資金がありません!」などの前田哲監督がメガホンをとり、「水は海に向かって流れる」でも前田監督と組んだ大島里美が脚本を担当。
2024年製作/99分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2024年6月21日
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2024年7月17日
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鑑賞方法:映画館
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公開日を少し過ぎた本作品、密かにロングランヒットしているということで、本日の映画サービスデーは気になっていた本作品をチョイス。客層は予想通りかなりアダルトでした。自分の席につくと、おば(ぁ)ちゃま2人が仲良く談笑の真っ最中。一瞬席を間違えたかと思いましたが、多分間違えたのはおばちゃまたちよ🙄悪びれることなく席をスライドするお2人のお喋りは、映画の予告編中終わりを見せない。映画本編を見る前に、日本のおばちゃまたちの元気の秘訣を知ることとなる。
エンドロールで「2023年に佐藤愛子先生が100歳を迎えられた」とでるやいなや、観客のおば(ぁ)ちゃまたちからは一斉にため息が漏れた。
「こうありたい。」「こんな風に生きられたら」という憧れにもにたザワメキとため息。これこそが、この映画が上映される意味なんたと思いました。
内容はご想像どおり、観れば元気をもらえる痛快エンターテイメント!細かいことにクヨクヨ悩んでる自分が馬鹿らしくなります。子ども2人を成人させた私ですら、ここではまだまだ若輩者。90歳、100歳にして現役で輝いて生きている人はそれだけで憧れます。
主演の草笛光子さん、90歳にしてスクリーンで今なお輝くそのお姿は、中高年の希望です。唐沢寿明さんも、歳をとられたんですね。トレンディドラマも良かったですが、悩める中高年役も素敵でした。途中お楽しみチョイ役キャストがスパイスになって楽しめます。オダギリジョーさん、LiLiCo、石田ひかりさん、清水ミチコさんなどなど。特に、タクシー運転手役の三谷幸喜さんは、ノリノリで思わず笑ってしまいます。
昨今の映画館では、空前のアニメブームもあり上映作品の半分にもせまる勢いで、アニメ作品のラインナップが増えています。それはそれで、時代なのかとも思いますが、本作品のようにおじちゃまおばちゃまが元気になれる作品がもっと増えるといいなぁと思いました。
問答無用で楽しめる作品ですので、頭を空っぽにしてご来場ください♪
2024年8月3日
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鑑賞方法:映画館
佐藤愛子さんは今年101歳になられたそうだ。元気に長生きしたいとはいっても、体や病気のこと、精神的なこと、家族のことなど、複合的な要素があって、問題がありつつも折り合いをつけて生きていけるか、なのかなと思った。歴代の犬がかわいくて、毎年の年賀状写真もユニークで、ちょっとユーモアを持ちつつ生きていけるといいのかなと思った。
2024年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
草笛光子、素晴らしいにつきますね!
本当にいつまでも現役で活躍してほしいものです。
本当に良い映画です。
2024年7月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ある意味理想的な90歳と思える。ご本人の発言は身体的な部分を含め本音なのでしょうが、それが不思議と面白く感じる。嫌みがなく、ストレートだからこそ気持ちいい。
前田監督は何故か三谷監督を役者として使うが、これも面白い。
こんな時代だからこそ、こういう映画で笑い飛ばすのが、極上のストレス解消と思います。
佐藤先生、草笛さん、どうか長生きしてください