わたしのかあさん 天使の詩
劇場公開日:2024年3月30日
解説
70歳で監督デビューした日本最高齢の女性映画監督・山田火砂子の長編10作目で、児童福祉文化賞を受賞した菊地澄子の児童文学「わたしの母さん」の映画化。障がいをもった両親と向き合いながら成長していく少女の葛藤や希望を描く。
障がい者特別支援施設の園長である山川高子はある日、母親の清子のことを本にしないかと声をかけられる。今でこそ福祉に従事する高子だが、かつては障がい者を疎ましく思い、憎んですらいたこともあった。実は高子は両親が知的障がい者で、そのことを恥じていた時期があったからだ。小学3年生の頃、子どものように騒がしくおどける母の清子を同級生に見られるのが嫌で、高子は授業参観のお知らせを隠していた。しかし、お知らせを見つけた清子は授業参観に来てしまい、高子は同級生に笑われてしまう。その後、両親が知的障がい者であることを知らされた高子は激しく動揺するが、そんな彼女の心を癒やしたのは、ほかでもない母・清子の娘を愛する気持ちだった。
寺島しのぶが母・清子役を務め、娘の高子役は成長後を常盤貴子、幼少期を大河ドラマ「鎌倉殿の13人」「光る君へ」、映画「母性」などで活躍する子役の落井実結子が演じた。また、きつ音を抱える父・高夫役の渡辺いっけいほか、高島礼子、船越英一郎、安達祐実、東ちづる、春風亭昇太ら実力派キャストが多数共演した。
2024年製作/114分/G/日本
配給:現代ぷろだくしょん
劇場公開日:2024年3月30日
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2024年6月28日
PCから投稿
高齢の監督だからなのか、セリフがあらゆる場面で説教くさく、つまらないセリフを錚々たる俳優陣に言わせるのが観ていて辛かったです。こんな作りでは若い世代は誰も観ません。
突然、ロシアとウクライナの戦争の話を取ってつけたように入れたり、価値観を押し付けるような場面が多く、見ている途中で寝てしまいました。
スポンサーがいない映画のため上映前にプロデューサーがカンパをお願いしていましたが、ただでさえ面白くない上に受付にいた男のスタッフの態度も悪くてそんな気にはサッパリなれず、無駄な時間を過ごしたと嫌な気持ちになって帰ってきました。
「これからも良い映画を作って行くのでカンパしてください」って仰っていましたが、良い映画かどうか決めるのは作り手ではなく観客です。自分で言うことではない。
2024年6月10日
iPhoneアプリから投稿
訴えたい事は割とすぐ伝わる。
それを錚々たる俳優陣が演じていながら、NHK教育でも見てるのかというぐらい説教くさく仕上げた作品という印象。しんみりするべきシーンでも「もう分かったよ。。」と食傷するような体感だった。
もしかしてと思ったら、案の定監督がご高齢の方のようで納得した。メッセージ自体は否定されるものではないが、あまりにひねりのない構成で退屈に感じた。
ただ、 俳優の演技はそれぞれに、この脚本や演出をなんとかする方向に向かっていたように思う。特に、落井実結子の演技力が素晴らしく、普通だったら凍死するようなシーンを何ヶ所か、その演技力をもって感動的なものにしていた。
2024年4月6日
iPhoneアプリから投稿
ストーリーはだいたい想像できるタイプの映画だけど、
細かいところまで丁寧に作られた感じがした
不意打ちに泣かせる台詞があって、
多分制作側の意図しないであろうところで、
三回くらい涙ぐんだ