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不知火海 : 作品情報 - 映画.com

不知火しらぬいかい

劇場げきじょう公開こうかい

解説かいせつ

前作ぜんさく水俣みなまた一揆いっき」からいちねんはんぶりで土本どもと典昭のりあき監督かんとく発表はっぴょうしたあいださんさんぶん長編ちょうへん記録きろく映画えいが。「水俣みなまた 患者かんじゃさんとその世界せかい以来いらいよん年間ねんかんにわたる土本どもと典昭のりあきあおりんしゃ水俣病みなまたびょうとのかかわりあいは、「不知火しらぬいかい」でひとつのサイクルをわったといえよう。土本どもと典昭のりあきとカメラマンの大津おおつ幸四郎こうしろうは、さかなともんでゆく不知火しらぬいかい漁民ぎょみんたちが、水俣病みなまたびょうになることがわかっていながらもうみ執着しゅうちゃくし、りょうをしてさかなべてゆかざるをえない--その姿すがたを、自分じぶんたちも有機ゆうき水銀すいぎん汚染おせんされた美味うまさかなべながら、淡々たんたんつづける。チッソからの補償ほしょうきん豪邸ごうていてたある患者かんじゃ一家いっかは、はたらよろこびをうばわれた毎日まいにちを、敗戦はいせん高度こうど経済けいざい成長せいちょう象徴しょうちょうである最新さいしんしき電気でんき器具きぐかこまれながら、むなしくごしている。とりわけ悲惨ひさんなのは胎児たいじせい水俣病みなまたびょう子供こどもたちである。子供こどもといっても、かれらはすでに青年せいねんぶべき肉体にくたいをもつようになってきている。ある少女しょうじょは、きながら医者いしゃあたまって自分じぶんのう手術しゅじゅつしてほしいとう。しかし、この映画えいがけっしてくらくはない。「不知火しらぬいかい」をえた大津おおつ幸四郎こうしろうつぎのようにかたっている。「わたしたちがいつのにか、ててしまった生活せいかつ記憶きおく人々ひとびとのやさしさと生活せいかつからにじみ音色ねいろ不知火しらぬいうみにはあふれている。水俣みなまたうみころされた。しかし、水銀すいぎんどくにじわじわとおかされながらも、不知火しらぬいうみきている。人々ひとびときている。水銀すいぎんどくおかされながら、必死ひっしこうとしている」。(16じゅうろくミリ)

1975ねん製作せいさく/153ふん日本にっぽん
配給はいきゅう:その
劇場げきじょう公開こうかい:1975ねん1がつ23にち

ストーリー

ほんさくはドキュメンタリーのためストーリーはありません。

全文ぜんぶんむ(ネタバレふく場合ばあいあり)

スタッフ・キャスト

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