ストーリー
男性たちが戦場に駆り出された、戦時下のイギリス。当時農地の人手不足解消のため、女性たちのボランティア労働が奨励された。そんな時代の中、政府が結成した農業促進婦人会、別名「ランドガールズ」に応募した3人の女性が田舎の農場に派遣された。婚約者と離ればなれになった名家の娘ステラ(キャサリン・マコーマック)、ケンブリッジ大学卒だがオクテのアグ(レイチェル・ワイズ)、労働者階級出身で情熱的なプルー(アンナ・フリエル)。3人はローレンス家の農場の一人息子ジョー(スティーブン・マッキントッシュ)と知り合う。アグはパーティーでカナダ人将校と恋に落ち、彼の帰還まで一人でいることを誓う。プルーは兵士と知り合ってすぐ結婚するが、間もなく彼は戦死してしまう。それぞれ婚約者のいるジョーとステラの二人だが、次第に心を惹かれあう。そして互いの心を確かめたステラは婚約解消をすべく農場を後にする。だが彼女の婚約者は両足切断の重傷を負っており、その後ステラがジョーの農場に戻ることはなかった。戦後。ジョーの父親の葬儀で再会する。アグは帰還した将校と結婚。プルーはかなり年上のくず鉄商と結婚、子供をもうけた。そしてステラとジョーはそれぞれ婚約者と結婚。変わらない二人の心と裏腹に、ステラの手はジョーの元から離れるのだった。
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