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レイジング・ブルネタバレなしのレビュー・感想・評価 - 映画.com

劇場げきじょう公開こうかい 1981ねん2がつ14にち

レイジング・ブルのレビュー・感想かんそう評価ひょうか

ぜん33けんちゅう、1~20けん表示ひょうじ

3.0素晴すばらしい作品さくひんなんですがね

2024ねん8がつ10日とおか
PCから投稿とうこう

はつ印象いんしょうはあまり面白おもしろくありませんでしたが、傑作けっさくごえたかいのでさい

たしかに主役しゅやくさんにん超絶ちょうぜつ演技えんぎ、スコセ先生せんせいならではの映像えいぞうセンス、メリハリのいた映像えいぞう展開てんかいはこび、陰影いんえい最大限さいだいげんかしたモノクロ撮影さつえい傑作けっさくばれる要素ようそそなえています。

がしかし、全体ぜんたいとしてつまらなくはありませんが、といって面白おもしろい、ともかんじません。
面白味おもしろみうすいが、完成かんせいはたかい純文学じゅんぶんがく傑作けっさくみたような作品さくひんです。

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越後屋

3.5病的びょうてき性格せいかく

2024ねん3がつ31にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:VOD

主人公しゅじんこうジェイクの前妻ぜんさいたいするたりをていて、2番目ばんめつまであるビッキーにたいしても同様どうよう行為こういおよぶだろうとおもっていたが、あんじょうだった。そしてビッキーにたいする束縛そくばくつよく、どこでなにをしていたか監視かんしをしないとまないという病的びょうてき性格せいかくせる。しまいにはおとうとまでうたが始末しまついままで他者たしゃ信頼しんらいしたことがいのだろう。だから暴力ぼうりょく他者たしゃさえつけたがる。つまにもおとうとにも見限みかぎられる根本こんぽんてき原因げんいんが、他者たしゃ信頼しんらいできないことにある。

ストーリーはボクシングの試合しあい家庭かていない不和ふわ問題もんだいかえされ、単調たんちょうすすむのでそこまで面白おもしろいとはかんじなかった。ジェイクをえんじたロバート・デ・ニーロのやくづくりは見事みごと。いついかしてなにをするかからないおとこ恐怖きょうふかんすことができていた。

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根岸 圭一

5.0デ・ニーロ・アプローチ・・・

2023ねん5がつ8にち
スマートフォンから投稿とうこう

かなしい

こわ

興奮こうふん

ふとったり、筋肉質きんにくしつになったり、かみいたり、いわゆるデニーロアプローチとばれるやくづくりが浸透しんとうしたのはこの作品さくひんからではないでしょうか。そういう意味いみでは革命かくめいてき作品さくひんですね。デニーロはこの作品さくひん演技えんぎ素晴すばらしすぎるがために指針ししんとなってしまい、作品さくひんでの演技えんぎ物足ものたりなくえるというか、なかなかオスカー獲得かくとくつながらない、こう不幸ふこうか・・・天才てんさいマーティン・スコセッシ監督かんとくえがくデニーロえんじるジェイクラモッタのんでる描写びょうしゃ容赦ようしゃないというか、なみだもなくえがいてますよね。人間にんげんとしてボクサーとしてのジェイク・ラモッタのつみばち物語ものがたり。こんなすごい人間にんげんドラマをせられたら、ぼうボクシング映画えいがのアメリカンドリームがやすっぽくえてしまう・・・

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活動写真愛好家

3.5ブロンクス少年しょうねん愚連隊ぐれんたい

2023ねん5がつ7にち
Androidアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:VOD

ブロンクス少年しょうねん愚連隊ぐれんたい

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ouosou

3.5ボクシングシーンの、 なぐられて、顔面がんめんれてるシーンなど...

2023ねん4がつ30にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:DVD/BD

ボクシングシーンの、
なぐられて、顔面がんめんれてるシーンなど迫力はくりょくあるが、
ボクシングシーンがメインではない。
ハードな練習れんしゅう風景ふうけい
減量げんりょうくるしみシーンもそんなにあるわけではなく、
主人公しゅじんこうのジェイク・ラモッタの
嫉妬しっとふかさなど、内面ないめん焦点しょうてんてた映画えいがになっている。
なので、
娯楽ごらく映画えいがとして期待きたいしてるのであれば、
ロッキーのほう面白おもしろいが、
ジェイクが栄光えいこうから転落てんらくし、
ショウパブにおちつくところまで、
ロバート・デ・ニーロの役者やくしゃたましいをとことんあじわえる映画えいがだ。
現役げんえきボクサーのころ出来上できあがった肉体にくたいから、
ボクシングやめたのち
だるんだるんの
たいこばら全部ぜんぶやくづくりでつくりげたのであれば
この努力どりょく半端はんぱない。
映画えいがとしては特別とくべつきではないが、
ロバート・デ・ニーロの役者やくしゃとしてのざま
役者やくしゃとはなんぞやを
がっちりれる映画えいが

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あとぅーし

3.5そんなに名作めいさくかなぁ

2022ねん11月12にち
iPhoneアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

そんなに名作めいさくかなぁ…?
がりのあつえるようなやつかとおもってたら全然ぜんぜんちがうんですね。事前じぜん概説がいせつ町山まちやまさんもってたけど。
きっとボクシングの勝利しょうりへの執着しゅうちゃくおなじように、つまへの嫉妬しっとしんはらうことが出来できず、そのためにほろぼす主人公しゅじんこう
ボクサーとしては魅力みりょくてきなんだろうが、一人ひとり人間にんげんとしては、ねぇ…
ていてからかったです…

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ぱんちょ

3.0んー…

2022ねん11月6にち
iPhoneアプリから投稿とうこう

ロバートデニーロがえんじたいと渇望かつぼうした映画えいが

んー、なんとも男性だんせいてき
暴力ぼうりょくてき退廃たいはいてき

まさにマーティンスコセッシの映画えいが
へんなところでみょうちょうまわしするのが
くせになるっちゃなる

リングとかしたたとか
素晴すばらしいシーンは多々たたあった

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JYARI

4.0リングじょうのタクシードライバー

2022ねん11月5にち
iPhoneアプリから投稿とうこう

だいぶまえにDVDでたけど、あらためて映画えいがかんたら、ボクシング映画えいがうより狂気きょうきかれたおとこ心理しんりドラマの印象いんしょうでした。つまおとうとにすら疑心暗鬼ぎしんあんきになり、試合しあいでは相手あいて徹底的てっていてきいためつける凶暴きょうぼうなプレイスタイルのボクサーである主人公しゅじんこう屈折くっせつした心理しんりが、モノクロ画面がめん不気味ぶきみえがかれています。観客かんきゃくしぶき試合しあいのバイオレンス描写びょうしゃすさまじいけど、監督かんとく脚本きゃくほんは『タクシードライバー』のコンビで納得なっとく。デニーロの体型たいけい改造かいぞう演技えんぎもあって、引退いんたいしてからはものちたような豹変ひょうへんぶりも、どこか薄気味悪うすきみわるさがあります。役者やくしゃではデニーロの演技えんぎうにおよばずだけど、意外いがい目立めだっていたのはジョー・ペシで、つきからしてこわかったです。キャシー・モリアーティの妖艶ようえんさもすごいけど、15さい少女しょうじょやく無理むりでは?

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シネマディクト

3.5ボクシングの壮絶そうぜつたたかいのさき

2022ねん11月3にち
iPhoneアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

ける

興奮こうふん

スコセッシはなぐられるほうだったが、カトリックの神父しんぷたすけられて、本当ほんとう神父しんぷになりたかったという。
そんな人間にんげんごうみたいなものをぼくしの壮絶そうぜつ演出えんしゅつさきせるのはとてもうまい。
自分じぶんをバカと場面ばめんは、みずかかえりみてしんのこるものがあった。

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morick

4.0ストーリーよりも

2022ねん10がつ26にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:VOD

デニーロさんの体型たいけい激変げきへんってててもやっぱりスゲー!
実話じつわベースだからなるほどって勉強べんきょうみたいに鑑賞かんしょう
モノクロなのがなんか残念ざんねん
カラーでいいのでは?
それにしてもデニーロさんの演技えんぎかったわ!

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けはえ

3.0栄光えいこう挫折ざせつ

2022ねん10がつ25にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

実在じつざいのボクサー・ジェイク・ラモッタの自伝じでんもと半生はんせいえがいた名作めいさく。モノクロ作品さくひんとして制作せいさくした監督かんとく意気込いきごみがつたわってくる。人間にんげんよわさをえがいていて栄光えいこうつかるのは本当ほんとう大変たいへんだがころちるのは簡単かんたん一時いちじてきのゆるみから転落てんらくしてしまう典型てんけいてき事例じれいでしょうか。
午前ごぜんじゅう映画えいがさいにて鑑賞かんしょう
2022-192

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隣組

4.0はじまりのシーン

Mさん
2022ねん10がつ23にち
Androidアプリから投稿とうこう

がかっこいい。
ロバート・デ・ニーロがシャドーボクシングをしているのだけれど、音楽おんがくとのちぐはぐさ(?)がみょうしんのこり、かっこいい、というかうつくしい!
ひとつの映画えいがで、こんなにやせたりふとったりするのは、あらためて役者やくしゃ(デ・ニーロ)の執念しゅうねんかんじた。
たかった映画えいががやっとれた。

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M

2.5作品さくひん

2022ねん10がつ21にち
スマートフォンから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

興奮こうふん

つみはない。迫力はくりょくすごかった。しかし、上映じょうえいぜん企画きかくかんがえたのはだれですか!本当ほんとうなんじゅうねんかぶりに退席たいせきしました。

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トミー

4.0おとこのドリームとジェラシーをモノクロ映像えいぞうとマスカーニの音楽おんがく抒情じょじょうしたスコセッシ監督かんとく映像えいぞう

2022ねん6がつ10日とおか
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:CS/BS/ケーブル、映画えいがかん

マーティン・スコシージが演出えんしゅつした、破滅はめつがたボクサーのれのての映像えいぞう。ロバート・デ・ニーロの役者やくしゃたましいがストレートにかんじられるたたかおとこあつさと敗北はいぼく無様ぶざま姿すがた強烈きょうれつである。この演出えんしゅつ演技えんぎひとつにって見事みごと映画えいがとなる。えがかれたものはおとこ敗北はいぼく、それもきながらえて人生じんせいけたおとこ挑戦ちょうせんしゃのむきしのざま。ここには今日きょう社会しゃかいせいとは無縁むえんの、勝負しょうぶかかわおとこせいがあるだけ。「アリスのこい」が自立じりつしてきて女性じょせい困難こんなんさをえがいたのにたいして、この作品さくひん本能ほんのうだけできて男性だんせい孤独こどく見詰みつめたおとこのための映画えいがだった。物語ものがたり非常ひじょうにシンプルで、モノクロ映像えいぞううつくしさが際立きわだち、マスカーニの『カヴァレリア・ルスティーカ』の間奏かんそうきょく渾然一体こんぜんいったいとした演出えんしゅつ素晴すばらしい。この叙情じょじょうてききょくが、ボクサーを主人公しゅじんこうにしたドラマのメインテーマきょくとしてかされている。
ドラマツルギーとうより、ジェイク・ラモッタのたスローモーションの残像ざんぞう音楽おんがく抒情じょじょうされた、おとこのドリームとジェラシー。

  1981ねん 2がつ18にち  日比谷ひびや映画えいが劇場げきじょう

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Gustav

0.5なきゃかった

2021ねん10がつ9にち
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映画えいががと意味いみでなくこんな狂人きょうじん,からずむかし自分じぶんいえにいた
おもしちゃった

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だーすべいかー

4.5 栄光えいこうやサクセス・ストーリーとはかけはなれた転落てんらく人生じんせい焦点しょうてんてたちから...

2021ねん8がつ9にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:CS/BS/ケーブル

 栄光えいこうやサクセス・ストーリーとはかけはなれた転落てんらく人生じんせい焦点しょうてんてた力作りきさくだ。『ロッキー』がアカデミーしょうったことにたいするアンチテーゼの意味いみめてあるようながしてならない。

 結局けっきょくオスカーでは、作品さくひんしょう監督かんとくしょうはとれなかったもののジェイク・ラモッタの半生はんせい以外いがいにロバート・デ・ニーロ自身じしん半生はんせいをも反映はんえいしたかのように、かれ映画えいがになっているようなつくりだ。どんどんくだはらみにくてくる映像えいぞう役者やくしゃたましいかんじるし、かれにしか出来できない役柄やくがらだったのではないだろうか。疑心暗鬼ぎしんあんきにかられるジェイク、嫉妬しっとくるうジェイク、人生じんせいててコメディアンとしてきるジェイク、人生じんせい勝者しょうしゃなんてなかまれてこないんだなぁ、としみじみおもう。

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kossy

3.0レイジングブル

2020ねん10がつ17にち
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デニーロの演技えんぎってるような作品さくひん

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alextm

4.0【1940年代ねんだい実在じつざいのボクサー”ブロンクスの野牛やぎゅう”ジェイク・ラモッタの絶頂ぜっちょうから、みにくふと零落れいらくしていく姿すがたを、ロバート・デ・ニーロが”デ・ニーロアプローチ”を炸裂さくれつさせてえんじた作品さくひんである。】

2020ねん10がつ9にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、VOD

かなしい

こわ

興奮こうふん

ー この作品さくひんは、なんねんかけて製作せいさくしたのだろう・・とおもわせるほどの、ロバート・デ・ニーロの1940年代ねんだいにミドルきゅうボクサー(ときにチャンピオン)をえんじたときの、まった体型たいけいと、わずか20すうねんはらた、みにくふとった姿すがたのギャップにおどろかされる・・。
  つ、いまさくまえの「タクシー・ドライバー」のロバート・デ・ニーロのととのった顔立かおだちとはちがい、はなかたち鷲鼻わしばなになっており、あれはメーキャップだよな、まさか整形せいけいしていないよな・・、とおもった作品さくひんでもある。-

印象いんしょうてきこと

 ・ジェイク・ラモッタ(ロバート・デ・ニーロ)が、ミドルきゅうボクサーとして活躍かつやくしていた時代じだいの、最大さいだいのライバル、シュガーとの3せんふくめたボクシングせんえがかた
ー 迫力はくりょく十分じゅうぶんであり、いまさくのボクシング映画えいが影響えいきょうあたえたとおもわれるアングルは見事みごとである。
 多数たすう試合しあいを2あいだきょうしゃくなかえがいているところも、たくみい。-

 ・ラモッタの病的びょうてきな2番目ばんめつまになった最初さいしょったさいには15さいだった少女しょうじょビッキーへの執着心しゅうちゃくしん猜疑心さいぎしん
 それは、おとうとかれのマネージャーをつとめていたジョーイ(ジョー・ペシ)にもおよぶ。
ー なり、常軌じょうきいっした人物じんぶつであったらしいが、ロバート・デ・ニーロが見事みごとにその狂気きょうきせいびた人物じんぶつえんじている。ー

 ・宿敵しゅくてきのシュガーにやぶれたのちかれは”ジェイク・ラモッタのみせ”というバーをひらくが、その時点じてんでのかれ風貌ふうぼう見事みごと太鼓腹たいこばらであり、かおはパンパンで、”どう一人物いちじんぶつか?”とおもってしまうほどのわりようである。

<”デ・ニーロ・アプローチ”と言葉ことば象徴しょうちょうする作品さくひん
 かれは、いったいこん作製さくせい作中さくちゅうなんキロ体重たいじゅう増減ぞうげんさせたのだろう・・。
 いまさく影響えいきょうけ、デ・ニーロ・アプローチをれた俳優はいゆう多数たすうた、先駆せんくてき作品さくひんでもある。>

<いつか、わすれたがDVDにて鑑賞かんしょう。>

<2022ねんがつ24にち べつ媒体ばいたいにてさい鑑賞かんしょう

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共感きょうかんした! 10けん
NOBU

3.5ロバートデニーロ熱演ねつえん

2020ねん10がつ5にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:CS/BS/ケーブル

1941ねん、ロバートデニーロふんするミドルきゅうジェイクラモッタは、ったとおもった試合しあいはじめてけた。観客かんきゃく八百長やおちょうだとさけれた。ジェイクはイラついていた。プールでったキャシーモリアーティふんする15さいのビッキーにいやされていた。1947ねん、ジェイクとたたか相手あいてはなかなかいなかった。ビッキーは20さいになったが、ジェイクはあま相手あいてをしないのでおとこあさりをはじめた。試合しあいもうまくめないでいた。ひとりよがりで、まわりからも批判ひはんされていた。タイトルせん出来できようにはなったが、ける八百長やおちょういられた。ジェイクはくやしくていた。1949ねん、ジェイクはミドルきゅうタイトルマッチでっていた。ジェイクは、ビッキーについて異常いじょうきもちをいた。その試合しあいで、ジェイクはダウンはしなかったがタイトルをうしなった。1956ねん、ジェイクは引退いんたいし、クラブをって満足まんぞくしたとった。ロバートデニーロは熱演ねつえんでアカデミーしょう獲得かくとくしているが、これほど精神せいしんてきにローハイのある性格せいかくだったとは世界せかいチャンピオンもらくじゃないね。

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重

3.5栄光えいこう転落てんらく

2020ねん8がつ31にち
iPhoneアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:VOD

スコセッシ監督かんとく作品さくひんなかでは、グッドフェローズやウルフオブウォールストリート、最近さいきんではアイリッシュマンとうどうじ、あるおとこ栄光えいこう転落てんらくえがいた作品さくひん
そして、デニーロ、ペシ、スコセッシの黄金おうごんトリオが誕生たんじょうした作品さくひんでもある。

でも作品さくひんくらべて案外あんがい淡白たんぱく、のしがっていく過程かてい痛快つうかいさなんてものはない。むし主人公しゅじんこうへの不快ふかいかんす。なんといっても猜疑心さいぎしんつよすぎる、暴力ぼうりょくてき破滅はめつっているのがうまでもなくかる。
退屈たいくつだなとかんじたし、もっとボクサー時代じだいがるあつ展開てんかいがあればなぁとおもったけど、それだと作品さくひんわんないってことなんかな?

栄光えいこうにした人間にんげん引退いんたいたよれるひともいない状態じょうたいあわれみをかんじた。八百長やおちょうしたときもそうだが、かえしのつかないことをしてちぶれて、はじめて自分じぶんがどうすべきだったのかづくのが人間にんげんなんだよなとラストでおもった。

現役げんえき時代じだいあんなにまっていたのに、引退いんたい肥満ひまん体型たいけい表現ひょうげんするために27Kg増量ぞうりょうしていどんだロバートデニーロの狂気きょうきてきやくづくりに脱帽だつぼうする。特殊とくしゅメイクやCGでええやんとかおもうけど、作品さくひん面白おもしろさには役者やくしゃ演技えんぎりょくはもちろん熱意ねついおもいも大事だいじなんだなとあらためておもわされる。今後こんごやくづくりで体重たいじゅう大幅おおはば増減ぞうげんをするひとつづけるんだろうな。

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いたかわ