モノクロームの少女しょうじょ

元々もともとはお気きに入いりの俳優はいゆうを目当めあてに観かんに行いったのですが、美うつくしい新潟にいがたの自然しぜん描写びょうしゃの素晴すばらしさに圧倒あっとうされ、純粋じゅんすいな主人公しゅじんこうたちが静しずかな流ながれの中なかに清々すがすがしい物語ものがたりを紡つむいでいます。今いまの若者わかもの像ぞうとかけ離はなれているかもしれませんが、誰だれもが本来ほんらい持もっている純粋じゅんすいな気持きもちを忘わすれてはいけないのだと思おもい返かえさせてくれる作品さくひんです。こういうシンプルなのにじっくり見みせる映画えいがは今いまどき貴重きちょうなのではないかと考かんがえてしまいました。

とても叙情じょじょう感かん溢あふれる作品さくひん。まず、新潟にいがたの風景ふうけいがとても美うつくしい。スローテンポだが、決けっして飽あきさせずにシーンとシーンの間あいだが何なにかを物語ものがたっているように情感じょうかんが籠こもっている。
テーマとなっている強つよい思おもいに勇気ゆうきづけられ、観みた後のちに清々すがすがしくなる作品さくひん。