17歳さいの肖像しょうぞう

高畑たかはた淳子じゅんこさんが校長こうちょうの高校こうこうでいしだあゆみさんのクラスの雅みやび山やまの娘むすめのトランデル直美なおみさんが西田にしだ敏行としゆきさんと付つき合あう話はなしが続つづくだけの真水まみずみたいなラブストーリーかと思おもいきや、後半こうはん急きゅう展開てんかいして、ラストもクールでイギリス映画えいがもなかなかようやりおる、という感想かんそうで、オスカー候補こうほもうなずけます。

直美なおみさんはさすがのオスカー候補こうほの演技えんぎ力りょく、特とくに表情ひょうじょうの微妙びみょうな変化へんかが絶妙ぜつみょうで、日本にっぽんなら即そく朝あさドラヒロインきまりですね。

2022年ねん10月がつ29日にち
映画えいが #17歳さいの肖像しょうぞう (2009年ねん)鑑賞かんしょう

#キャリー・マリガン 可愛かわいすぎる。この時とき既すでに23歳さい前後ぜんこうだろうけど、高校生こうこうせいにしか見みえない。こんな子こがクラスメイトだったら、学校がっこう生活せいかつも楽たのしいよな。
しかし、こんなおっさんに惹ひかれるものかな？嫉妬しっと？いえいえ

もう37歳さいなのか。でも今いまでも可愛かわいいな。

ー　1961年ねんのロンドン。
　　16歳さいのジェニー（キャリー・マリガン）は、本心ほんしんではパリに憧あこがれながらも、オックスフォード大学だいがくを目指めざして勉強べんきょうに明あけ暮くれる味気あじけない生活せいかつを送おくっていた。
　そんなある日ひ、彼女かのじょは倍ばい以上いじょうも年としの離はなれたデイヴィッド（ピーター・サースガード）に心しん奪うばわれ、彼かれの導みちびく大人おとなの世界せかいに魅了みりょうされていくが…。ー

◆感想かんそう

　・キャリー・マリガンを最初さいしょに劇場げきじょうで観みたのは、「華麗かれいなるギャッツビー」であった。幼おさなき顔立かおだちながら、品性ひんせい溢あふれる姿すがたに魅了みりょうされたモノである。

　・その後ご、配信はいしんで「ドライヴ」を見みて、前後ぜんごして劇場げきじょうで「ワイルド・ライフ」を鑑賞かんしょうし、今年ことし、彼女かのじょの代表だいひょう作さくになるであろうと思おもった程ほどの素晴すばらしき作品さくひん「プロミシング・ヤング・ウーマン」を鑑賞かんしょうし、この年齢ねんれいを感かんじさせない稀有けうな女優じょゆうさんの素晴すばらしさを、再さい認識にんしきした。

　・今いま作さくは、彼女かのじょの実質じっしつ的てきデビュー作さくであるが、豪華ごうか共演きょうえん陣じん（ロザムンド・パイク、エマ・トンプソン、サリー・ホーキンス）と言いう、現代げんだいでも超ちょう一いち級きゅうの女優じょゆうさんを従したがえて、１７歳さいの迷まよえる女性じょせいを好演こうえんしている。

＜信頼しんらいしていた男おとこ、デイヴィッドには、実じつは妻つま（サリー・ホーキンス：幸こう薄うすい女性じょせいを演えんじさせたらNo1である。）が居おり、高校こうこう生活せいかつも窮地きゅうちに立たった秀才しゅうさいジェニーが起死回生きしかいせいのオックスフォおっくすふぉード大学どだいがく、英えい文学部ぶんがくぶ合格ごうかく通知つうちを得えた時ときの表情ひょうじょう。
　物語ものがたりとしてはやや粗あらいが（と言いうか、権威けんいに弱よわい、普段ふだんは厳いかめしきお父とうさん、駄目だめすぎでしょう！同性どうせいとしてキツク注意ちゅういしますよ！）、惑まどう姿すがたを好演こうえんした若わかきキャリー・マリガンの姿すがたと、未来みらいが開あけたラストを持もって評点ひょうてんとした作品さくひんである。＞