魔法使まほうつかいの弟子でしのレビュー・感想かんそう・評価ひょうか

　10歳さいの頃ころに最初さいしょに遭遇そうぐうした魔法使まほうつかい。そりゃトラウマにもなるだろうし、オタクな青年せいねんにもなっちまうわな。最近さいきんのハリウッドにはこうしたナヨナヨした主人公しゅじんこうキャラが不可欠ふかけつ要素ようそなんだろうかとも思おもってしまう。その反面はんめん、ヒロインのテリーサ・パーマーはなかなかいい。アメリカ青春せいしゅん映画えいががよく似合にあってる。

　世界せかいを守まもることと個人こじん的てき恋愛れんあい。そして魔法まほうと科学かがくという対照たいしょう的てきなもので描えがいているけど、最後さいごにバルサザールが生いき返かえるってのが定番ていばんすぎてつまんない。

一人ひとりで勝手かってに「ニコケイ強化きょうか月間げっかん」の第だい十じゅう回かいは「魔法使まほうつかいの弟子でし」です。魔法まほうの描写びょうしゃとか普通ふつうに楽たのしめる作品さくひんなのですが、ニコケイ的てきには頑張がんばってないですね。髪かみは妙みょうに長ながくもっさりしてますが、演技えんぎはあっさりです。

何なんというか全体ぜんたい的てきにあっさりしてるんですよね。主人公しゅじんこうも割さかしあっさり魔法まほう使つかえるようになるし、ラスボス倒たおすのも結構けっこうあっさり。冒頭ぼうとうは主人公しゅじんこうの子供こども時代じだいから始はじまるのですが、何なになら子供こどものままストーリーを作つくったが面白おもしろくなったのではないでしょうか？なんて考かんがえてしまうほど主人公しゅじんこうがパッとしない。演えんじたジェイ・バルチェルのその後ごのキャリアもパッとしないですね。製作せいさくがあのジェリー・ブラッカイマーなのに何故なぜこうなった？「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」の魔法使まほうつかい版ばんを狙ねらって見事みごとに外はずした印象いんしょうです。

そんなこんなで一人ひとりで勝手かってに「ニコケイ強化きょうか月間げっかん」という事ことで１ヶ月かげつで10本ほんのニコケイ出演しゅつえん作さくを観みたのですが、基本きほん眉間みけんにシワを寄よせた演技えんぎで大半たいはんの作品さくひんをこなし、たまに演技えんぎ力りょく爆発ばくはつさせてる印象いんしょうでした。「ここ10年ねんの作品さくひん」と縛しばりを作つくって観みていたのですが、それでも2008年ねんから2018年ねんまでで脇役わきやく合あわせれば31本ほんも出演しゅつえんしているので、10本ほん観みてもまだ３分ぶんの１にもなりません。どんだけ出演しゅつえんしとるねん！

そして、なかなかB級きゅうが多おおかったです。もうこうなればB級きゅう俳優はいゆうを極きわめていってもらいたいものです。後こう２、３年ねんで引退いんたいなんて言いわずに！ニコケイ・フォーエバー！！

現代げんだい版ばん、大人おとなの憧あこがれる魔法使まほうつかいいっ！
内容ないようはよーくあるちょっとベタな感かんじも
するストーリーですが
あぁ、こんな物ぶつがあったら
あぁ、こんな事ごとがおこったら
なんて大だいの大人おとながワクワクしながら
見みちゃいますね^_^

映画えいが「魔法使まほうつかいの子こ」（ジョン・タートルトーブ監督かんとく）から。
ディズニー映画えいがらしい、と言いうと語弊ごへいがあるかもしれないが、
「アクション・ファンタジー」というジャンルに慣なれるまで、
ちょっと戸惑とまどった、というのが本音ほんねである。
さて、そんな中なかでメモしたのは、魔法使まほうつかいの定義ていぎ。
今いままでにも多おおくの映画えいがで魔法使まほうつかいが登場とうじょうし、
それぞれの定義ていぎをしてきたが、今回こんかいもその1つ。
「人ひとは脳のうの10％しか使つかわない。」を呟つぶやいた後のち、
「魔法使まほうつかいには、脳のうを100％使つかう能力のうりょくが備そなわっている」。
なるほど、これまた面白おもしろい定義ていぎだとメモをした。
脳のうのフル活用かつようや限界げんかいがなくなるというテーマは、
映画えいがの題材だいざいにはぴったりなのだろうか、
最近さいきんでも映画えいが「リミットレス」がそんな作品さくひんだった。
人間にんげんは脳のうをほとんど活用かつようしていない、だからこそ、
ほんの1%でも今いま以上いじょうに活用かつようすることが求もとめられる。
主演しゅえんのニコラス・ケイジは、魔法使まほうつかいの中なかで、
自分じぶんは「第だい777階かい級きゅうの魔法使まほうつかい」と言いい切きったシーン。
よくわからないまま、メモしてしまった。
一体いったい、いくつの階級かいきゅうがあるのだろうか、
そんなことが気きになってしまう、へそ曲まがりの私わたしである。

結構けっこう面白おもしろかったけど何なにか物足ものたりなかったです。
最後さいごの終おわり方かた的てきにまだ続つづきがある感かんじだったので、余裕よゆうがあれば見みたいと思おもいます。

パーシー。ジャクソンと・・・と同おなじ路線ろせんでいきなり普通ふつうの学生がくせいが悪あくとの戦たたかいに巻まき込こまれる、ストーリー。全すべて1000年ねん前まえの戦たたかいも現在げんざいバージョン。この映画えいがも同おなじでクラッシックカーがスーパーカーになったり、悪あくの魔法使まほうつかいの弟子でしが現実げんじつの世界せかいでのマジシャンだったり魔法まほう陣じんもアンテナ使つかって張はっちゃいます。ディズニーが作つくっただけあって過激かげきなシーンはなし。安心あんしんして家族かぞくで観みれるお勧すすめの映画えいがです。魔法まほうの様ようをＣＧ使つかってできるようになってなるほどの映像えいぞうです。プラズマも火炎かえんも本当ほんとうにリアルです。ストーリーも中なかだるみせず、詰つめ込こみすぎずいい感かんじでエンディングまで全すべてＧｏｏdｄです。美人びじんの彼女かのじょが物理ぶつりオタクに惚ほれるところは？ですがまあご愛敬あいきょうでしょう。魔法まほうがつかえたらなんて、夢見ゆめみる歳としではないがハリーポッターの初期しょきの様ような楽たのしさがあり、最さい終章しゅうしょうに向むけてよりシリアスな路線ろせんになってきたハリー・・より肩かたの力ちからを抜ぬいて観みれる作品さくひん。

さすがディズニー、安心あんしんしてハラハラみてられました（笑）だって悪あくは倒たおれるし、善ぜんは勝かてるんです♪それがディズニー♪♪
サイレントヒルの悪役あくやくさんがまた悪役あくやく魔女まじょでしたね｡

なんといってもニコラスケイジだと思おもいます。長髪ちょうはつのイメージが無なかったので、最初さいしょは誰だれか気きづかなかったくらいです。ストーリーはシンプルかなと思おもいましたが。

予告編よこくへんでも流ながれてたけど、まずはあのファンタジアの再現さいげんシーンに感動かんどう！！
小ちいさいころにディズニーよく見みてて(ドナルドの三角形さんかっけいのとか！アバウトだけどｗｗ)本当ほんとうに感動かんどうしました♪

師匠ししょうに怒おこられるところでもっと激はげしくして欲ほしかった気きもするけどｗ

鏡かがみのネタはよかったと思おもうけど…カーチェイスかぁ…魔法使まほうつかいなのに？？目立めだっちゃダメってあんなに言いってたのに？？

弱腰よわごしな主人公しゅじんこうで、でも選えらばれた子こで、学園がくえんのアイドル的てきな美人びじんに思おもいを寄よせてて…まぁよくある設定せっていで話はなしの進すすみ方かたも単純たんじゅん。
けど、パーシージャクソンと違ちがって笑わらえるところが多おおかったかな。つっこみたくなるところもあったし、それに舞台ぶたいをNYに絞しぼって正解せいかい！！これでドラゴンとか出でてきて、国くに中ちゅう飛とび回まわってたらエラゴンの二にの舞まいだし。
完全かんぜんにダイジェスト映画えいがになってたと思おもいます…

それから終おわり方かた！！
あの帽子ぼうしが出でてきたことには感動かんどうだけど、続編ぞくへんやるき満々まんまん的てきな？どうなんでしょう？

もし続編ぞくへん作つくるなら、くれぐれも遺跡いせき壊こわしまくるトレジャーハンターはやめてくださいｗｗｗ

近年きんねん多おおい、ヘタレ奮闘ふんとう記き。
親したしみやすいヒーローづくりを目指めざしているのか？
デキは文字通もじどおりの【娯楽ごらく作品さくひん】で、
その役割やくわりをきっちり果はたしていると思おもう。

魔法まほう戦争せんそうだけでなく、ツッコミどころが満載まんさいなので楽たのしい。
まずは、相変あいかわらずお美うつくしいモニカ・ベルッチが引びきで映うつった時ときに、
「アンタの体型たいけいがまんま”入いれ子こ人形にんぎょう”じゃん！」。

次つぎに、デイヴがベッキーとのデートをバルサザールに止とめられた時とき、
「僕ぼくは彼女かのじょとの再会さいかいを１０年ねん待まってたんだよ！」と言いったのに対たいして、
思おもわずバルサザールの立場たちばから、
「こちとらお前まえとの再会さいかいを１０００年ねん待まっとったんじゃい！」。

空そら飛とんじゃ目立めだつからって、魔法使まほうつかいがカーチェイス。
・・・って！他たに方法ほうほうあろーものよの？
既すでに散々さんざん目立めだってますしねアナタ方かた。

魔法まほう戦争せんそうがあんなにも早はやく終結しゅうけつするなら、
ちょっとくらいデートを我慢がまんして魔法まほうの会得えとくに集中しゅうちゅうしても
よかったんじゃないの？と思おもわんでもないが、
＜潜在せんざい能力のうりょくさえあれば結局けっきょく修行しゅぎょうよりなにより火事場かじばの馬鹿力ばかぢからかよ！＞
というのが最大さいだいのツッコミかも。
未熟みじゅくな部分ぶぶんを科学かがくで補おぎなうあたり、ちょっと洒落しゃれてる。
しかも世界せかいを救すくうスイッチオンはモップの役目やくめときた。
モップ、グッジョブ！

「デペッシュ・モード？」に笑わらったあなたは80'sファン。

なんかこういうの、つい最近さいきんも観みたような…と考かんがえ、
あ！パーシージャクソンか^^;と思おもい出だした。
選えらばれし者しゃが普通ふつうの青年せいねん。っていうところかしら。
ぶらっかいまー印しるしのド派手はでな魔法まほう合戦かっせん(もあるんだけど)
だけを期待きたいしていたら、意外いがいにカーチェイスなんかもあり
新旧しんきゅうで？楽たのしめるつくりになっている。

増毛ましけしたり、カツラかぶったりで、忙いそがしいニコラス師匠ししょう。
今回こんかいはまぁ小汚こぎたないロン毛げとロングコートという出いで立たちで
現代げんだいのニューヨークに舞まい降おり(汗あせ)気弱きよわな物理ぶつりオタク青年せいねん
(出逢であいは少年しょうねん時代じだい)を真しんの後継こうけい者しゃだと見定みさだめる。
で、その主人公しゅじんこうとなる弟子でし役やくのＪ･バルシェルって…
あ、ヒックとドラゴンでヒックの声こえやったヒトなんだ～。
(とはいえ吹ふき替かえ版ばんしか観みていないので聞きいてない)
なんかつまり、こういう役やく^^;が向むいているタイプなのね。

物語ものがたりのベースはあの名作めいさく｢ファンタジア｣からの一いち編へん、
となれば当然とうぜんあのシーン(お掃除そうじ)が挿入そうにゅうされてたりする。
面白おもしろいと思おもうかどうかは人ひとそれぞれ…？かなと思おもうが、
あまり頭あたまを使つかわないで済すむ^^;派手はでで軽快けいかいな映像えいぞう場面ばめんの
おかげで、最初さいしょから最後さいごまでスピード感かんがあり楽たのしめる。

テスラコイルを使つかった音楽おんがくライブ♪もなかなか楽たのしめたし、
単純たんじゅんな物語ものがたりに深ふかみを与あたえようとしない構成こうせいは(誉ほめてます)
ぶらっかいまー印しるしとして今回こんかいも見事みごとに功こうを奏そうしている。
なので…Ａ･モリナやＭ･ベルッチの演技えんぎなどと合あわせて、
かめはめ派はパワーに笑わらいながら圧倒あっとうされてしまいましょう。
(ホント似にてるし～)

それにしても現代げんだいにこんな魔法使まほうつかいがいたら怖こわい？けど
今いま作さくでも楽たのしい魔法まほうというより、魔法使まほうつかい同士どうしの闘たたかいが
メインなこともあり、あまり遊あそんでいない^^;
派手はでな割わりに少すくない登場とうじょう人数にんずうで驚愕きょうがくの闘たたかいを繰くり返かえすので、
不思議ふしぎ感覚かんかくがずーっと付ついてまわる。あ、これぞ魔法まほう？^^;

(今度こんどニックとドラゴンなんてやってみれば？ニコラス師匠ししょう)

楽たのしかった！
娯楽ごらく作品さくひんばんざい、ハッピーエンドばんざいな私わたしにはピッタリ。

プラズマ波は、出でないかなー私わたしも。
魔法使まほうつかいはオールマイティーやな。

映画えいが館かん出でて、最初さいしょの感想かんそうがコレでした。
派手はでだし、わかりやすいし。

映画えいがが始はじまって数すう分ふんは、ずいぶん説明せつめいのある映画えいがだなぁと思おもったけど、
難むずかしいことは何なにもない、楽たのしめる夏休なつやすみの映画えいがでした。