天地明察
劇場公開日:2012年9月15日
解説
2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の小説を、「おくりびと」の滝田洋二郎監督が映画化。20年以上の歳月をかけて日本独自の太陰暦を作り上げていく天文暦学者・渋川春海の姿を描く。江戸時代前期、碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年・安井算哲(後の渋川春海)は、4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之に目をかけられる。その頃の日本では、800年にわたり使われてきた中国の暦にずれが生じはじめており、算哲は保科から新たな暦を生み出すという一大計画の責任者に任命される。主演は「V6」の岡田准一。算哲の妻となるえん役に宮崎あおい。その他、中井貴一、松本幸四郎らが共演。
2012年製作/141分/G/日本
配給:角川映画、松竹
劇場公開日:2012年9月15日
スタッフ・キャスト
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受賞歴
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2024年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
小説版と違う賛否があるけれど、最低でも半日かけて読む小説でも漫画でも、二三時間の作品にするのだから何に着目して映画版を作っているのか、という視点で見るべき。本作はエンターティメントとして、日本の暦を作り直す主人公と周りの協力する群像、主人公と伴侶のいい関係と細やかな愛情を中心に素直によくまとめたと思う。
キャストは超ベテランや実力派で脇を固め見事に調和していて隙がない感じ。宮崎あおいさんは東京メトロのCMで着目して以来ぐんぐんとステップアップ。この作品でも、不慣れな主人公に刀を差してあげる前半のシーンが気に入っていて、その後の展開を予感させ記憶に残る。事実とも重なり何とも微笑ましいいいシーンだ。
残念なのはふたつ。主人公の立場とかステータスが説明不足。お目見えで碁を指すし、藩主から命を受けたり、副将軍ともため口だけど、その格や生活は感じらえない。何様って感じ。関和算との関係や暦作成のプロセスの説明があまりに雑なので結局わからずじまい。解決するのは原作かな。
2024年3月16日
iPhoneアプリから投稿
原作の小説も読んでました。
面白いですね。
和算がどういう物かは詳しくはわからないですが、それを感じさせない面白さです。
2023年12月31日
PCから投稿
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江戸時代に暦が古くなり、毎年少しずつ時間がズレて来た。
岡田が中国の暦を研究し、真の意味で正しい暦を導き出す。
でも保守的な公家の影響で、天皇はそれを却下。
しかし岡田は天下の人々の前で日食を予測する。
公家は、その通りにならなければ腹を切れと言う。
予定の日時に日食が起こらず、切腹しようとしたら、日食起こる。
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歴史をもとにした作品らしい。
結構長いし、結末が読めるし、あんまりおもしろくなかった。
そういやこの映画が原因であおいが離婚したな、くらいの感想。
2023年9月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
國學院大學博物館で「土御門家が観た宇宙- 江戸時代の天文観測」という企画展をやっていて、それを観た後ずっと探していてやっと観られた。
完全理系くんでもわからんらしいので、私などは雰囲気感じる程度ですが、それでも当時の色々がわかって面白かったし、ドラマ部分もしっかりしていたので見応えあった。
おすすめ!