ストーリー
闘犬リン・ティン・ティンは進行中の急行列車から箱入りのまま川中に落ちた。河中には多くのワニが棲息していて一呑みされそうとしたが、村の若きドナルド・カッスに救われた。ドナルドにはメイ・バートンという牧師の娘恋人が居た。ある金持ちの恋人が娘の父の教会に大金を寄付し、その金をドナルドが保管中、婦人は殺され、ドナルドの手中から大金が紛失した。ジャムバー・ナイルスはドナルドにこの金を要求し、彼を苦しめたがリン・ティン・ティンは主人を救った。ドナルドがカックー・ナイルスの放った数十の猛犬に取り巻かれて危険に陥った時、勇敢にも再び主人を救ったのは、リン・ティン・ティンであった。かくて殺人犯はジャムバーであることが判明し、ドナルドとは幸福な生活に入ることに成った。
全文を読む(ネタバレを含む場合あり)