僕ぼくの妻つまのすべて

大切たいせつだね

大だい恋愛れんあいの末すえに結婚けっこんした彼女かのじょは愚痴ぐちばかり騒さわぎ立たてるヒステリー女おんなだった。
この彼女かのじょと別わかれたい彼氏かれしはある男おとこに依頼いらいして彼女かのじょを誘惑ゆうわくさせて離婚りこんしようとするのだが…。
彼女かのじょと出会であって結婚けっこんするまでこんなうるさい女おんなとは気きがつかなかった…付つき合あっていたらそんなの気付きづくはず…。
彼女かのじょと出会であったのは日本にっぽん留学りゅうがく中ちゅうのこと。
で、日本にっぽんにいる間あいだは苦手にがてな日本語にほんごしかしゃべらないと決きめていた彼女かのじょ、だから不満ふまんも連発れんぱつできなかったんです。
こういった理由りゆう付づけが全体ぜんたい的てきに上手じょうず。
前半ぜんはんはただただうるさい彼女かのじょに我慢がまんしっぱなしの旦那だんなさんがかわいそう、けど、彼女かのじょは外そとで仕事しごとを持もち交友こうゆう関係かんけいも増ふえ出だして少すこしずつ変かわっていく。
こんだけ不満ふまんばかり騒さわぎ立たてている彼女かのじょも旦那だんなさんのことを心底しんそこ愛あいしていることがだんだん分わかってくるところも素敵すてき。
これだけいつもうるさかった理由りゆうもきちんと教おしえてくれます。
そこで涙なみだ…。
けど、最後さいごはきちんとハッピーエンド。
幸しあわせ感かんに浸ひたれる良よい映画えいがでした。