風邪(ふうじゃ)
劇場公開日:2014年9月27日
解説
極秘裏に開発された特効薬をめぐる利権争いに巻き込まれていく女性の姿を、小西真奈美の主演で描いたサスペンス。天才科学者の紀久生は、200種類以上にも及ぶ風邪ウイルスを駆逐できる奇跡の特効薬「風邪(ふうじゃ)ワクチン」の開発に成功する。しかし、紀久生の才能に嫉妬する医師・一ノ瀬や、ワクチンの開発技術を盗もうと企む秘密組織の幹部らが、それぞれの目的のため手段を選ばず紀久生を狙う。そして謎めいた女・桜子も紀久生に接触してくるが、彼女にもまた、紀久生に近づかなければならない理由があった。紀久生役の窪塚洋介ほか、柄本明、秋吉久美子、クリス・ペプラーらが共演。
2013年製作/90分/G/日本
配給:チャンスイン
劇場公開日:2014年9月27日
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2016年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
題材はそれなりに面白そうな題材だったんですけど・・・正直一つの映画として全然面白くありませんでした。
窪塚洋介、小西真奈美、柄本明、名優達が頑張れば頑張るほど寒いと思えちゃうこの映画に効く何か特別なワクチンは無かったのでしょうか(苦笑)
暗くて何をしているのか終始分かり難かったし、そもそも意味不明なシーンが多く、結局ブツ切り気味に描かれた各シーンが最終的に一つに繋がってもそれほど驚くことも無かったですもんね・・・。
どんな風邪にでも効くワクチン、しかも4年間有効とあらば、これは本当に魅力的で、話的にもっと面白くなりそうなものでしたが、何でこんなことになってしまったのか不思議でなりません。
風邪で死ぬことは無いと言っても、されど風邪、身近に感じられるウイルスだけに、ピンと来ないウイルス物よりはよっぽど現実感があって、題材はホント悪くなかったんですけどね、それを生かせずおかしな方向へと導いてしまった製作陣の独り善がりぶりには、まるで風邪を引いたかのような寒気すら感じてしまいました。
何やら天才科学者らしい窪塚洋介も、終始風邪を引いていてゲホゲホしっ放しで、見ている方も風邪を引いてしまいそうなぐらい、不快感極まりなかったです、こんな主人公いらん!
時折窪塚らしい独特の雰囲気を醸し出して、さすがだなとは思わせましたが、この脚本・演出ではいくら窪塚でも厳しかったですね。
彼が作るワクチンを巡った様々な陰謀が、実は小さい話なのに物凄く大きく見せようとして、ダダズべりしてしまった印象は拭えずでしたよ。
それとマザコン描写には失笑するしか・・・。
謎めいた女性を演じた小西真奈美も、相当空回りしていましたね。
窪塚を助けたスナックのママが、実は・・・的な展開なら、もう少し上手く描けなかったものか。
だけに、ラストもそうですかぐらいにしか思えずで・・・。
空回りの最たる存在と言えば、柄本明が演じた医者でしょうか。
窪塚の才能に嫉妬した医者、その暴走ぶりは、ただうるさいだけで本当に鬱陶しかった、でも終わってみると踊る柄本明が頭の中で何度もリフレイン・・・実は妙にツボだったことに気付きました、私的見所は結局そこぐらいだったかな。
クリス・ペプラーも何してんだか・・・。
この作品は、キャスト目当てでもキツイかも。
2015年2月21日
スマートフォンから投稿
スタッフのみなさん本気で作ってるのでしょうか?出来上がった作品見たのでしょうか?良い
評価をしている人はさくらでしょう 今迄見た低レベル映画の中でも断トツ最低!怒りがこみ上げてくる!
2014年10月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
窪塚洋介目当てで鑑賞しましたが、本当に酷い映画でした。終始退屈、上映中何度も席を外そうと思いました。この出来で公開に至ったことが信じられません。怒りが湧いたのでレビューします。
▼窪塚はあまり喋らない
演技に評判のある窪塚ですが、演じている役は精神が壊れてしまった人なので、一言ポツ…ポツ…としか喋りません。小西真奈美の出番がほとんどです。
▼破綻したストーリー
サスペンスと称していますが嘘つきも甚だしい。ストーリーが破綻しており意味不明なセリフを吐く登場人物にイライラします。伏線も全くありません。起承転結も。最期に結っぽいシーンがありますが、陳腐なものです。演技上手な俳優さんが浮いています。何を表したかったのか、何故この映画を作ったのか、何も感じるものはありません。
▼気づけばよかった
上映数の少なさ、舞台挨拶がない事、不自然な高評価のレビュー…察するべきところはたくさんありました。
本当に酷い映画。高評価をつけるレビューは全てサクラでしょう。この映画の脚本、監督の名前は覚えておきます。今後絶対に見ない映画として。
2014年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
映画をきちんと見ていなかったことを嘆いているわけではなく、
最後を知った上で、もう一度整理しながら見たい。と思った映画。
ポイントは、必要以上に役者が言葉で説明しないこと。
そのため、役者の表情や声色、展開していくシーンで、
観ているこちらが頭を回しながら見る映画になっていました。
観る人によって、感じ方も違うと思います。
正直、最初はわけがわからなく、
終わってしまうのもあっという間だったため、
「見終わった感」がなかったです。
それは今までの映画のように観終わったときの余韻が
喜怒哀楽の感情のどれにも振れることがなかったためです。
だからこそ、むしろ見終わった後の方が、
引き込まれていく感じがしました。
終わりが早く感じたのも、一方では記憶に残りやすく
丁度良かったとも感じます。
やはりもう一度見たいと思いました。