暮れ逢い
劇場公開日:2014年12月20日
解説
「髪結いの亭主」「イヴォンヌの香り」など、恋愛映画を得意とするフランスのパトリス・ルコント監督が、自身初の英語劇として、第1次世界大戦前夜のドイツを舞台に、孤独を抱える若妻と、美しい青年の8年間にわたる純愛を描いた。1912年、初老の実業家カール・ホフマイスタ―の屋敷に、個人秘書として若く美しく、才気にあふれた青年フレドリックがやってくる。カールの若き妻ロットは、裕福で優しい夫や可愛い息子にも恵まれていたが、孤独を抱えており、フレドリックにひかれていく。ひとつ屋根の下で暮らすうち、フレドリックもまたロットにひかれるが、許されない恋であることから、2人はその思いを口にすることはなかった。しかし、フレドリックが南米に転勤することになり、それをきっかけに2人は胸にしまっていた互いの気持ちを告白。2年後にフレドリックが戻るまで、変わらぬ愛を誓うが……。
2013年製作/98分/PG12/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Une promesse
配給:コムストック・グループ
劇場公開日:2014年12月20日
スタッフ・キャスト
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2024年4月20日
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鑑賞方法:VOD
一見、洗練された雰囲気だったので期待値がそこそこ高かった。しかし、それだけで終わった。退屈だったといえる。
監督さんの名前や雰囲気で事前に惹きつけられてしまう分、罪深い感じ。
何も伝わってこなくてまいった。大抵どんなにできが悪い映画でも、それなりに伝わってくるものがあるのだけれど。
純愛の美しさ?うーん。純愛だからよい、美しいというものでもないし…。もともとストーリー自体、かなり平凡だし。
戦争で安否不明の彼を待つのもお決まりの展開にしか思えない。何の感動も沸かないのには我ながら呆れた…。
登場人物が少なめで閉塞感もある。しかも少人数に集中しているのに人柄が伝わってこない。会話が少ないせいか。会話によってかなり人柄は伝わるはずなのに。
会話があっても聞けるのは簡単な受け答えと、思わせぶりな短い言葉だけ…。短い言葉でもいい、でも、その背景に人柄や感性や哲学が感じられなければ。短い言葉を多用して、意味深で知的な雰囲気を漂わせてはいるけれど、実際には、なーんにも考えられていないセリフ、という印象。
しいていえば、ロットは、明るい笑顔と伸びやかな美しさが伝わり素敵ではあった。でも、彼女の雰囲気だけでは盛り上げるのには力不足だった。
雰囲気づくりが先走って肝心なものを忘れてしまったのだろうか。この程度でいいでじょ?きれいだからいいでしょ?と、視聴者をみくびっているようにさえ感じる。(考えすぎか)
英語の違和感ももちろん残念。
あれこれ不満を書いた。期待するものが大きかったので。
2023年10月28日
Androidアプリから投稿
最近はこのような甘美な恋愛ものを見ることがなかったから、逆に新鮮
展開の早いVFXやCG作品ばかりで疲れてたからかな
女優が品があり美しく、これは恋するよね~
疲れた心に刺さりました
Prime視聴
2023年10月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
以前イチ推しだったパトリス・ルコント監督の作品を久しぶりに鑑賞。
雰囲気は以前の独特さをじゅうぶん残していて、なかなか見応えあり。映像もいつもながらとてもきれいだし、女性の撮り方も変わらず息をのむほど絶妙だ。そして時おり揺れる映像が、緊迫感を高めていく。
とはいえ、ストーリーは残念ながらいたって平凡だったため今一つ盛り上がりに欠けた。流れがまんま過ぎて、いくらなんでも既定路線過ぎるでしょ。そしてドイツが舞台でありながら、言語が英語だったところもマイナス要因のひとつ。
映画はTVドラマとは別モノだということは重々承知の上だが、せめてもうちょっとひねりが欲しかったのが正直な感想だ。
2023年10月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
まず彼らの操る英語がかっこいい。
カメラのズームがスムーズではなく、揺れるようなのが印象的だった。
この画面が揺れるのはあえてだとして、心情の表現か。
でもちょっと不器用な演出?
他に、ところどころ撮り方に手ぶれがある感じで、二人を盗み見てるような気持ちになった。
彼の真剣な眼差しは魅力的で、優秀で真面目でかっこいい。
浮気をしてほしくない気持ちとまあ映画だから気にせず早く進展してほしい気持ちになった。
丁寧に描かれてる恋の物語。