ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
劇場公開日:2017年5月12日
解説
「アベンジャーズ」シリーズに代表されるマーベル・シネマティック・ユニバースの一作で、お尋ね者たちが成り行きでチームを結成し、銀河の危機を救う羽目になる姿を描いたアクションアドベンチャー「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のシリーズ第2作。スター・ロードを自称するいい加減なリーダー、ピーター・クイルを筆頭に、美しき暗殺者のガモーラ、毒舌なアライグマのロケット、樹木型ヒューマノイドで25センチまで再生したグルート、マッチョな破壊王ドラックスのガーディアンズの面々が、新たな危機に直面し、再び強大な敵と立ち向かうことになる様を描く。高慢な指導者アイーシャが率いる黄金の惑星で、小遣い稼ぎの仕事をこなしたガーディアンズ。しかし、ひょんなことからアイーシャを怒らせてしまい、追われる身に。危機に陥った彼らの前に、ピーターの父親だという謎の男エゴが現れるが……。クリス・プラット、ゾーイ・サルダナら前作からのキャスト陣に加え、ピーターの父エゴを演じるカート・ラッセルのほか、シルベスター・スタローンも参戦。監督・脚本も前作と同じジェームズ・ガン。
2017年製作/136分/G/アメリカ
原題または英題:Guardians of the Galaxy Vol. 2
配給:ディズニー
劇場公開日:2017年5月12日
スタッフ・キャスト
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受賞歴
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2017年6月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会
楽しかった、という一言で済ませたくなるくらい、ハッピーな仲間の絆の映画になっていた。この連中のいいところは、まったく足並みも揃っていなければそれぞれのテンションも違っているところで、結果的に一緒にいるだけなんだけど、その成り行きが実は大切だと知ってることではなかろうか。
ドラックス役のデヴィッド・バウティスタに関しては、WWEのレスターとして登場した“バティスタ”時代から知っていて、ちょくちょく映画で見かけるようにはなったが、ロック様のような華もトークスキルもないので「強そうなデカブツ」という程度の扱いで終わるのでは、と、随分失礼なことを思っていた。
ところが本作でのドラックスはどうだ。愛嬌があって、客席に笑いを巻き起こし、それでいて価値観が根本的に違う異星人ならではの異物感も失っていない。バティスタ、いい、いいですな。今後のドラックスの活躍が楽しみです!
2017年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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またも彼らはやってくれた。懐かしのナンバーを散りばめたご機嫌なノリは相変わらず。続編モノの定石としてストーリーをワイドに広げ、謎のままだった父子関係、さらに全宇宙を揺るがす秘密さえも解き明かしていく。
単に底抜けに明るいだけではない。彼らが最高なのは、誰かが悩みを抱えていると、それに気づいた仲間が全力でフォローし合うところ。互いに「しょうがねえなあ」と憎まれ口を叩きあいながらも、悩みや悲しみは自ずと豪快に吹き飛ばされていく。出身も生い立ちも、育った星の環境や外見、何ひとつ違う彼らが織り成す、まさに多文化主義のパレード。このシリーズを観ていると、「アベンジャーズ」とは比べものにならない自由な価値観と出会えるのだ。
いたずらっ子のようなノリで弾き出すジェームズ・ガンの演出も相変わらず波に乗っている。後半、あのキャラに焦点が当てられたのもたまらないものがあった。世界は口に出さない無骨な優しさで満ちている。さようなら。そして、ありがとう。
2017年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
幼い頃に地球から連れ去られた主人公ピーターが、当時のヒット曲を詰めたカセットをウォークマンで聴き続けているという設定は、続編にも継承。70年代のゴキゲンなロックナンバーが要所で鳴り響くので、往年の洋楽好きにはたまりません。個人的にはジョージ・ハリスンの「マイ・スウィート・ロード」が流れるシーンが感無量。歌詞も、父親にして神のようなエゴにピーターが傾倒していく展開を予感させる。ウォークマンネタにからめて、あるところでZuneが登場して爆笑!
個性派揃いでバラバラなのが魅力でもあるガーディアンズは、元囚人たちが成り行きで手を組みヒーローになるという点で、DCエクステンデッド・ユニバースの「スーサイド・スクワッド」に通じる。だが果たして、将来アベンジャーズに合流して一体感のある映画になるのだろうか? まあ収拾がつかなくなったとしても、それはそれでガーディアンズっぽいかもしれないが。
2024年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
1と同様程よいギャグも健在でした
色物に食われて懐メロ好きの兄ちゃんになってるスターロードがかわいそうでしたが全員キャラを遺憾なく発揮していました
ただ後付で無理矢理感があったのはちょっと気になりました