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エタニティ 永遠の花たちへネタバレなしのレビュー・感想・評価 - 映画.com

劇場げきじょう公開こうかい 2017ねん9がつ30にち

  • 予告編よこくへん

エタニティ 永遠えいえんはなたちへのレビュー・感想かんそう評価ひょうか

ぜん10けん表示ひょうじ

4.0【19世紀せいきフランスのさん世代せだいだい家族かぞくの、なま対面たいめんする歓喜かんきときかなしきときぶしはなほこにわ当時とうじ調度ちょうどひんうつくしき衣装いしょうともえがした作品さくひん人生じんせい賛歌さんかうたいあげた作品さくひんでもある。】

2021ねん9がつ22にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:VOD

かなしい

知的ちてき

しあわ

ー いまさくは、人生じんせい賛歌さんかうたいあげた作品さくひんである。ー

<Caution 内容ないようれています。>

  ・ヴァランティーヌ(オドレイ・トトゥ)は、おやめたジュールとの結婚けっこんいち拒否きょひするが、ジュールのおもいをり、結婚けっこん
  8にん子供こどもめぐまれる。
  だが、男子だんし双子ふたごは、童貞どうていのまま戦場せんじょうり、むすめエリザベートもやまいたおれる。
  ”人生じんせい死者ししゃ見送みおくこと・・”と悲嘆ひたんにくれるヴァランティーヌ。
  さらに、もう一人ひとりむすめマリゴは、修道院しゅうどういんってしまう。
  ー 波乱万丈はらんばんじょう人生じんせいであるが、この物語ものがたりはこんな程度ていどではわらない。ー

  ・ヴァランティーヌの息子むすこアンリは幼馴染おさななじみうつくしき女性じょせいマチルド(メラニー・ロラン:「イングロリア・バスターズ」のあの女性じょせいですね。)とこいち、むすめめぐまれるが、40さいんだマリーのいのちえに自分じぶんいのちとす・・。
  ー 末期まっきのシーンで子供こどもたちに、マチルドがのこした崇高すうこう言葉ことば。ー

  ・マチルドのしたがえ従妹じゅうまい親友しんゆうのガブリエル(ベレニス・ベジョ:「アーティスト」のあのだいスターになって女性じょせいですね。)は、不器用ぶきようなシャルルとおやめた結婚けっこんをする。
 当初とうしょは、ギクシャクしていたが、マチルドはシャルルのふかあいじょうり、二人ふたりしあわせな家庭かていきずいてく。シャルルにこったある事件じけんまでは・・。
  ー だが、彼女かのじょかなしみをいや周囲しゅういやさしき人々ひとびと姿すがた。ー

  ・おおきな食卓しょくたくあつまった、ヴァランティーヌとジュールのや、まごのシーンがこんさくわんとしていること象徴しょうちょうしている。
  ー わたしたちは、かなしきことえて、繁殖はんしょくしていくのだ!かがやかしい未来みらいのために。その一方いっぽう天寿てんじゅまっとうする、ヴァランティーヌもキチンとえがかれている。ー

<とにかく、登場とうじょうするさん世代せだい登場とうじょうじんのかずすごい。
 だが、キチンとていれば違和感いわかんなく鑑賞かんしょうできる。
 結婚けっこんや、子供こども誕生たんじょう歓喜かんきときと、わかれのかなしきとき
 そのすべてが、人生じんせいであり、世代せだいから世代せだいせいがれていくことあらわした、ラストのシーンは素晴すばらしい。
 当時とうじうつくしき衣装いしょうや、調度ちょうどひんにわほこはな々も印象いんしょうてき作品さくひんである。>

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NOBU

3.5あとにのこ映画えいがかもしれない

2020ねん9がつ11にち
Androidアプリから投稿とうこう

単純たんじゅん

知的ちてき

しあわ

この監督かんとくは「ノルウェイのもり」を手掛てがけたひとなのですね。「あぁ、なるほど〜」というかんじ。

「ノルウェイのもり鑑賞かんしょうは、少々しょうしょう退屈たいくつひとりよがりの作品さくひん、という感想かんそうをもった。それでいて、映像えいぞう台詞せりふ一部いちぶ強烈きょうれつでいつまでもわすれられず、 結果けっかてきにはインパクトだいで、なにいたかったのかと時々ときどき印象いんしょうのこるシーンをおもしてはかんがえさせられてきた。
この映画えいがにもおなじようなものをかんじた。これも後々あとあとわすれられない映画えいがとなっていくのかもしれない。
けられた印象いんしょうって、なかなかえないから…。

それにしても、結婚けっこん出産しゅっさん子育こそだて、死別しべつ、でわる女性じょせい人生じんせいって地味じみだ。ていてねむくなってきた。
それが最後さいごほうではだんだんおもみをびてかんじられてくるのだから、そのてん上手うまくできた映画えいがなのかもしれない。

ただ、女性じょせいなまにも現実げんじつてきにはもっといろんな要素ようそがある。そういうものをかんじさせない美化びかされた内容ないように、ていてすこしイライラかんというか、仮想かそう空間くうかんにいるような閉塞へいそくかんかんじる。
女性じょせいせいのあるめんだけをピックアップしている作品さくひんだから、とりきればよいのでしょうけど。

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あま・おと

3.0ゆっくりと音楽おんがくつつまれて

2019ねん4がつ17にち
iPhoneアプリから投稿とうこう

ゆっくりと音楽おんがくつつまれて人生じんせいおもう、そんな映画えいがです。

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YUKI

4.0うつくしい映像えいぞうなかしずかなときながれ、やさしく人生じんせいかたりかけてくれる。おわり...

2018ねん12月19にち
iPhoneアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:CS/BS/ケーブル

うつくしい映像えいぞうなかしずかなときながれ、やさしく人生じんせいかたりかけてくれる。わった余韻よいんうつくしくたおやかな作品さくひんだった。

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tsumumiki

4.0女系じょけい

2018ねん11月13にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:CS/BS/ケーブル

かなしい

フランスのブルジョア女性じょせい系図けいず淡々たんたんえがいていく。
ヴァランティーヌ(オドレイ・トトゥ)はさん姉妹しまいすえ結婚けっこんしておおくの子供こどもむ。
一人ひとり誕生たんじょうすぐにくなり、長男ちょうなん双子ふたご戦争せんそうぬ。
のこったおんなにんのうち、一人ひとり病死びょうし、もう一人ひとり修道院しゅうどういんはいってしまう。
おとこ幼馴染おさななじみのマチルド(メラニー・ロラン)と結婚けっこんおおくの子供こどもめぐまれ、なかのいい従姉妹いとこガブリエル(ベレニス・ベジョ)夫妻ふさいともらす。
おとこ役割やくわりが・・・。

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いやよセブン

4.5このみじゃないのに感動かんどうした

2018ねん5がつ6にち
スマートフォンから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

知的ちてき

音楽おんがく映像えいぞうたのしむ映画えいが
スローモーションになるめカットはどれも見張みはるほどのうつくしさ

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キネマガール

3.5いのち物語ものがたり

2018ねん2がつ9にち
iPhoneアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

単純たんじゅん

しあわ

える

印象派いんしょうは絵画かいがのような風景ふうけいなかで、淡々たんたんつづいていく人生じんせい物語ものがたり

どもたちが希望きぼう
ひとくが、いやしのなかおもいやりやあいがある。

ピアノ、フォーレのレクイエムなど、音楽おんがくうつくしい。
最後さいごのこるのはあいおもいやり。

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Momoko

2.0うつくしい人生じんせい賛歌さんか

2017ねん11月14にち
iPhoneアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

81せきシアターを独占どくせん鑑賞かんしょう前半ぜんはん台詞せりふがほとんど時間じかんながかんじたが後半こうはん一転いってんしてまれた。人間にんげん生死せいしえがいたうつくしい作品さくひん子孫しそん繁栄はんえいする理想りそうてき人生じんせいだとかんじました。
2017-157

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隣組

1.0イレーヌ・ジャコブ

2017ねん11月8にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

しあわ

られる

 うっとりとするうつくしい映像えいぞうとピアノの調しらべに、当然とうぜんのごとく睡眠すいみんへときずりまれた。
 トラン・アン・ユンのデビューのころならどんなキャスティングになっただろう。トリコロールさんさくさんにんなどどうだろうか、などとかんがえていた。
 そして、エンドクレジットをてびっくり。そのなか一人ひとり、イレーヌ・ジャコブの名前なまえがあるではないか❗
 ベレニス・ベジョの母親ははおややくとは、まったく気付きづかなかった。「理工りこう秀才しゅうさい」との結婚けっこんすすめる母親ははおや台詞せりふ印象いんしょうのこったのだが、俳優はいゆうかおおもせない。

 なんにせよ、ナレーションがおお映画えいが退屈たいくつだ。ゆったりとしたフランス語ふらんすごは、初級しょきゅうしゃのヒアリングにはうってつけだったけれど。

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佐分 利信

4.0☆☆☆☆ とく興味きょうみったわけではなく、たん時間じかん都合つごうじょうでの観賞かんしょうでし...

2017ねん10がつ11にち
iPhoneアプリから投稿とうこう

☆☆☆☆

とく興味きょうみったわけではなく、たん時間じかん都合つごうじょうでの観賞かんしょうでした。
だから内容ないようらず。っていたのは、以前いぜんに「ノルウエイのもり」で、げきおこプンプンになった監督かんとく作品さくひんだとゆうことだけ。
だから全然ぜんぜん期待きたいなどなく観賞かんしょう開始かいし

だがしかし…。

ファーストシーンを瞬間しゅんかん確信かくしんした。「あ?これはおれだい好物こうぶつのヤツだ!」 …と。

映画えいが前半ぜんはん母親ははおやあじわうよろこびとかなしみ。えずおとずれる不幸ふこうわかれ。そしてささやかなしあわせ。

映画えいが半分はんぶんあたりからは一転いってんして、むすめ結婚けっこん出産しゅっさん。そして母親ははおやとなってからおとずれるよろこびとかなしみや不幸ふこう。そしてささやかなしあわせ…と。
母親ははおやとしてのつとめを、出産しゅっさんとお世代せだいえてつたえてく。
全編ぜんぺんナレーションによって進行しんこうしてくので、ストーリーはむしいとっていのかもれず。エンタメせいために、わないひとおおいかもしれませんが。自分じぶんなかでのこのみの基準きじゅんたす要素ようそ満載まんさいいたら終盤しゅうばんではおもわず号泣ごうきゅうしていました。

とにかくその照明しょうめいからかもされる色調しきちょううつくしい衣装いしょう美術びじゅつなめらかなカメラのうご等々とうとう
まるでうご絵画かいがているよう錯覚さっかくおぼえる瞬間しゅんかん沢山たくさんり。おとこ目線めせんうと、美女びじょたちのオンパレード(笑)
保養ほようになりました(^^)

まあ、そんな冗談じょうだんはさておき。
乳飲ちのから少女しょうじょて、むすめから女性じょせい。そして母親ははおやとなり、やがて祖母そぼへといた女性じょせいとして次世代じせだいへのバトン。

可愛かわい少女しょうじょむすめたち横顔よこがおらえていた瞬間しゅんかん、フッとカメラを見据みすえる。その瞬間しゅんかんでの、女性じょせいとしてのたたずまいのうつくしさは筆舌ひつぜつくしがたいモノがりました。

じつ素晴すばらしい作品さくひんえたことうれしさも倍増ばいぞう
素敵すてき時間じかんをすごすこと出来できました。

(2017ねん10がつ10にち キネマ旬報きねまじゅんぽうシアター/スクリーン2)

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松井の天井直撃ホームラン