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ハード・コア : 作品情報 - 映画.com

ハード・コア

劇場げきじょう公開こうかい

ハード・コア

解説かいせつ

山田やまだ孝之たかゆき佐藤さとうけん兄弟きょうだいやくえんじ、さくかりなであされい・いましろたかしによる伝説でんせつてきコミック「ハード・コア 平成へいせい地獄じごくブラザーズ」を実写じっしゃ映画えいが山田やまだ主演しゅえんのほかにみずからプロデュースもつとめ、「映画えいが 山田やまだ孝之たかゆき3D」などでもんだ山下やましたあつしひろ監督かんとくがメガホンをとる。あまりにも純粋じゅんすい不器用ぶきようなために世間せけんになじめずにきてきたおとこ権藤ごんどう右近うこん群馬ぐんま山奥やまおくあやしい活動かつどう埋蔵まいぞうきんほりりを手伝てつだって日銭ひぜにかせかれにとって、しんやさしい仕事しごと仲間なかま牛山うしやまだけがしんゆるせる相手あいてだった。右近うこんおとうとでエリート商社しょうしゃマンの左近さこんは、そんな2人ふたり無為むい自由じゆう日々ひびがゆい気持きもちで見守みまもっている。ある右近うこん牛山うしやまは、牛山うしやまらすはい工場こうじょうで、ふるびた1たいのロボットをつける。その分野ぶんやくわしい左近さこん調しらべると、じつ現代げんだい科学かがくすらも凌駕りょうがする高性能こうせいのうなロボットであることが判明はんめいかれらはロボットと不思議ふしぎ友情ゆうじょうきずいていく一方いっぽうで、その能力のうりょく使つかって巨額きょがく埋蔵まいぞうきんひそかに発見はっけんしてしまう。個性こせい俳優はいゆう荒川あらかわりょう々が牛山うしやまやくえんじる。

2018ねん製作せいさく/124ふん/R15+/日本にっぽん
配給はいきゅう:KADOKAWA
劇場げきじょう公開こうかい:2018ねん11月23にち

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(C)2018「ハード・コア」製作せいさく委員いいんかい

映画えいがレビュー

4.0いま時代じだいになんて映画えいがをぶつけてきたものか!

2018ねん12月31にち
PCから投稿とうこう

わらえる

かなしい

たのしい

ネタバレ! クリックして本文ほんぶん
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村山章

3.5なんだかやみつきになるこのみょうえんじ。クスクスわらいがまらない

2018ねん11月28にち
PCから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

わらえる

たのしい

平成へいせい奇書きしょとはよくったものだ。そんな原作げんさく平成へいせいわりにまさかの映画えいがむかえるのも宿命しゅくめいうべきか。この特殊とくしゅすぎるあじわいをそこなうことなく、社会しゃかい底辺ていへんでこだわりときにくさをって堂々どうどういつくばるおとこたちの相貌そうぼう色濃いろこりにする。そのてん、さすが山下やました監督かんとく深刻しんこくになりすぎず、かといってカルトな方向ほうこうぎることもなく、我々われわれ淡々たんたんかさねられていくシュールな展開てんかい終始しゅうしニヤニヤわらいをかべながら、この不可思議ふかしぎせつないおとこたちとロボットの友情ゆうじょうにじっくりしんせることができるのだ。ほんさくなかではだれもが一笑いっしょうしてしまううそのような現実げんじつおもいがけない展開てんかいせる。しかもその背後はいごかくされた逸話いつわ理由りゆうについてはほぼ黙殺もくさつされた(というよりよしい)状態じょうたいたしてはなし前進ぜんしんしているのか後退こうたいしているのかわかったものではいが、そのちゅうぶらりんな状況じょうきょうできりもみする山田やまだ荒川あらかわみょうえんじがクセになる。とことん珍味ちんみである。

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牛津厚信

3.5哲学てつがくてきる「ハード・コア」

2023ねん12月17にち
スマートフォンから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:DVD/BD

山田やまだ孝之たかゆき佐藤さとうけん荒川あらかわりょう々。きな俳優はいゆうが3にんていたら、そりゃあるでしょ!右翼うよく活動かつどう山奥やまおく埋蔵まいぞうきんさがし、はポンコツな高性能こうせいのうロボット、と設定せっていもブッんでいて、なにてくるのか予想よそうもつかないおたのしみ福袋ふくぶくろかんある。

実際じっさいていて、これはあい物語ものがたりなのか?成長せいちょう物語ものがたりなのか?SFなのか?サスペンスなのか?たして自分じぶんおな映画えいがているのか?期待きたい以上いじょうのブッ加減かげんはスリリングで、最後さいごまでたのしめた。

で、かんがえるのである。「ハード・コア」というタイトルにめられた意味いみ、いや意義いぎを。
まずはフツーに「核心かくしん」かな?登場とうじょう人物じんぶつがそれぞれわせている、ゆずれないもの。
とく右近うこん顕著けんちょで、欺瞞ぎまんちた世間せけんまったわせられない。左近さこんなんかは薄々うすうすかんじてはいても、なんとかいをつけて上手うまくやろうとしていて、それなりに世間せけんからはみない範囲はんいおさめられる。でも右近うこんはムリ。

もうひとつ、「ハード・コア」とは「貧困ひんこんそう」でもある。最近さいきん流行はやりの「自己じこ責任せきにんろんてきには、右近うこん自業自得じごうじとくだが、牛山うしやまなんかはむしろ世間せけんから強制きょうせいてきに「ハード・コア」であることをいられる存在そんざいだ。

ふたつの「ハード・コア」がからい、世間せけんという不確ふたしかで気味きみわるいものをこばみ、こばまれ、なんとか世界せかいのなかで居場所いばしょつかろうとする。
上手うま世渡よわたりしていた左近さこんもまた、その違和感いわかん後押あとおしされるように、脱出だっしゅつへのみちすすむのだ。

それぞれがそれぞれのやりかたで、現在げんざい構築こうちくされている「世間せけん」というエクリチュールにNO!をきつけ、各人かくじんちうる最良さいりょう構成こうせいもとめる哲学てつがくてきはなしである。

社会しゃかい幻想げんそうとしての「家族かぞく」をこばんだ右近うこんが、ラストシーンでせる笑顔えがお素晴すばらしい。
原作げんさくにはないラストだそうだが、だつ構築こうちく主義しゅぎ視点してんるとある意味いみ完成かんせいされたラスト。
右近うこんのしがらみをブッこわ手伝てつだいを、最先端さいせんたんテクノロジー搭載とうさいのロボオがしている構図こうず面白おもしろい。

そんなにむずかしくかんがえなくても、ブッびSFコメディとしてもたのしめる。荒川あらかわりょう々の演技えんぎているだけでも充分じゅうぶん満足まんぞく良作りょうさくだ。

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つとみ

3.0おもっていたよりも

2022ねん5がつ1にち
PCから投稿とうこう

キャストもってるひとばかりではなし面白おもしろかった。原作げんさく漫画まんが映画えいがいたった経緯けいいになる。

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aaaaaaaa