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セブンガールズ : 作品情報 - 映画.com

セブンガールズ

劇場げきじょう公開こうかい

セブンガールズ

解説かいせつ

2018ねん旗揚はたあげ20周年しゅうねんむかえる劇団げきだん前方ぜんぽう公演こうえんふんが2004ねん上演じょうえんし、以降いこう4にわたり再演さいえんされた劇団げきだん代表だいひょうさく舞台ぶたいばんのオリジナルキャストで映画えいが終戦しゅうせん直後ちょくご、アメリカぐん支配しはいにあった東京とうきょう瓦礫がれきとなったまちきるためにアメリカへい相手あいてからだ女性じょせいたちがいた。家族かぞくおっといのちうばったアメリカ軍人ぐんじん相手あいてにする行為こういひとびとはさげすみ、彼女かのじょたちはパンパンガールとばれていた。孤児こじになったものおっとうしなったものなど、戦争せんそうによってくあてがなくなったおんなたちがいながら、あかるく前向まえむきに力強ちからづよきていく姿すがたえがいていく。監督かんとく劇団げきだん前方ぜんぽう公演こうえんふん主宰しゅさいで、マンガ「かぶくもの」の原作げんさくなどもがけるデビッド・宮原みやはら

2018ねん製作せいさく/144ふん日本にっぽん
配給はいきゅう:S・D・P
劇場げきじょう公開こうかい:2018ねん9がつ29にち

スタッフ・キャスト

監督かんとく
脚本きゃくほん
デビッド・宮原みやはら
プロデューサー
加藤かとうしんたかし
原作げんさく
デビッド・宮原みやはら
撮影さつえい監督かんとく
吉沢よしざわ和晃かずあき
撮影さつえい応援おうえん
橋本はしもと篤志あつし
Bカメ
山崎やまざきれい
美術びじゅつ
杉本すぎもとあきら
照明しょうめい
本間ほんまひかりたいら
録音ろくおん
高島たかしま良太りょうた
編集へんしゅう
デビッド・宮原みやはら
小野寺おのでら隆一りゅういち
MA
KORN
玉井たまいげんふとし
ヘアメイク
浅井あさいひろ
衣装いしょう
北条ほうじょうたかしよろし
音楽おんがく
吉田よしだトオル
助監督じょかんとく
江良えらけい
製作せいさく担当たんとう
大蔵おおくら俊介しゅんすけ
ラインプロデューサー
古賀こがそういちろう
アシスタントプロデューサー
小野寺おのでら隆一りゅういち
すべてのスタッフ・キャストを

フォトギャラリー

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(C)セブンガールズ映画えいが実行じっこう委員いいんかい劇団げきだん前方ぜんぽう公演こうえんふん

映画えいがレビュー

4.0こんな映画えいががあったのか〜

2021ねん11月26にち
iPhoneアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう:VOD

ける

わらえる

しあわ

舞台ぶたい鑑賞かんしょうです。
舞台ぶたい上演じょうえんしていたものを映像えいぞうした作品さくひんということで、普段ふだん映画えいがとはちがいました。
正直しょうじき最初さいしょはなにこれ?このセリフのいいかた
舞台ぶたいてるみたいやな〜なんておもってましたが、鑑賞かんしょうしているうちに、どんどんこの世界せかい自分じぶん馴染なじんでいくのがかり、後半こうはんなみだなしではられない。
さすが舞台ぶたいでライブでえんじておられる役者やくしゃさんたちなんだなと、最後さいごまできることなく鑑賞かんしょう

ヤクザ同士どうしのやりいにかんしては、いやいや、ここまで舞台ぶたいチックにやっちゃう???とツッコミれそうになったけれど、ぎゃくにそこの部分ぶぶんだけやけに映画えいがチックになるのもおかしいか、、、など、結局けっきょく一本いっぽん映画えいがとして自分じぶんきかどうかとかれると、きだとこたえたい映画えいがでした。

戦後せんご日本にっぽんで、犠牲ぎせいになった一般いっぱん市民しみんであった女性じょせいたちが、きてくために自分じぶんからだ使つかって、けずって、簡単かんたん出来できことではない仕事しごと選択せんたくし、必死ひっしきている。ひとそれぞれその職業しょくぎょう選択せんたくする理由りゆうちがうし、その人達ひとたちそれぞれにおもいやバックグラウンドがある。

そんな激動げきどう時代じだいいのちをかけていた女性じょせいわたしたちくににはいたことを、もっとたくさんのひとってもらうキッカケになればいなとおもった。

おもいがけず鑑賞かんしょうした一本いっぽんでしたが、なかなか面白おもしろ作品さくひん出会であえたなとおもう。

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M hobby

5.0セブンガールズ

2019ねん4がつ7にち
iPhoneアプリから投稿とうこう

下北沢しもきたざわトリビックで、5かいてしまった!
これからなんても感動かんどうする映画えいがだ。
登場とうじょう人物じんぶつおおく、それぞれが大人おとな事情じじょうかかえている。
そのひとりひとりにフォーカスをててるだけで
いかに完成かんせいたか作品さくひんであるかがかるはずだ。
ちょうまわしのシーンにせられ、しんさぶる音楽おんがくながれてくるうちになみだてくる。
廃業はいぎょうした旅館りょかんからいただいた調度ちょうどひんづくりのセットからも
きとした存在そんざいかんかんじる。
ダンスはなんても素晴すばらしい!たのしい!おどりたい!
いろんなことをかんがえさせられる映画えいがだとおもう。

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イソ トシロウ

4.01かいよりも2かいにもっときになる映画えいが

2018ねん11月14にち
スマートフォンから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

ける

わらえる

時代じだい翻弄ほんろうされ、世間せけんないがしろにもされて、どんなにからくるしくても、それをんでしばり、つよいた女性じょせいたちをえがいた映画えいがです。

舞台ぶたい作品さくひんからの映画えいがということで、舞台ぶたいおもむき存分ぞんぶんのこ映画えいがです。舞台ぶたい映画えいが、ミュージカル、喜劇きげき色々いろいろ要素ようそがギュウッと凝縮ぎょうしゅくしている、なんとも欲張よくばりな映画えいがでした。

じつはこの作品さくひんにおいて、舞台ぶたいてき要素ようそじくであったようにおもいます。多彩たさい内容ないようをまとめあげ、ユニークな世界せかいかんつくげるには、現実げんじつてき要素ようそをもまるめられる舞台ぶたい要素ようそなしにはむずかしかったのではないでしょうか。

題材だいざいが「戦後せんご日本にっぽん」「パンパンガール」ではありますが、おもさももありません。

あかるく小気味こきみよい、そして年齢ねんれい性別せいべつ関係かんけいなくわらえるユーモアが随所ずいしょらばっています。テンポがよいので、がつくと、したり、わらったりしています。「テンポのよいわらい」は、この作品さくひん大事だいじかぎだったとおもいます。

「テンポのよいわらい」に、がつくとしんひらかされていました。だから、しん解放かいほうかん感情かんじょう対比たいひかなしいシーンでは、自分じぶんでもビックリするほどけてしまいました。

また、ちょうまわしもほん作品さくひんかたるうえで不可欠ふかけつです。撮影さつえい期間きかん短縮たんしゅくてきえただけでなく、作品さくひん全体ぜんたい臨場りんじょうかん緊張きんちょうかん、ライブかんあたえていました。これに、ミニシアターという環境かんきょう、そしてわらったりいたり…くわわって、登場とうじょう人物じんぶつ観客かんきゃく観客かんきゃく同士どうし時間じかんうごとに共鳴きょうめい仕合しあい、どんどん一体化いったいかしていくという、不思議ふしぎ感覚かんかくおぼえました。

大事だいじなシーンでながれる主題歌しゅだいかぼしがいっぱいでも」は、「じょういてあるこう」のような名曲めいきょくです。みみのこり、ついついくちずさんでしまいます。

わったのちで、この映画えいが誕生たんじょうした背景はいけいなどをり、驚愕きょうがくしました。てい予算よさんなうえに、たった5日間にちかんえたそう。しんじられません。

初日しょにち開館かいかんまえからならんでようやくチケットを購入こうにゅうしました。ることができて、本当ほんとうかったです。

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AYUMI

2.0脚本きゃくほんもたぶん舞台ぶたいのそのまんま

2018ねん10がつ12にち
iPhoneアプリから投稿とうこう
鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

単純たんじゅん

なのかなとおもいました。(てないけど)映画えいがようにストーリーのリライトもたぶんなさそう。なので舞台ぶたいばんたかったかなー。制作せいさくもなかっただろうなというかんじ。ラストのアフレコのところとかちょうなつかしかった。役者やくしゃさんが美術びじゅつやら小道具こどうぐやらも全部ぜんぶなさったそうですが、しょう劇場げきじょうじゃたりまえですね。

芝居しばい演劇えんげきっぽさは最近さいきんのドラマとかもありになってきたのでそれほど違和感いわかんはないのですが、そんなにおおきなこえでやんなくてもいいやろ、とか、ここはセリフないのほうがよいかも、ってツッコミたくもなるとこあり。ま、そこはまぁご愛嬌あいきょうかな。結局けっきょく最後さいごまでセリフない役者やくしゃさんが一番いちばん上手じょうずやった。

しかし自分じぶんたちの作品さくひん自分じぶんたちのえるって、ほんとにむずかしいねー。どれもこれも愛情あいじょうありすぎてけずれないし。舞台ぶたい映像えいぞうちがうとあたまでおもっていても、自分じぶんたちののうえないというか。プロデューサーさんがもと脚本きゃくほん演出えんしゅつひと監督かんとくからはずすとか、役者やくしゃ全部ぜんぶえるとかとにかくそとはつなんらかあればもっと作品さくひんになったかもしれないし、結果けっかてき自分じぶんたちの作品さくひんしん境地きょうちっていけたかもしれないなと。

うたかったし(みみのこるメロディ)ダンスもまぁそこだよねとおもうところでくるし。ストーリーもよくあるパターンだけど、熱量ねつりょうかんじました。なので、映像えいぞう作品さくひんとしてガラリとリメイクするか、もしくは舞台ぶたいをそのままって編集へんしゅうするほうたのしめたかもしれません。

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Kaori Noda