きみの瞳(め)が問いかけている
劇場公開日:2020年10月23日
解説
吉高由里子と横浜流星がダブル主演を務めた純愛映画。チャールズ・チャップリンの名作「街の灯」にインスパイアされて製作された2011年の韓国映画「ただ君だけ」を、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「僕等がいた」の三木孝浩監督のメガホンでリメイクした。不慮の事故で視力と家族を失った明香里は、小さな楽しみを糧に毎日を明るく生きていた。ある日、明香里は管理人の男性と間違えて塁という青年に話しかけてしまう。彼はかつてキックボクサーとして将来を有望視されていたが、ある事件をきっかけに心を閉ざし、現在は日雇いのアルバイトで食いつなぐ日々を送っていた。その後も時々やって来ては屈託なく話しかけてくる明香里に、塁は次第に心を開いていく。やがて塁は自分の過去が明香里の失明した事件と接点があったことを知り、彼女の目の手術代を稼ぐため、不法な賭博試合のリングに立つことを決意する。
2020年製作/123分/G/日本
配給:ギャガ
劇場公開日:2020年10月23日
スタッフ・キャスト
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2020年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
本作は、名作「僕等がいた」(2012年)でタッグを組んだ「吉高由里子×恋愛映画の名手・三木孝浩監督」だったので心配はしていませんでしたが、実際に「映像良し、演技良し、演出良し、主題歌良し」の出来の良い作品でした。
キックボクサーに扮した横浜流星の鍛え抜かれた肉体美も流石で、今回の役柄はとてもハマっていて、ボクシングシーンも迫力がありました。
ただ、そこまで揃っていても、なぜだか強い満足度にまではいきませんでした。
本作は2012年に日本で公開された「ただ君だけ」という韓国映画がベースとなっています。
そのためか、少し「偶然」の多さが気になったり、どことなく既視感のある内容で、何か新しいものが足りないと感じてしまったのが要因なのかもしれません。
とは言え、トータルとしては良く出来ていて、「及第点」の作品であることは間違いないと思います。
2024年7月15日
スマートフォンから投稿
元犯罪者の彼、目が不自由な彼女の恋愛。
吉高ゆりこ、横浜流星はどちらも好きな俳優さんですが、邦画は裏切られることも多々あるので、慎重になってましたが、良かったです。
2024年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
匂いを感じさせてくれるので好き。
構図が良いので好き。
実際の排泄シーンがなくても、「ちょっとトイレに行ってくる」等のセリフがあるので好き。
主人公が美男美女で好き。
塁(横浜流星)が『るろうに剣心』の剣心のような強さと雰囲気で格好良かった。
塁と明香里(吉高由里子)の二人のやりとりを見るのが楽しい。
挿入歌の『Your eyes tell』(BTS)が流れたとき鳥肌が立った。
エンディングテーマも同じ曲のフルバージョン・・・あ・・・まあ、この曲は好きだから嬉しい。
『ロミオとジュリエット』に出てくるセリフが映画のタイトルになっている素敵な作品。
リアルに見えるキックボクシングの試合の場面で、今更ながらBGMが映像を繋げる役割も果たしているということに氣が付いた。
終盤にヒロインが走る・・・あ・・・まあ、吉高由里子さんの走る姿を見れて嬉しい。
2024年1月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
画も演技も素晴らしいですが、設定が非現実な部分が多くて引っかかってしまう。細かいことを気にしなければ楽しめると思います。視力を失った若い美人の女性が無警戒に男性に近づいたり出掛けたり、あんな場所で一人暮らしも無理がある。ずいぶん簡単に恋に落ちたのも無理があるけど、気にしてたら話の,テンポが悪くなるからまあいいか。