鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽
劇場公開日:2022年11月4日
解説
太宰治の名作小説「斜陽」を、「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」「ふみ子の海」の近藤明男監督が映画化。名匠・増村保造の助監督を務めていた近藤監督が、増村監督と脚本家・白坂依志夫が遺した草稿脚本をもとに脚本を完成させた。
昭和20年。父を亡くした没落貴族のかず子と母・都貴子は、生活のために本郷西方町の家を売り、西伊豆へ引っ越すことに。そんな中、戦地で行方不明になっていた弟・直治が帰還するとの知らせが届く。歳の離れた資産家との結婚を勧める母に怒りを覚えたかず子は、6年前、まだ学生だった直治が師匠と仰いだ中年作家・上原との出会いを思い起こしていく。
本作が映画デビューとなるモデル出身の宮本茉由がかず子役で初主演を務め、母・都貴子を水野真紀、弟・直治を奥野壮、太宰が自らを投影した作家・上原を安藤政信が演じる。
2022年製作/109分/G/日本
配給:彩プロ
劇場公開日:2022年11月4日
スタッフ・キャスト
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2024年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
宮本茉由扮する島崎かず子は、戦後貴族が無くなった中で爵位を無くした一家で、母親とふたり叔父の伊豆で暮らす事となった。
毎日遊んでいた様な没落貴族にとっては厳しい時代になったんだろうね。生産性もなく金を使う習慣は残ってしまっているから救いようがないよな。男性に対する免疫もないからはまるんだろうね。性は生真面目だから逃げ場がない。札付きの不良になりたいなんてね。悪気もないからこんな女性につかまったらかなわんだろうね。あんまり好きな世界観じゃなかったな。
2023年7月11日
PCから投稿
太宰治の名作「斜陽」を映画化した作品。
山梨県出身の俳優陣が出演し、ロケ地も山梨県だったということで、
山梨県出身の私にはとても親近感のある作品でした。
貴族出身の主人公の女性が戦後没落した中でも、
自分の生きる道は自分で切り開いていくという姿に胸を打たれました。
先行きを見通すのが難しい時代ですが、経営者として仲間と一緒に自分たちの力で切り開いていきたいと思います。
2022年11月28日
Androidアプリから投稿
って感じで観賞、安藤政信も良かったし、公開少ないけど観ても損ナシですよー
2022年11月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
暗い気持ちで帰ることになるだろうと覚悟して観たけれど、そんな気持ちにならなかった。安藤さんの太宰治は本当にイメージ通りで上手でした。とにかく皆さん演技が上手い。主人公かずこ役の宮本さんも、綺麗で世間を知らないかずこがピッタリでよかったです。