ずっと独身どくしんでいるつもり？

「選えらぶ言葉ことばが全部ぜんぶ、毒どくをはらんでﾈｶﾞﾃｨﾌﾞな人ひとだった。」

「じゃ、なんでプロポーズ受うけたんだよっ」
　↪︎「ただ、魔まが差さしただけ。」

原作げんさく未読みどく
原作げんさくは『渋谷しぶや区く円山まるやま町まち』のおかざき真里まり
監督かんとくは『おいしい家族かぞく』のふくだももこ
脚本きゃくほんは『家いえに帰かえると妻つまが必かならず死しんだふりをしています。』『私わたしはいったい、何なんと闘たたかっているのか』『金かねの国くに　水みずの国くに』『人生じんせいに詰つんだ元もとアイドルは、赤あかの他人たにんのおっさんと住すむ選択せんたくをした』の坪田つぼた文あや

U-NEXTで配信はいしんされていないので地元じもとのツタヤで借かりて鑑賞かんしょう

うーん・・・いまだにこんな作品さくひんに需要じゅようがあるんだな
インスタとか時代じだい時代じだいによって有あるもの無ないのは多少たしょうあるけど
女おんなも男おとこも成長せいちょうしないね
世代せだいが変かわっても基本きほん的てきに根本こんぽんは変かわらない日本人にっぽんじん男女だんじょ
こんな作品さくひんを見みて溜飲りゅういんを下さげたからってなんになるってんだ
悲かなしくなってきた
そして笑わらえてきた
他た責せめ思考しこうのレビュアー含ふくめて苦笑くしょう

まあもっとも他た責せめ思考しこうなんて女性じょせいに限かぎったことじゃないけどね
例外れいがいを除のぞき身近みぢかな女性じょせいは自分じぶんには心しんを開ひらかないので愚痴ぐちはまずこぼさないしもっぱら愚痴ぐちを聞きかせるのは男おとこのみ
それで給料きゅうりょうを貰もらっているわけじゃないのに他た責せめ思考しこうの人ひとの不平ふへい不満ふまんに共感きょうかんする作業さぎょうはしんどい
客観きゃっかん的てき視点してんなんてビジネスには必要ひつようだけどプライベートまでは勘弁かんべんしてほしい
ストレスが溜たまる

孤独こどく死しは怖こわくないらしいが周まわりが迷惑めいわくなんだよ
大家たいかさんとか隣人りんじんとか警察けいさつとかね

「強つよく生いきたい」ってそれ強つよがりだから

美穂みほがタクシードライバーに転身てんしんしたのは意外いがいだった
免許めんきょって2種しゅ免許めんきょのことだったのかな

まあ独身どくしんだから悪わるいわけではないよ
たかが独身どくしんで国家こっかの行末ゆくすえを語かたるのは嫌きらいだね

好このみではないが大衆たいしゅう的てきとは言いえる
娯楽ごらく映画えいがに大衆たいしゅう性せいは必要ひつようだ
客観きゃっかん的てき視点してんなら星ほし3が妥当だとうだろう

結婚けっこんが破綻はたんになったからっていくら頭あたまに来きても暴言ぼうげんはともかく暴力ぼうりょくは良よくない
あの星野ほしの監督かんとくだって王おう監督かんとくに「殴なぐることはないでしょ」と拳こぶしを突つきつけ抗議こうぎをするくらいだから殴なぐるなんてもってのほか
ちなみに眼帯がんたいをつけた女性じょせいで思おもい出だされるのはテレビアニメ版ばんのレイと劇場げきじょう版ばんのアスカだろう
あとそういえば昔むかしパフィーの亜美あみちゃんが眼帯がんたいをつけて歌うた番組ばんぐみに出でたことがあるけど自分じぶんは思おもわず「ついにやったか由美ゆみちゃん」と勘違かんちがいしたが単たんなるモノモライ（麦粒腫ばくりゅうしゅ）だったようだ

配役はいやく
10年ねん前まえに出版しゅっぱんしたエッセイが大だいヒットし配信はいしん番組ばんぐみでコメンテーターも務つとめるライターの本田ほんだまみに田中たなかみな実み
本田ほんだまみのエッセイに影響えいきょうを受うけた独身どくしん女性じょせいの佐藤さとう由紀乃ゆきのに市川いちかわ実和子みわこ
由紀乃ゆきのの友人ゆうじんで子持こもちの主婦しゅふの高橋たかはし彩佳あやかに徳永とくながえり
パパ活かつで生計せいけいを立たてている鈴木すずき美穂みほに松村まつむら沙すな友理ゆり
まみの彼氏かれしの橋田はしだ公平こうへいに稲葉いなば友とも
彩佳あやかの夫おっとの高橋たかはし佑介ゆうすけに松澤まつざわ匠たくみ
編集へんしゅう者しゃの新川しんかわに前原まえはら滉ひろし
六本木ろっぽんぎのギャラ飲のみに参加さんかしていたアイドルの紗綾さやに中井なかい友とも望もち
由紀乃ゆきのの大学だいがく時代じだいの元もとカレで毒舌どくぜつの遼りょう太郎たろうに田中たなか幸さいわい太朗たろう
まみの大学だいがくの先輩せんぱいで配信はいしん番組ばんぐみプロデューサーの五ご所しょ川原かわはら玲れいに山口やまぐち紗弥加さやか
配信はいしん番組ばんぐみの司会しかい者しゃの徳永とくなが隆一りゅういちに藤井ふじい隆たかし
まみの伯父おじの本田ほんだ士郎しろうに橋爪はしづめ淳あつし
まみの父ちちの本田ほんだ悟さとるに矢嶋やじま俊作しゅんさく
まみの母ははの本田ほんだ恭子きょうこに筒井つつい真理子まりこ

今いまを生いきる女性じょせいの幸福こうふくについての問といかけ

独身どくしんだから幸しあわせなのか？
結婚けっこんしたから幸しあわせなのか？
お金かねさえあれば幸しあわせなのか？
何なんでも自由じゆうになるから幸しあわせなのか？

という一人ひとり問といかけが、
ひとりのエピソードを通とおして具体ぐたい化かされている。

物語ものがたりの柱はしらとなる主人公しゅじんこうが掴つかんだ答こたえはきっと、『どんな時ときも、自分じぶんの力ちからで生いきていく覚悟かくごがあれば人ひとは幸しあわせに生いきれる』というものであったかと思おもう。

逆ぎゃくに言いえば、どんなに条件じょうけんを変かえても
『自分じぶんの力ちからで生いきていく覚悟かくごがないのなら
道みちはいつまでも開あけないのだよ』
ということかと思おもう。

今いまを生いきる女性じょせいへの
力強ちからづよいメッセージが込こめられているのではないか。

どの映画えいがを観みるか悩なやんでいたら、田中たなかみな実みのるちゃん主演しゅえんの映画えいががあって、みな実みのるちゃん観みたさで鑑賞かんしょうしました🥰
この作品さくひんは映画えいがというか、ドラマをみているような感かんじで、幸しあわせってなんなのかな？と改あらためて考かんがえさせられる内容ないようがギュッとつまった作品さくひんでした。
結婚けっこんしてても、独身どくしんでも、好すきなことをして過すごしていても、幸しあわせかどうかは結局けっきょくは自分じぶん次第しだいなんだなと改あらためて感かんじさせられる作品さくひんでした。
そしてとにかくみな実みのるちゃんがステキ🥰