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劇場公開日:2022年4月30日
解説
大学在学中から複数の映像コンペティションで高い評価を得てきた塩野峻平が、コロナ禍の世の片隅で生きる人々を描いた3編から構成されたオムニバス。東京で1人暮らしをする大学2年生の小松が、新型コロナウイルスの影響で講義がオンライン授業となり、大学に通えず実家に帰る決断をした大学1年生の隣人・立野を1日だけの東京観光に誘う「小松×立野」。コロナ禍で客足が減っていく実家の中華料理屋で働く要と、大学3年生で将来に不安を感じながら就職活動をしている幼なじみの光を描いた「光×要」。コロナ禍で表現の場を失いつつも小規模ながら舞台の活動を再開した役者の大内と公演に頻繁に足を運ぶ女子高生・楠本の、舞台演劇を通して自然と生まれたつながりを描いた「大内×楠本」。監督の塩野をはじめ、スタッフの多くが現役の中央大学の学生で、彼らが身を持って感じてきたコロナ禍の生きづらさ、コロナ収束後の世界への希望を3編のドラマによって繊細に描いていく。
2021年製作/82分/日本
劇場公開日:2022年4月30日
スタッフ・キャスト
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2022年5月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
1本目
コロナに対する学生の不満。
2本目
男の子と女の子のかけあい可愛い。3代目のやりとり好き。既視感あるストーリーで王道
3本目
作者の思想が全開。キャラの背景が分からず置いてけぼりになった。短編なので仕方が無いが、私の理解力が無かっただけかもしれない。
音楽も可愛くて全体的に素敵だった。作り手の青春感が伝わり眩しい。あっと驚く仕掛け、脚本、演出は一切無いので落ち着いて視聴できる。ただ、王道映画で同じ1500円を払うなら人気の話題作を見た方が有意義である。低予算で学生が作るからこその作品が見たかった。
2022年5月1日
Androidアプリから投稿
コロナ禍で思っていた環境と変わってしまった現在を生きる若者たちを描いた3本のオムニバス。
小松×立野
東京で1人暮らしをして大学に通うつもりが、オンライン授業になり実家に帰ることにした隣人JDと、それを聞いて東京観光に誘う1年先輩の新聞太郎の話。
デートと言えばデートだけど恋愛関係みたいなのは見えて来ず、寂しさや口惜しさみたいなものと良い思い出と、ととても爽やかでなんてことはないけれど面白かった。
因みに三鷹からなら新宿に先に行くのが正解ですけどねw ☆3.0
光×要
実家の中華料理屋で働き修業中の3代目君と東京の企業に就活中の幼馴染みJDの話。
互いに決定打となる本当の思いは伝えられずに、それでも励まし合う関係ですね。ういの~wって感じで面白くはあるけれど、どこの町か判らず東京までの距離感が掴めなかったり、コロナはあまり関係なかったり。
因みに実際の杏苑は三鷹にあるので新宿まで15分ですけどね。 ☆2.5
大内×楠本
コロナ禍で中止が相次ぐ劇団で端役ながら俳優をする男と、舞台観劇が大好きなJKの話。
そんな心構え?なNOと言えない劇団員と何でか判らないけど観劇好きなJKと。やってる舞台のテイストは下北バリバリ判る様な判らない様な、脇気の左じゃなくて若気の至り的な?だけど、観劇するJKの視線が素晴らしい!
因みに…は特にございません。 ☆2.0