目指めざせメタルロード

採点さいてん4.2
青春せいしゅんメタルバンド作品さくひん、ネトフリオリジナルですね。
冒頭ぼうとうのやり取とりで、もう面白おもしろいのがわかる作品さくひんでした。
主人公しゅじんこうは「IT」の子こ。
アイコンとなるメタルバンドはメジャーどころばかりの安心あんしん設定せってい。
「青春せいしゅんメタルバンド作品さくひん」と書かきましたが本当ほんとうにそのままで、展開てんかいも大体だいたい想像そうぞうどうり。なのですが、これが面白おもしろい。
バンド映画えいがにあるテクニックや音楽おんがく性せいの苦難くなんでなく、バンドメンバーそれぞれの足たりない部分ぶぶんを描えがいた成長せいちょう物語ものがたりでした。
また、メンバーとなる女おんなの子このキレ方かたが個人こじん的てきに最高さいこうでしたね。
サウンド面めんでもメタルの音おととチェロの音おとを対比たいひして使つかうのがすごいうまく作用さようしてました。サウンド的てきにも偉えらい格好かっこう良よいんですよ。
楽隊がくたいのカットと合あわせるのも最高さいこう。
これはメタルキッズでなくとも楽たのしめる作品さくひんですよ、是非ぜひ！

メタルバンドなんてひとつも知しらないのに、やはり青春せいしゅんバンドもの？はいいね。
楽たのしかった。
いろいろ雑ざつで、ん？と思おもうところもあったし、バンド・バトルもめちゃくちゃだけど、楽たのしかったので星ほし多おおめ。

しかし、楽器がっきは高たかくてバンドはお金かねがかかるね〜。
ハンター親子おやこがまた笑わらえる。
ハンターはある意味いみ健全けんぜんなメタル野郎やろうなんだけどね。
最後さいごの曲きょくよかった！

もしも音楽おんがくのジャンルのなかであまり聴きいたことのないジャンルがメタルだったとしたら、

この映画えいがはメタルの入いり口くちになるような映画えいがかなと思おもいました。敷居しきいが低ひくく感かんじ親したしみやすいです。

演奏えんそう者しゃが高校生こうこうせいだからかな？　練習れんしゅう、喧嘩けんか、嫌いやがらせ、仲違なかたがい、ロマンス、よそ見みからの親友しんゆう奪還だっかんなど。

バンドコンテストとエンドロール直前ちょくぜんの演奏えんそうシーンが素敵すてきでした。（メタルが聴ききたくなってきた…）

『skullflower machinery of torment』最後さいごの歌うただ。
バンド大会たいかいは間違まちがいなく優勝ゆうしょうと思おもうし、本当ほんとうに演奏えんそうしているように見みえる。何故なぜもっともっと、演奏えんそうを聞きかせてくれないのだろう。
ヘビメタの事ことはあまり知しらないが、この域いきはヘビメタと言いうより、ジミー・ヘンドリックスみたいだ。
最初さいしょのマーチング・バンドの曲きょくは『セントジェームス・インファーマシー』最後さいごにこれを編曲へんきょくした曲きょくでもやるのかと思おもって期待きたいしていたが。
ヘビメタを聞きかなかった理由りゆうは、その当時とうじフリー・ジャズにハマっていたからだが、似にたような領域りょういきなのにと思おもい、振ふり返かえると理由りゆうがわかった。ヘビメタにあまり黒人こくじんがいない。と言いった理由りゆうなのではないかと思おもわれる。それでも、アイアン・メイデンくらいは知しっているが、音楽おんがくをうるさいとは思おもわないが、あまり、パッションが感かんじられない。それは今いまでもである。
でも、最後さいごの曲きょく『skullflower machinery of torment』いい曲きょくだ。この映画えいがのオリジナルなのかなぁ。