フェイブルマンズ : 特集とくしゅう

“至高しこうの映画えいが監督かんとく”スピルバーグの半生はんせいに、語かたることを
避さけてきた秘密ひみつがあった…!?絶対ぜったいに素晴すばらしい映画えいがだと
わかってたが、観みたら期待きたいを遥はるかに超こえる傑作けっさくだった！

3月3日にちから日本にっぽん公開こうかいされる「フェイブルマンズ」。世界せかい最高峰さいこうほうの巨匠きょしょうスティーブン・スピルバーグの最新さいしん作さくであり、第だい95回かいアカデミー賞しょうでは作品さくひん賞しょうを含ふくむ7部門ぶもんにノミネートされています。

この記事きじを読よむ今いま作さく未み鑑賞かんしょうの“あなた”は、「きっといい映画えいがなんだろう」と思おもうかもしれません。しかし、違ちがうんです。

今いま作さくはいい映画えいがではありません。“最高さいこうにいい映画えいが”なんです。これを観みないと2023年ねんの映画えいがは語かたれない、とこの時点じてんで確定かくていするほどの作品さくひん。スピルバーグの自伝じでん的てき物語ものがたりであり、映画えいが史しに燦然さんぜんと輝かがやく名作めいさくにつながる秘話ひわも描えがかれるのです。

……とはいえ、どうしても「配信はいしんで観みればいいかな」と思おもっている方ほうもなかにはいるかもしれません。ですが、それは本当ほんとうにもったいないッ!!　期待きたいを上あげに上あげた状態じょうたいで観みても、ぶっ飛とぶほどの満足まんぞく感かんがある作品さくひんなので、可能かのうな限かぎり映画えいが館かんで観みるべきです。

事実じじつ、映画えいが.com編集へんしゅう部ぶも実際じっさいに鑑賞かんしょうし、期待きたいを大おおきく超こえる体験たいけんを堪能かんのうできました。スピルバーグ自身じしんが“語かたることを避さけてきた”秘密ひみつをも明あきらかにし、さらに映画えいが史しに残のこるであろうラストシーンが刻きざまれていて……この記事きじでは、注目ちゅうもくしてもらいたい“5つのポイント”をレビューしていきます。

映画えいが.com編集へんしゅう部ぶ：今こん作さくほど「観みる前まえから傑作けっさくだとわかりきっている映画えいが」も稀まれだが、今こん作さくほど「観みてぶっ飛とぶほどの満足まんぞく感かんがあった映画えいが」もまた非常ひじょうに稀まれだ。

あらすじは予告編よこくへんから読よみ取とっていただければと思おもう。とにかくあらゆるジャンルを内包ないほうしており、映像えいぞう体験たいけんの密度みつどがそこらの作品さくひんとは段違だんちがいだった点てんにまず驚おどろかされた。

感動かんどう的てきなヒューマン・ドラマ、血ち湧わき肉にく躍おどるアクション、心臓しんぞうが凍こおるほどのホラーやサスペンス・スリラー、甘酸あまずっぱく匂におい立たつような青春せいしゅん……この映画えいがには全部ぜんぶが含ふくまれている。まさに、さまざまなジャンルを横断おうだんして傑作けっさくを放はなってきたスピルバーグしかできない、まるで宝石ほうせき箱ばこのような映画えいが空間くうかんが拡大かくだいと収縮しゅうしゅくを繰くり返かえし、最後さいごにスパークするのだ。

そんな今いま作さくは当然とうぜんというべきか、世界中せかいじゅうで称賛しょうさんを浴あびており、第だい95回かいアカデミー賞しょうでは作品さくひん賞しょう、監督かんとく賞しょう、主演しゅえん女優じょゆう賞しょう、助演じょえん男優だんゆう賞しょう、脚本きゃくほん賞しょう、作曲さっきょく賞しょう、美術びじゅつ賞しょうの7部門ぶもんにノミネート。第だい80回かいゴールデングローブ賞しょうでは最優秀さいゆうしゅう作品さくひん賞しょう（ドラマ）＆最優秀さいゆうしゅう監督かんとく賞しょうに輝かがやき、賞しょうレースで圧倒的あっとうてきな強つよさをみせつけている。

いち早はやく観みないと損そこね、とまでい切いきることができる今いま作さく。観みて幸福こうふくな気持きもちにどっぷり浸ひたれたし、期待きたいを超こえに超こえる要素ようそが雨あめあられと降ふり注そそいできたので、以下いかにさらに詳述しょうじゅつしていこう。

今いま作さくを観みるなかで、最もっとも筆者ひっしゃの期待きたいを超こえた要素ようそが、実みのところこの“物語ものがたり”だった。

スティーブン・スピルバーグ監督かんとくは今いま作さくを「たとえ話はなしではなく、私わたしの記憶きおく」と語かたる。「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など、世界中せかいじゅうで愛あいされる傑作けっさくの数々かずかずを世よに送おくり出だしてきた“世界せかい最高峰さいこうほうの巨匠きょしょう”が、映画えいが監督かんとくになるという夢ゆめをかなえた原はら体験たいけんを映像えいぞう化かしているのだ。

映画えいが冒頭ぼうとう、幼おさないフェイブルマン少年しょうねん（スピルバーグ自身じしんを投影とうえいした主人公しゅじんこう）が、映画えいが館かんへ入はいることを怖こわがる様子ようすから始はじまる。彼かれと映画えいがの最初さいしょの出合であいは恐怖きょうふだったという意外いがいな事実じじつを知しり、もう心しんが躍おどる。

そして、スピルバーグ自身じしんがこれまでほとんど語かたってこなかった“映画えいが監督かんとくにいたるまでの半生はんせい”を詳つまびらかにしている点てんだ。それは家族かぞくについてである。

父ちちは先見せんけんの明あかりがある天才てんさいエンジニア（演えんじ：ポール・ダノ）、芸術げいじゅつ肌はだのピアニストである母はは（ミシェル・ウィリアムズ）、そしてフェイブルマン少年しょうねんと3人にんの妹いもうと……あと、父ちちの親友しんゆうであり部下ぶかでもある陽気ようきな“おじさん”（セス・ローゲン）が、ほぼ家族かぞく同然どうぜんの仲なかで暮くらしている。

そんな一家いっかは、父ちちの何なん度どかの転職てんしょくを理由りゆうに引ひっ越こしを繰くり返かえす。そのたびに生活せいかつは激変げきへんし、家族かぞくの関係かんけい性せいも轟音ごうおんを立たてて変化へんかし、騒動そうどうも起おこる。フェイブルマン少年しょうねんはそれでも映画えいがを撮とり続つづけ、たまに撮とるのをやめ、映画えいが作家さっかとしてメキメキと頭角とうかくを現あらわすが、やがて家族かぞくと自身じしんの夢ゆめの間あいだで板挟いたばさみになるのだ。

次第しだいに、彼かれの心しんは引ひき裂さかれていき……騒動そうどうの具体ぐたい的てきな内容ないようと結末けつまつは今いま作さくの醍醐味だいごみなので、やはりご自身じしんの目めで確たしかめていただきたい。映画えいが.comが今いま作さくを映画えいが館かんで観みるべきだという大おおきな理由りゆうは、この物語ものがたり展開てんかいと、以降いこうに語かたる“ラストシーン”を、最もっとも集中しゅうちゅうできる映画えいが館かんで体感たいかんしてもらいたいからである。

いい映画えいがというのは“キャラクターが立たっている”ものだが、今いま作さくの主人公しゅじんこう・フェイブルマン少年しょうねんも例れいに漏もれない。

彼かれは映画えいがのことだけを考かんがえ、実際じっさいに撮影さつえいし続つづける。類るいまれな才能さいのうを持もつ者ものが思考しこうを繰くり返かえし、ビジョンを具現ぐげん化かする経験けいけんを、1度どや2度どではなく、子こどもの頃ころから数すう十じゅう年ねんにわたって積つみ重かさねた結果けっか、“映画えいがの現人神あらひとがみ”が誕生たんじょうする、ということがスクリーンに刻きざみ込こまれている。

彼かれの才能さいのうはもはや“狂気きょうき”に見みえることがあり、フェイブルマン少年しょうねんが、祖母そぼが亡なくなる瞬間しゅんかんを見みつめるシーンが極きわめて印象深いんしょうぶかい。普通ふつうの人ひとだったら、祖母そぼの顔かおから目めが離はなせないだろうがこの男おとこは違ちがう。顔かおではなく、首筋くびすじの、血管けっかんをじっと見みつめる……どく、どく、と脈打みゃくうつ間隔かんかくの変化へんかに、生せいが遠とおのき、死しが近ちかづく瞬間しゅんかんを感かんじ取とっていたのだ。天才てんさいが見みている “想像そうぞうを絶ぜっする景色けしき”を強制きょうせい的てきに体感たいかんさせられたような気きがして、感心かんしんを通とおり越こしてゾッとさせられもした。

このシーン以外いがいにも、フェイブルマン少年しょうねんのやばさというか、“すごみ”を痛感つうかんできる場面ばめんが山やまのように盛もり込こまれている。しかしながら、その天才てんさい性せいは凡人ぼんじんの理解りかいを常つねに拒こばんでいるわけではなく、意外いがいにも「その感覚かんかく、わかるな」と共感きょうかんすることも非常ひじょうに多おおかった。

最終さいしゅう的てきに、観みているうちに彼かれを応援おうえんしている自分じぶんに気きがつく。少年しょうねんの成長せいちょうと葛藤かっとうは普遍ふへん的てきなドラマを紡つむぎ出だし、感動かんどう的てきな展開てんかいへとつながっていくので、場合ばあいによってはハンカチが必要ひつようになるかもしれない。

ラストシーンが素晴すばらしい映画えいがはそれこそ星ほしの数かずほどある。そのなかで今いま作さくは、映画えいが史しに残のこるレベルだと断言だんげんできるほどだった。

もちろんネタバレになるため、ここでは詳述しょうじゅつできない（語かたれないのがもどかしい……！）が、筆者ひっしゃは観みた瞬間しゅんかんに「あっ！」と喜よろこびの声こえを上あげそうになった。遊あそび心ごころと茶目ちゃめっ気けに満みちた、本当ほんとうに素晴すばらしいシーンに仕上しあがっている。

だからこそ、受うけ取とれる感情かんじょうを可能かのうな限かぎり増幅ぞうふくできれば、きっと今いままでに経験けいけんしたことのない映画えいが体験たいけんになるはず。ゆえに、今いま作さくは可能かのうな限かぎり良よい環境かんきょう＝映画えいが館かんで観みるべきだ、と主張しゅちょうしてきているわけだ。願ねがわくは、映画えいが.comユーザーがいち早はやく映画えいが館かんで鑑賞かんしょうせんことを……。

そしてやはり、今いま作さくのキャッチコピー（人生じんせいの出来事できごと、そのひとつひとつが映画えいがになった。）通どおり、スピルバーグは人生じんせい丸まるごとを映画えいがにいかしているのだと痛感つうかんできる点てんも最高さいこうだった。

フェイブルマン少年しょうねんが初はじめて観みた映画えいがは「地上ちじょう最大さいだいのショウ」だった。同どう作さくでの汽車きしゃと車くるまの衝突しょうとつシーンに心しんを奪うばわれ、自宅じたくでおもちゃの汽車きしゃと車くるまを繰くり返かえし衝突しょうとつさせ、フィルムカメラに撮とっていた経験けいけんは、言いわずもがなスピルバーグの出世しゅっせ作さくである「激突げきとつ！」につながっている。

また、ボーイスカウトの仲間なかまとともに第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんを題材だいざいにした自主じしゅ製作せいさく映画えいがを撮とる場面ばめんも。これが「プライベート・ライアン」などに影響えいきょうを与あたえているのか、と推測すいそくさせられる。こんな具合ぐあいに、映画えいが的てき記憶きおくのひとつひとつが今いま作さくのシーンとつながり、脳のう内ない麻薬まやくが放出ほうしゅつされる瞬間しゅんかんが幾度いくどもあるのだ。

その一方いっぽうで、「映像えいぞうが人ひとを勇気ゆうきづけることもあれば、人ひとを破壊はかいすることもある」と描えがかれることも興味深きょうみぶかい。映画えいがが宿命しゅくめい的てきに持もつ暴力ぼうりょく性せいにも言及げんきゅうし、スピルバーグ自身じしんが長ながい間あいだ思おもい悩なやんできたであろう内省ないせい的てきなテーマも見みえ隠かくれする。

なるほど、スピルバーグが映画えいが人生じんせいの集大成しゅうたいせいを放はなってきたのか――“至高しこうの映画えいが監督かんとく”が全身全霊ぜんしんぜんれいをかけたことがありありと伝つたわってきて、強つよい感動かんどうが何なん度ども何なん度ども押おし寄よせるのだ。

「親おやとして子こにどう接せっするか」もテーマのひとつだと感かんじ、筆者ひっしゃは2児じの親おやでもあるので非常ひじょうに感銘かんめいを受うけた。上述じょうじゅつのような「映画えいがファンとして期待きたいしていたこと」だけでも満点まんてんだったのに、親おや目線めせんでも多おおくの気き付つきや学まなびがあり、非常ひじょうに満足まんぞく度どの高たかい体験たいけんとなったのだ。

特とくに「子こどもの才能さいのうをどう伸のばすか？」という点てんは、見習みならいたいと思おもわされた。幼おさないフェイブルマン少年しょうねんは、「地上ちじょう最大さいだいのショウ」を観みて以来いらい、おもちゃの列車れっしゃ（しかも結構けっこう高価こうかなやつ）を何なん度ども何なん度ども衝突しょうとつさせては楽たのしんでいた。母はははそんな少年しょうねんを叱しかるでもなく、おもちゃを取とり上あげるでもなく、「撮影さつえいして、映像えいぞうで何なん度ども衝突しょうとつさせるといい」と言いって8mmカメラを買かい与あたえるのだ。

そうした両親りょうしんの姿勢しせいが、未来みらいの巨匠きょしょうを形作かたちづくったのだと示唆しさされる。加くわえて、スピルバーグ自身じしんの親おやに対たいする感謝かんしゃの念ねんも伝つたわってきて、たまらなく温あたたかい気持きもちが心しんに流ながれ込こんでくる。

また、物語ものがたりを具現ぐげん化かするキャスト陣じんにも脱帽だつぼうだった。特とくに母親ははおや役やくのミシェル・ウィリアムズ（「マンチェスター・バイ・ザ・シー」など）がすさまじい。ときに突拍子とっぴょうしもない無軌道むきどうな人物じんぶつを体現たいげんする一方いっぽうで、母ははとして、そして1人ひとりの人間にんげんとしての苦悩くのうも表現ひょうげん。観客かんきゃくの心しんが離はなれぬ絶妙ぜつみょうなバランス感覚かんかくの熱演ねつえんは、称賛しょうさんされて当然とうぜんだと感かんじた。

さらに、87歳さいの名優めいゆうジャド・ハーシュにも注目ちゅうもくしてもらいたい。出演しゅつえん時間じかんはとても短みじかく、画面がめんに映うつっている時間じかんは10分ふんもないかもしれない。しかし第だい95回かいアカデミー賞しょうの助演じょえん男優だんゆう賞しょうにノミネートされている。つまり、そういうことだ。これぞ映画えいがのマジックと思おもえるハーシュの存在そんざい感かんが、きっと目めに焼やき付つくはずだ。

実際じっさいに鑑賞かんしょうし、期待きたいを大おおきく超こえた要素ようそを以下いかにまとめよう。

①：映画えいがファンが幸しあわせになれる映画えいが体験たいけん

②：物語ものがたりが、スピルバーグが語かたることを避さけてきた“家族かぞく”について描えがいている

③：主人公しゅじんこう・フェイブルマン少年しょうねんがいい意味いみで狂くるっている

④：ラストシーンが映画えいが史しに残のこるレベル

⑤：スピルバーグの人生じんせいが、彼かれの数多すうたの名作めいさくに投影とうえいされていることがありありとわかる

⑥：子この才能さいのうを伸のばすためには…親おや目線めせんで観みて目めからウロコ＆キャストの演技えんぎがすごすぎる

今いま作さくはいい映画えいがなのではなく、最高さいこうにいい映画えいがなのである。しつこいくらいに「映画えいが館かんで観みてほしい」と繰くり返かえしてきたが、紛まぎれもなく、本心ほんしんのなかの本心ほんしんだ。VOD配信はいしんを待まつのは損そんでしかない。筆者ひっしゃが身みを投とうじた情動じょうどうの渦うずに、観客かんきゃくの皆様みなさまもまた身みを投とうじてみてほしい。（映画えいが.com編集へんしゅう部ぶ）

【さらに深ふか掘ほり！】では、観客かんきゃくは今いま作さくに何なにを感かんじた？
「頂点ちょうてん」「感動かんどう」「心しんに残のこる」「もっと観みてたかった」

最後さいごに。「フェイブルマンズ」が必見ひっけん作さくであるという主張しゅちょうを、もっとよくわかってもらうために、ある調査ちょうさを実施じっししました。

映画えいがファン向むけの特別とくべつ試写ししゃ会かいを実施じっしし、観客かんきゃくの方々かたがたに自由じゆうに感想かんそうをつづってもらったので、その一部いちぶを抜粋ばっすいしてご紹介しょうかい！　この記事きじを読よむ“あなた”も、きっと今いま作さくを心こころゆくまで楽たのしめるはずです。

・「何なにかを作つくるということ、特とくにアートというものへの憧あこがれが加速かそくする映画えいが」――た さん

・「昨今さっこんは監督かんとくの自伝じでんであったり、映画えいがについての映画えいがが増ふえているが、エンタメとしての自伝じでんにおいても、映画えいが論ろんを語かたる映画えいがにおいても、本ほん作さくが頂点ちょうてんだと思おもう」――おやげ さん

・「これまでスピルバーグ作品さくひんに何なん度ども楽たのしませてもらった身みとしては、感動かんどうだった」――Anya さん

・「余韻よいんがすごくて寝ねるまで振ふり返かえってしまったわ。どうしても欲ほしいものはどんなにしても気持きもちを捨すてられない、その渇望かつぼうと熱意ねついを是非ぜひとも映画えいが館かんでご覧らんください。おすすめ」――icco さん

・「最初さいしょから最後さいごまで、どのシーンも心しんに残のこるものだった。これから先さき、何なん回かいも鑑賞かんしょうする作品さくひんになりそうだ」――ちーきー さん

・「最後さいごのあの大物おおもの役やくをあの監督かんとくにやらせるセンスにときめきました！」――びんご さん

・「（この作品さくひんが151minと知しった時とき、長ながいなと思おもいましたが）終おわってしまった時ときには、もっと観みていたかったという感かんじでした」――annabel さん

・「自分じぶんも転勤てんきん家族かぞくだったので親おやの仕事しごとに自分じぶんの人生じんせいが左右さゆうされる様ように苛立いらだちを感かんじることもあったが、何事なにごとにも意味いみがあるとポジティブに生いきようと感かんじた」――としき さん

・「家族かぞくの会話かいわの中なかで何なん度どか出でてくる『Everything happens for a reason』。この台詞ぜりふは、困難こんなんなことに直面ちょくめんしたときに前向まえむきになれる素敵すてきな言葉ことばだと思おもい、大切たいせつにしていきたいと感かんじた」――のん さん

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