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アンダーカレントのレビュー・感想・評価 - 映画.com

劇場げきじょう公開こうかい 2023ねん10がつ6にち

  • 予告編よこくへん

アンダーカレントのレビュー・感想かんそう評価ひょうか

ぜん131けんちゅう、1~20けん表示ひょうじ

4.0ひとをわかる」という幻想げんそう

2023ねん10がつ7にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん
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ニコ

4.0役者やくしゃじんみょう独特どくとく空気くうきかんものきつけるミステリー

2023ねん10がつ27にち
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ひといちにちからだつかれやあせよごれをあらとす銭湯せんとうという場所ばしょ。ここではたら主人公しゅじんこう女性じょせいは、かつて蒸発じょうはつしたおっとへの「なぜ?」というおもいをかかえたままきている。また、臨時りんじやとった従業じゅうぎょういんおとこもここではたらきたいのか理由りゆうかさぬまま、ただ寡黙かもく仕事しごとむ。おたがいにふかくはかたらないし、かない。だからこそにんはどこか居心地いごこちがよく、たがいにとってほど温度おんどの「お」のような存在そんざいになりていくのかもしれない。ほんさくかれらの関係かんけいせいじくに、常連じょうれんきゃくたちや同級生どうきゅうせい私立しりつ探偵たんていらがみだれ、飄々ひょうひょうとした人間にんげんドラマをかなでる。不在ふざい記憶きおくをめぐるミステリーもかおのぞかせるが、「なぜ?」を深追ふかおいしないところがほんさく特徴とくちょうか。主演しゅえん二人ふたりはセリフのすくない場面ばめん言葉ことば未満みまんの「おもい」がそこはかとなくただよ様子ようすをナチュラルにつくす。けっしていそがずあせらず醸成じょうせいされゆくその空気くうき心地ここちい。不思議ふしぎ透明とうめいかんせられつつ、おもいがけない感情かんじょうさそわれていくいちさくである。

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牛津厚信

3.5そこにテーマがあるんじゃない

2024ねん8がつ14にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう:VOD

個人こじん評価ひょうか:3.8
ひとはいとも容易たやすくいなくなる。
うそ本当ほんとう交差こうさする人生じんせい。それをゆっくりとしたトーンでえがいていたとかんじる。
ただ原作げんさく未読みどくだが、最後さいごのそのシーンをげるかね。原作げんさくもそうなら、そこにテーマがあるんじゃない!?

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カメ

2.5黄色きいろ風船ふうせん

2024ねん7がつ6にち
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原作げんさく未読みどくであるが、実写じっしゃにおいてその世界せかいかん違和感いわかんかんじるてんおおい。下町したまちかんつよいおじちゃん・おばちゃん。その肉体にくたいけい装備そうびおとこみをみとめる真木まきようくびかしげる。終盤しゅうばんあきらふとしろんげるにりるともおもえず、ラストまではいりこめなかったところ。

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Kj

4.0さとる。おまえのウソはどうかんがえてもダメだろ。

2024ねん6がつ19にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう:VOD

かなしい

こわ

むずかしい

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いとしのサリーとたくんとたまころたんちゃん

5.0人間にんげん再生さいせい素晴すばらしさ

2024ねん4がつ29にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう:DVD/BD

ける

わらえる

興奮こうふん

ひとうそをついてしまうことがあります。しかし、ひとはそのうそかさなければいけないときがあるようにおもいます。そしてそのうそかすことによって、人間にんげん再生さいせいするとおもっています。この映画えいがは、人間にんげん再生さいせいがテーマの素晴すばらしい映画えいがだとおもいました。

真木まきようさんの演技えんぎは、情感じょうかんにあふれていました。リリーフランキーさんのやわらかくユーモラスな演技えんぎひかっていました。カラオケボックスのシーンでは爆笑ばくしょうさせられました。井浦いうらさんが最後さいご自分じぶんのことをはなしてくれてうれしかったです。サスペンスの要素ようそもしっかりはいっていますのでなぞきなほうにもおすすめします。この映画えいが製作せいさくした今泉いまいずみ監督かんとくおよびスタッフの方々かたがたふか感謝かんしゃもうげます。

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のりあき

4.0演者えんじゃがみんないい

2024ねん4がつ29にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん
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ひかりすぎ

3.0しずか

2024ねん4がつ4にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう:DVD/BD

単純たんじゅん

むずかしい

られる

ほぼノーチェックだったが、
レンタルリストにていない作品さくひんがあまりなかったのでりてみた。

冒頭ぼうとう朝日新聞あさひしんぶん」とでかでかと掲示けいじされたので身構みがまえたが、
さほど問題もんだいかんじるような内容ないようではなかった。
ぎゃくにかなりおもくて複雑ふくざつなテーマなのにさらっとながれすぎて、
ラストも観賞かんしょうしゃ想像そうぞうまかせるかんじだったので拍子抜ひょうしぬけ。
原作げんさくはフランスで人気にんきだそうだが、さもありなんとおもう。
わたし単細胞たんさいぼうなのでもっと直接的ちょくせつてきえがいてもらわんとわからん。

ヒロインの真木まきようがやや物足ものたりないが、
たばこのおっちゃんとリリー・フランキーがあじしてた。
おぎなってあまりある。

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みみず

3.5相手あいて自分じぶん自身じしんの“アンダーカレント”をったとき

2024ねん3がつ28にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう:DVD/BD

かなしい

知的ちてき

しあわ

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近大

4.5真木まきよう人物じんぶつ設定せっていふかみに脱帽だつぼう

2024ねん3がつ23にち
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2023ねん劇場げきじょう鑑賞かんしょう59ほん 傑作けっさく 75てん

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サスペンス西島

4.5🎈

2024ねん3がつ16にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

かなしい

展開てんかいみやすいしたまに冗長じょうちょうだが、音楽おんがく雰囲気ふんいきい。わりかたき。

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やきたまご

3.0真木まきようこ

2024ねん2がつ12にち
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ってもっともエロいかた魅力みりょくあるとおもうです。ただてられただけみたいになってる。アラタもへんなとこめてるし。

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michi

3.5井浦いうらさんが印象深いんしょうぶかかったです

2024ねん1がつ24にち
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見逃みのがしていた『アンダーカレント』がレンタルになっていたので鑑賞かんしょうしました。

大変たいへんくて映画えいがかんればよかったとおもいました。ちかくではわたし苦手にがて新宿しんじゅくバルト9でしかやっていなかったので、つぎからはべつまちにもあしばします。

バルト9…きつけの美容びよういんひときらいだとっていたっけ…なにかあるな。

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ほりもぐ

3.0どじょうのはなし

2024ねん1がつ21にち
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hum

3.5原作げんさく忠実ちゅうじつ

2023ねん12月12にち
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ストーリーは漫画まんがとおり 空気くうきかん綺麗きれい踏襲とうしゅう
でも原作げんさくんだときかんじたとおったふかさはあらためてすごい作品さくひんだったんだと実感じっかん
ラストあれいるかなー

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シモヤン

4.0行間ぎょうかんあじわう文学ぶんがくてき作品さくひんひとをわかるってどういうこと?

2023ねん12月2にち
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原作げんさく漫画まんがんでいて、映画えいがきのはなし、とおもっていましたが、原作げんさく同様どうよう行間ぎょうかんからにじるものをすくうようにあじわう文学ぶんがくてき作品さくひん個人こじんてきにはとてもこのみでした。
どういうはなし?とかれて、あらすじを説明せつめいしても主題しゅだいつたわるるい映画えいがではないのはかくか。

ひとをわかるってどういうことですか?
これはとてもふかいで、わたしもすぐにはこたえられません。
また、わからないことはわからないし、わかることはそのうちわかる、それでいいんだとおもいます。

それにしてもリリーフランキーが最高さいこうです。カラオケのシーンはいまおもしてもわらえてきます。
井浦いうらしんもこういうやくがハマりますね。

ちょっとひなびた銭湯せんとう常連じょうれんきゃく雰囲気ふんいきがたまらなくなつかしく、どこかへかえりたい気持きもちになりました。

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Carryko Emi

4.0おっと・・・わたしのらない他人たにん

2023ねん11月24にち
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琥珀糖

4.0「でも、なんで?」と理由りゆうきたくなるような感覚かんかく

2023ねん11月11にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

劇場げきじょう鑑賞かんしょうするかどうかの判断はんだん基準きじゅんについて、もっと重要じゅうよう要素ようそって過言かごんでないのが「監督かんとく」です。これはつう気取きどっているわけでなく、自分じぶんにとっての作品さくひんたいするきらいが予想よそうしやすく、とくにご自身じしん脚本きゃくほんかれる監督かんとくならなおさらです。そんな「見過みすごすことができない」監督かんとく一人ひとり今泉いまいずみつとむ監督かんとくです。
ただ、候補こうほにまでがっていても、最終さいしゅうてき無視むしできないのが作品さくひんかっている劇場げきじょうと、その上映じょうえい時間じかんによってはにはなってもあきらめることがあります。また、年間ねんかん100作品さくひん以上いじょう劇場げきじょう鑑賞かんしょうするわたしにとって、やはりコストは無視むしできません。たとえば、新宿しんじゅくバルト9は自宅じたくからも職場しょくばからも距離きょりがあり、さらにやす鑑賞かんしょうできる方法ほうほう基本きほん平日へいじつのサービスデイとなると、結果けっかてきに「配信はいしんち」してしまう作品さくひんすくなくありません。そしてこの『アンダーカレント』もバルトか、、とおもっていたら、今回こんかい角川かどかわシネマ有楽町ゆうらくちょうかるとり、よろこいさんで参戦さんせんです。
で、感想かんそうなのですが、、、正直しょうじきまとまらないんですけど、うなりましたね。当然とうぜん意味いみで。「なんか、すげーな」の一言ひとことです。
後半こうはんかされていく登場とうじょう人物じんぶつたちにまつわるなぞは、ている段階だんかいで「ひょっとしたら」と想像そうぞうができてとく意外いがいせいはありません。それはミステリーでありながら、流行はやりの「伏線ふくせん回収かいしゅう」をねらったようなものでなく、登場とうじょう人物じんぶつ自分じぶんかさねつつ「でも、なんで?」と理由りゆうきたくなるような感覚かんかく
ひと他人たにんのことをわからないばかりか、自分じぶんのとった言動げんどう戸惑とまどったり、説明せつめいがつかなかったりすることがあるように、自分じぶん自身じしんのことだってわかってはいないとづくことがあります。いまさく『アンダーカレント』はまさにそういう部分ぶぶん興味深きょうみぶかさに、ついつい「あの場面ばめんって」とひと意見いけんいてでも、理由りゆうたしかめいたくなる作品さくひんがします。なになら正解せいかいなんて一択いったく結論けつろんはなく、ひとによって作品さくひん登場とうじょう人物じんぶつ自分じぶんかさねるからこそ、それぞれ解釈かいしゃくことなるような複雑ふくざつ面白おもしろいとおもえる構造こうぞうおもわず感嘆かんたんするのです。
そして、そのストーリーをいつしか「リアリティー」と錯覚さっかくしてえてくる演出えんしゅつと、役者やくしゃたちの演技えんぎがまた素晴すばらしいですね。それぞれのキャラクターせい明確めいかく役割やくわりかんじ、このひとしかありえないとおもえるキャスティングの気持きもちよさがあります。なかでも、キーマンは「サブじい(じい)」こと田島たじま三郎さぶろうえんじるやすしすおんさんですね。なお、わたし今回こんかい原作げんさく未読みどくなので、もし原作げんさくファンに異論いろんがあればご容赦ようしゃいただきたいのですが、すくなくとも、この映画えいがなかではいろんなものが「えている」老人ろうじんであり、若者わかものたちのどころととして聖職せいしょくしゃのような存在そんざいかんているこちらもすくわれます。
さて、いままでえてかずにとっておいたぼうラジオ番組ばんぐみ映画えいが評論ひょうろんと、ネタバレありの番外ばんがいへんたのしもうかな。そして、時間じかんをおいてもう一度いちどて、その時々ときどきかたおもかたくらべてたのしむような「しゃぶりつくせる」旨味うまみかんじるいちさくです。感嘆かんたん

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TWDera

4.5表面ひょうめんあらわれない本当ほんとう感情かんじょう

2023ねん11月9にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

ける

かなしい

知的ちてき

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szmushi

4.5青色あおいろみずがずっとあたまからはなれない

2023ねん11月3にち
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鑑賞かんしょう方法ほうほう映画えいがかん

うつくしいポスター、真木まきさんの表情ひょうじょう  このポスターやチラシだけでもせられる さらに今泉いまいずみ監督かんとくとなれば、緊張きんちょうかんって劇場げきじょうかいました  かなり以前いぜん原作げんさくがあって、それだけにみなさんの評価ひょうか様々さまざまでありましたが、現実げんじつてきであってもなくても、このテーマはつねわたしたちにはあります  もっとちかくてわかっているはずの夫婦ふうふじつもっととおくてわからない関係かんけい存在そんざいであることにづいてしまうこと、りたくないづきたくなかった「事実じじつ
直面ちょくめんすること、こうしてスクリーンでると、あらためて「真実しんじつぶたをしている」ものきつけられるものをかんじます  井浦いうらさんはつね安定あんてい言葉ことばすくなくてもそのおもいがかんじられます  最初さいしょにあれだけえていたいぬおだやかになるのも、いぬにすらかれおもいがつたわっているかのような場面ばめんでありました ラストをどう解釈かいしゃくするか、「希望きぼう」をかんじずには、いのりたい、ねがいたいとおもいました   随所ずいしょてくる「みず」、彼女かのじょにとってしまいんでいた記憶きおくこされたのもみず、しかしこれからの生活せいかつみずっていかなくてはならない  井浦いうらさんのバッグ、真木まきさんのあざやかなおかけあざやかな赤色あかいろでありましたが、アンダーカレントは青色あおいろそのものです  (11がつにち イオンシネマ茨木いばらぎにて鑑賞かんしょう

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chikuhou