伊勢谷いせや友とも介かい

東京藝術大学とうきょうげいじゅつだいがく芸術げいじゅつ学部がくぶの修士しゅうし号ごうを修得しゅうとく。学生がくせい時代じだいからファッションモデルとして活躍かつやくし、是枝これえだ裕和ひろかず監督かんとく「ワンダフルライフ」（99）で俳優はいゆうデビュー。2003年ねんに初はじめて監督かんとくに挑いどんだ「カクト」はロッテルダム国際こくさい映画えいが祭さいで上映じょうえいされた。紀きの里谷さとや和明かずあき監督かんとく「CASSHERN」（04）で注目ちゅうもくを浴あび、フランス・カナダ・日本にっぽん合作がっさく「パッセンジャー」（05）やフェルナンド・メイレレス監督かんとく「ブラインドネス」（08）など海外かいがい作品さくひんにも出演しゅつえん。三池みいけ崇史たかふみ監督かんとく作さく「スキヤキ・ウエスタン　ジャンゴ」（07）、「十じゅう三さん人にんの刺客しかく」（10）はベルリン国際こくさい映画えいが祭さいのコンペティション部門ぶもんに出品しゅっぴんされた。往年おうねんの人気にんき作さくを実写じっしゃ映画えいが化かした「あしたのジョー」（11）では力石りきいし徹とおる役やくを演えんじ、第だい35回かい日本にっぽんアカデミー賞しょうの優秀ゆうしゅう助演じょえん男優だんゆう賞しょうを受賞じゅしょう。その他たの代表だいひょう作さくに「るろうに剣けん心しん 京都きょうと大火たいか編へん／伝説でんせつの最期さいご編へん」（14）、「新宿しんじゅくスワン」シリーズ（15、17）、「劇場げきじょう版ばん MOZU」（15）、「忍しのびの国くに」（17）、「愛あいしのアイリーン」（18）、「マチネの終おわりに」（19）など。19年ねん公開こうかいのコメディ作品さくひん「翔とんで埼玉さいたま」で、第だい43回かい日本にっぽんアカデミー賞しょうの優秀ゆうしゅう助演じょえん男優だんゆう賞しょうを再ふたたび受賞じゅしょうした。