柄本えもと佑たすく

俳優はいゆう・柄本えもと明あきらと女優じょゆう・角すみ替がえ和枝かずえの長男ちょうなんで、弟おとうとの時とき生なまも俳優はいゆう。映画えいが「美うつくしい夏なつキリシマ」（02）のオーディションに合格ごうかくし、主演しゅえんでデビューを飾かざる。同どう作さくで第だい77回かいキネマ旬報きねまじゅんぽうベストテン新人しんじん男優だんゆう賞しょうと第だい13回かい日本にっぽん映画えいが批評ひひょう家か大賞たいしょう新人しんじん賞しょうを受賞じゅしょうした。その後ご、映画えいが「17歳さいの風景ふうけい　少年しょうねんは何なにを見みたのか」（05）に主演しゅえんしたほか、「子宮しきゅうの記憶きおく　ここにあなたがいる」（07）、「ラッシュライフ」（09）などに出演しゅつえん。「GONIN サーガ」（15）や「64 ロクヨン　後編こうへん」（16）、「追憶ついおく」（17）などでバイプレイヤーとして存在そんざい感かんを放はなちつつ、18年ねんには「素敵すてきなダイナマイトスキャンダル」「きみの鳥とりはうたえる」「ポルトの恋人こいびとたち　時ときの記憶きおく」と主演しゅえん作さくが立たて続つづけに公開こうかい。同おなじく主演しゅえんを務つとめた「火口かこうのふたり」（19）では、かつての恋人こいびととの数すう年ねんぶりの再会さいかいをきっかけに、抑おさえきれない衝動しょうどうの深ふかみにはまっていく男おとこを体当たいあたりで演えんじて話題わだいを集あつめた。映画えいが「今日子きょうこと修一しゅういちの場合ばあい」（13）で夫婦ふうふ役やくを演えんじた安藤あんどうサクラと2012年ねんに結婚けっこんし、17年ねんには第だい1子しをもうけた。