ヨアキム・トリアー

デンマークに生うまれ、ノルウェーで育そだつ。10代のころはプロのスケートボーダーとして活動かつどう。デンマークのヨーロピアン・フィルム・カレッジを卒業そつぎょう後ご、英えいロンドンの国立こくりつ映画えいがテレビ学校がっこうで映画えいが制作せいさくを学まなび、メガホンをとった短編たんぺん映画えいがが賞しょうをとるなど早はやくから頭角とうかくを表あらわす。ノルウェーに帰国きこくし、2006年ねんの長編ちょうへんデビュー作さく「リプライズ」（日本にっぽん劇場げきじょう未み公開こうかい）がアカデミー賞しょう外国がいこく語ご映画えいが賞しょうのノルウェー代表だいひょうに選出せんしゅつされ、注目ちゅうもくの若手わかて監督かんとくとして期待きたいされる。続つづく「オスロ、8月がつ31日にち」（11・日本にっぽん劇場げきじょう未み公開こうかい）がカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいのある視点してん部門ぶもん、監督かんとく3作さく目めにして初はつの英語えいご作品さくひん「母ははの残像ざんぞう」（15）が同どう映画えいが祭さいのコンペティション部門ぶもんに出品しゅっぴん。「テルマ」（17）で再ふたたびアカデミー賞しょう外国がいこく映画えいが賞しょうのノルウェー代表だいひょうに選えらばれるなど、北欧ほくおうを代表だいひょうする新鋭しんえい監督かんとくとして活躍かつやくする。デンマークの鬼才きさいラース・フォン・トリアーの遠戚えんせきにあたる。