シャーリー・マクレーン

米べいバージニア州しゅう出身しゅっしん。俳優はいゆうのウォーレン・ベイティは実弟じってい。高校こうこう卒業そつぎょう後ご、ブロードウェイ・ミュージカルのダンサー兼けんコーラスとしてキャリアをスタートし、55年ねんの「ハリーの災難さいなん」でスクリーンデビューを果はたす。「走はしり来くる人々ひとびと」（59）でアカデミー主演しゅえん女優じょゆう賞しょうに初はつノミネートされて以降いこう、「アパートの鍵かぎ貸かします」（60）、「あなただけ今晩こんばんは」（63）でも同どう賞しょうの候補こうほに挙あがり、人気にんき女優じょゆうとして活躍かつやく。69年ねん、ブロードウェイの名演めいえん出家しゅっけボブ・フォッシーを監督かんとくに招まねいたミュージカル映画えいが「スイート・チャリティ」では主演しゅえんを務つとめた。一時期いちじき女優じょゆう業ぎょうを休止きゅうしし、米べい女性じょせい団体だんたいとして初はつの中国ちゅうごく訪問ほうもん団だんを組織そしき。その模様もようをおさめたドキュメンタリー映画えいが「The Other Half of the Sky: A China Memoir（原題げんだい）」（75）を監督かんとくし、同どう作さくはアカデミー長編ちょうへんドキュメンタリー映画えいが賞しょうにノミネートされる。再ふたたび女優じょゆうに復帰ふっきし、「愛あいと喝采かっさいの日々ひび」（77）でアカデミー主演しゅえん女優じょゆう賞しょう4度目どめのノミネートを経へて、「愛あいと追憶ついおくの日々ひび」（83）でついに受賞じゅしょうを果はたした。「マダム・スザーツカ」（88）では、ベネチア国際こくさい映画えいが祭さいで「主婦しゅふマリーがしたこと」のイザベル・ユペールと最優秀さいゆうしゅう女優じょゆう賞しょうを分わけ合あった。00年ねんの「ぼくが天使てんしになった日ひ」で初はじめて劇映画げきえいがを監督かんとくした。元夫もとおスティーブ・パーカー（「青あおい目めの蝶々ちょうちょうさん」のプロデューサー）との間あいだに生うまれたサチ・パーカーも女優じょゆう。