鈴木すずき杏あんず

96年ねん、TVドラマ「金田一きんだいち少年しょうねんの事件じけん簿ぼ」でデビューし、翌年よくねんの「青あおい鳥とり」で注目ちゅうもくを集あつめる。イーサン・ホーク主演しゅえん、スコット･ヒックス監督かんとくのハリウッド映画えいが「ヒマラヤ杉ひまらやすぎに降ふる雪ゆき」（99）では工藤くどう夕貴ゆきの少女しょうじょ時代じだいを演えんじた。「リターナー」（02）で日本にっぽんアカデミー賞しょうの新人しんじん俳優はいゆう賞しょうと話題わだい賞しょうを受賞じゅしょう。その後ごも「花はなとアリス」（04）、「頭文字かしらもじD THE MOVIE」（05）、「監督かんとく・ばんざい！」（07）などに出演しゅつえん。芥川賞あくたがわしょう作家さっか・中上なかがみ健次けんじ原作げんさくの「軽蔑けいべつ」ではポールダンサーの役やくに体当たいあたりで挑いどみ、新しん境地きょうちを切きり開ひらいた。TVドラマの主演しゅえん作さくには「がんばっていきまっしょい」（05）、「Room Of King」（08）、「遥はるかなる絆きずな」（09）などがある。舞台ぶたい公演こうえんにも数多かずおおく出演しゅつえんし、蜷川にながわ幸雄ゆきお演出えんしゅつ「ハムレット」（03）や「ムサシ」（09）、劇団げきだん☆新幹線しんかんせん「髑髏しゃれこうべ城じょうの七なな人にん」（04）のほか、「奇跡きせきの人ひと」（09）では座長ざちょうを務つとめた。