ニック・メイスン : ウィキペディア(Wikipedia)
ニック・メイスン(Nick Mason、CBE、1944
ローリングストーン
(※ニック・メイソンとの
略歴
ピンク・フロイド創設 メンバー
バーミンガムの
リージェント・ストリート・ポリテクニック(
ピンク・フロイドとしてメジャー・デビューしてからは、
また、1981
ウォーターズとデヴィッド・ギルモアの
メンバーとの交流
1984
2002
2006
これらのゲスト
2011
2012
ピンク・フロイド活動 停止 - 以降
2014
2018
2019
音楽 的 特徴
映像 作品 『ライヴ・アット・ポンペイ』など比較的 初期 のライブ映像 では、かなりパワフルで激 しいドラミングを観 ることができる。ちなみに、この映像 で「吹 けよ風 、呼 べよ嵐 」を演奏 している際 、激 しいパフォーマンスのあまりドラムスティックが手 からすっぽ抜 けてしまう場面 がある。しかし次 の瞬間 、すぐさま足元 からスペアのスティックを取 り出 し、何事 もなかったかのように演奏 を続 けている。左利 きで右 利 き用 セットを使用 しているため、フィル・インのほとんどが左手 からはじまり独特 のフレーズとタイム感 を持 っている。ビートルズのリンゴ・スター、チープ・トリックのバン・E・カルロスなどと同 じ。- またピンク・フロイドのサウンドの
特徴 と言 えるSE(効果 音 )も、メイスンが中心 となって作成 していた。特 に録音 したテープを切 り取 り繋 ぎ合 わせていく「テープ・コラージュ」が得意 だった。ロジャー・ウォーターズは「ピンク・フロイドに新 しいテクノロジーを持 ち込 むのは、いつもニックだった」と振 り返 っている。
エピソード
大 の車 好 きであり、特 にカー・レースではル・マン24時 間 レースへ参戦 、完走 も果 たしている(1979年 18位 、1980年 22位 )。1983年 に童夢 社 設計 (製作 はマーチ社 )のRC-82iが出走 した際 のドライバーの一人 でもあった(レースは7時 間 でリタイヤ)。- また、
自動車 販売 会社 を経営 していた事 もあり、フェラーリ・コレクターでもある。ジル・ヴィルヌーヴがかつて駆 ったF1マシン「フェラーリ・312T3」や「フェラーリ・デイトナ」Mason talks about his collection Forza Magazine 2016年 10月 13日 などの他 、所有 している「フェラーリ・エンツォフェラーリ」をイギリスの自動車 番組 トップ・ギアの撮影 のために貸 し出 したこともある。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードなどのイベントにも、これらのマシンを持 ち込 んだり、貸 し出 すこともある。またフェラーリ以外 にも多数 所有 しており、マクラーレン・F1のレース仕様 であるGTRを公道 走行 仕様 に手直 しした物 など、貴重 な車両 もコレクションしている。またF1のヨーロッパラウンドの際 はフェラーリで乗 り付 け観戦 し、そのまま全 て自 走 で帰宅 することもある。 大学 で建築 学 を専攻 していたこともあり、イラスト・デザインにも長 けており、アルバム『ピンク・フロイドの道 』のオリジナル版 のジャケットデザインを手掛 けている。ここでは「楽器 の城 」のような不思議 なイラストを作成 している。- ドラムを
担当 するようになった理由 は「くじが外 れた結果 」だという。また、ウォーターズは当初 リード・ギターを担当 していたが、演奏 技術 の問題 からリズム・ギターに代 わり、シド・バレットが加入 してからはベースに降格 している。このときのことをウォーターズは「ドラムまで降格 にならなくてよかった」と述懐 しており、メイスンも「ロジャーがドラムになっていたら、僕 はローディーをやるしかなかっただろう」と述 べている。
ディスコグラフィ
ソロ・アルバム
- 『
空想 感覚 』 - Nick Mason's Fictitious Sports (1981年 ) - 『プロファイルス - ピンクの
進化 論 』 - Profiles (1985年 ) ※元 10ccのリック・フェンとの共 作 名義
ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツ
- 『ライヴ・アット・ザ・ラウンドハウス』 - Live At The Roundhouse (2020
年 )
プロデュース作品
ゴング
- 『シャマール』 - Shamal (1975
年 )
スティーヴ・ヒレッジ
- 『グリーン』 - Green (1978
年 ) - 「ゲッティング・ベター」 - Getting Better (1978
年 ) ※シングル
ダムド
- 『ミュージック・フォー・プレジャー』 - Music for Pleasure (1977
年 )
- The Asmoto Running Band (1971
年 )
- 『ロック・ボトム』 - Rock Bottom (1974
年 ) - 『ルース・イズ・ストレンジャー・ザン・リチャード』 - Ruth Is Stranger Than Richard (1975
年 ) ※1曲 のみプロデュース
その他 参加 作品
マイケル・マントラー
- The Hapless Child (1976
年 ) ※ミキシング、エンジニアリング、語 りで参加 。 - Something There (1983
年 ) ※演奏 で参加 。 - Live (1987
年 ) ※演奏 で参加 。
著書
- Nick Mason " " ([[:en:Inside Out: A Personal History of Pink Floyd|en]])
- ニック・メイスンの
自叙伝 (個人 的 回顧 録 )『インサイドアウト』は、2004年 9月 30日 (※あるいは10月 7日 )、ロンドンに本社 を置 くオリオン出版 グループ (Orion Publishing Group)傘下 のワイデンフェルト&ニコルソン社 (Weidenfeld & Nicolson) からハードカバー仕様 で刊行 された。 - カバーデザインはヒプノシスのストーム・ソーガソンが
手掛 けている。- .
- その
後 、少 なくとも2つの異 なるペーパーバック版 が刊行 されている。Kindle版 は2011年 9月 1日 に刊行 。- .
- .
- .
レース戦績
ル・マン24時 間 レース
| チーム | コ・ドライバー | | クラス | | | クラス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1979 | GBR ドーセット レーシング アソシエイツ | GBR ブライアン・ジョスリンGBR トニー・バーチェンホフGBR リチャード・ジェンビー | ローラ・T297-フォード コスワース | S2.0 | 260 | 18 | 2 |
1980 | GBR ピーター・クラークIRL マーティン・ビレーヌ | S2.0 | 263 | 22 | 3 | ||
1982 | GBR EMKA プロダクションズ | GBR スティーブ・オルークGBR リチャード・ダウン | BMW・M1 Gr.5 | IMSAGTX | 266 | DNF | DNF |
1983 | JPN | GBR クリス・クラフトCHI エリセオ・サラザール | | C | 75 | DNF | DNF |
1984 | GBR GTi エンジニアリング | GBR リチャード・ロイドFRA ルネ・メチェ | ポルシェ・956 | C1 | 139 | DSQ | DSQ |
出典
外部 リンク
- (official website) (English)
- (English)
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