松坂まつさか慶子けいこ

小学校しょうがっこう2年ねんのとき、くるみ児童じどう合唱がっしょう団だんに入団にゅうだん。TV番組ばんぐみ「忍者にんじゃハットリくん＋忍者にんじゃ怪獣かいじゅうジッポウ」（67）で初はつ出演しゅつえん。高校こうこう時代じだいにスカウトされて大映だいえいの「ある女子じょし高校こうこう医いの記録きろく　続ぞく・妊娠にんしん」（69）で本格ほんかく的てきに映画えいがデビューし、「夜よるの診察しんさつ室しつ」（71）で初はつ主演しゅえんを務つとめた。79年ねんのドラマ「水中花すいちゅうか」で主演しゅえんを務つとめ、自みずからが歌うたった主題歌しゅだいか「愛あいの水中花すいちゅうか」もヒット。美人びじん女優じょゆうとしてTV、映画えいがで活躍かつやくを続つづけ、81年ねんの「青春せいしゅんの門もん」と「男おとこはつらいよ　浪花なにわの恋こいの寅次郎とらじろう」、82年ねんの「蒲田かまた行進曲こうしんきょく」と「道頓堀どうとんぼり川がわ」で、日本にっぽんアカデミー賞しょう最優秀さいゆうしゅう女優じょゆう賞しょうを2年ねん連続れんぞくして受賞じゅしょうした。その他たの作品さくひんにカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいでグランプリを受賞じゅしょうした「死しの棘とげ」（90）や、「るにん」（04）、「四よん日間にちかんの奇蹟きせき」（05）、「大阪おおさかハムレット」（08）などがある。09年ねん、紫綬褒章しじゅほうしょうを受章じゅしょうした。