リドリー・スコット

英えいウエスト・ハートプール美術びじゅつ大学だいがくを経へて、ロンドン・カレッジ・オブ・アートに進すすむ。在学ざいがく中ちゅうの1961年ねん、弟おとうとトニー・スコットを主演しゅえんに起用きようした16じゅうろくミリ短編たんぺん「Boys and bicycle」を監督かんとく（完成かんせいは65年ねん）。1年間ねんかんアメリカで映像えいぞう編集へんしゅうを学まなび、帰国きこく後ごにBBC入社にゅうしゃ、その後ごCM業界ぎょうかいに転向てんこうする。77年ねんの「デュエリスト　決闘けっとう者しゃ」で長編ちょうへん監督かんとくデビューし、「エイリアン」（79）や「ブレードランナー」（82）の類るいい稀まれな映像えいぞうセンスで世界せかい的てきな人気にんき監督かんとくとなる。95年ねんに映画えいが製作せいさく会社かいしゃスコット・フリー・プロダクションズを設立せつりつ。「テルマ＆ルイーズ」（91）、「グラディエーター」（00）、「ブラックホーク・ダウン」（01）の3作さくでアカデミー賞しょう監督かんとく賞しょうにノミネートされ、「オデッセイ」（15）は同どう作品さくひん賞しょう候補こうほとなった。近年きんねんの代表だいひょう作さくに「エイリアン」の前日ぜんじつ譚たんにあたる「プロメテウス」（12）と、その続編ぞくへん「エイリアン　コヴェナント」（17）など。「ブレードランナー」の続編ぞくへん「ブレードランナー 2049」（17）には製作せいさく総そう指揮しきとして携たずさわった。03年ねん、ナイトの爵位しゃくいを授与じゅよされた。