「病児保育って、無い時代があったんだ?」
「保育園に入れない子達が待機児童?そんな言葉あったの?」
「重い障害児のある子って、保育園入れなかったの?そんな馬鹿な!」
そんな風に人々が言うくらい、
私たちのしている事業が、
「あたりまえ」になっていってほしい。
そう、私たちは、「新しいあたりまえ」を、
創っていく集団です。
いろんな家族がいるでしょう。
親が二人いる家族もあれば、
親がひとりの家族もある。
再婚によって
二つの家族が合わさった家族もあれば、
お母さんが二人いる家族もあるかもしれない。
どんな家族の形だって良い。
家族は形が大切なのではなく、そこに愛があり、
慈しみあうという役割を果たしているかどうか、が大切。
だから、役割を果たせていれば、
どんな、いろんな家族の形があっていい。
そんないろんな、全ての親子に
「新しいあたりまえ」を届けたい。
そうすれば、人々は、
子育てとともに、
楽しく仕事ができるのも、
あたりまえになるでしょう。
またそうであれば、
子どもは親の子であると同時に、
「社会の子」だと、みんなが思い、
そしてみんなで手を差し伸べているでしょう。
そして、どんな家族の形だって、
笑って暮らせる社会が
やってくるでしょう。
そんな夢を、
私たちとともに実現していきませんか?
この半径5メートルから。
フローレンスグループ 会長CEO
認定NPO法人フローレンス会長
駒崎弘樹
1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、「地域の力によって病児保育問題を解決し、子育てと仕事を両立できる社会をつくりたい」と考え、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型」の病児保育サービスを首都圏で開始、共働きやひとり親の子育て家庭をサポートする。
2010年からは待機児童問題の解決のため、空き住戸を使った「おうち保育園」を展開。「おうち保育園」モデルは、2012年度より「小規模認可保育所」として、政府の子ども子育て新制度において制度化され、全国に広がった。
2014年には、障害児保育が極度に不足する問題を解決するため、医療的ケアが必要な子ども達を中心とした障害児を専門的に預かる「障害児保育園ヘレン」を東京都杉並区に開園。2015年4月から、医療的ケア児の家においてマンツーマンで保育を行う「障害児訪問保育アニー」をスタート。
政策提言や担い手の育成を行うため、2012年、一般財団法人 日本病児保育協会、NPO法人 全国小規模保育協議会を設立、理事長に就任。2015年、全国医療的ケア児者支援協議会を設立、事務局長に。2018年には一般社団法人こども宅食応援団を立ち上げ、代表理事に就任したほか、医療法人社団ペルルの理事長に就任。2019年には慶應義塾大学SFC特別招聘教授に就任。
公職としては、2010年より内閣府政策調査員、内閣府「新しい公共」専門調査会推進委員、内閣官房「社会保障改革に関する集中検討会議」委員などを歴任。 現在、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、こども家庭庁「こども家庭審議会 子ども・子育て支援等分科会」委員を務める。
著書に『「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方』 (ちくま文庫)、『働き方革命 』(ちくま新書)、『「社会を変える」お金の使い方』(英治出版)『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 』(PHP新書)。翻訳書に「あなたには夢がある 」(英治出版)。
一男一女の父であり、子どもの誕生時にはそれぞれ2か月の育児休業を取得。