アテナイオス (/m/0169hc)

アテナイオスは200年ねんごろのギリシア語ご散文さんぶん作家さっか、雄弁ゆうべん家か、文法ぶんぽう家かである。出身しゅっしん地ちにちなみナウクリティスのアテナイオスとも呼よばれる。エジプトのナウクラティス出身しゅっしん。スーダ辞典じてんは「マルクスの頃ころの人ひと」とのみ伝つたえる。しかしコンモドゥスについてのアテナイオスの記述きじゅつから推定すいていするに、コンモドゥスのころまで生いきていたらしい。 『食卓しょくたくの賢人けんじんたち』における食卓しょくたくと当時とうじの料理りょうりの描写びょうしゃで知しられる。アテナイオスは自身じしんの代表だいひょう的てきな著作ちょさくを、「タラッタ」という魚さかなについての論文ろんぶんおよびシリアの諸王しょおうの歴史れきしとみなしていたが、双方そうほうとも散逸さんいつした。