素手すで

別べつ名称めいしょうに武器ぶきなしとあるが、厳密げんみつには素手すでとは違ちがう。
MODやコンソールを用もちいて人ひと型がたNPCの両手りょうてを削そぐと素手すで攻撃こうげきすら出来できなくなる。この状態じょうたいが武器ぶきなし。こうなると悲鳴ひめいを上あげて一目散いちもくさんに逃にげ出だす。

10数すう発はつ程度ていどのパンチで車くるまを爆発ばくはつに至いたらしめる主人公しゅじんこうにはかの剛腕ごうわんG・フォアマンも真まっ青さおである。
象ぞうを倒たおすどころではない。

真しんの暗殺あんさつ者しゃには武器ぶきなど不要ふよう



ガッシャンガッシャン

一応いちおうこの状態じょうたいでもVATSはでき、クリティカルも一いち回分かいぶん貯たまる
なのでフェラルグールの脚あしを破壊はかいするなど無力むりょく化かに成功せいこうしたらそのまま死しぬまで殴なぐり続つづけてゲージを稼かせぐ手てもある
最早もはやどっちのほうが悪役あくやくなのか全然ぜんぜん分わからなくなるが

壁かべを這はい上あがって空中くうちゅうから飛とびかかってくることを思おもえばまだマシではある

攻撃こうげき手段しゅだんをこれしか持もたない敵てきが、主人公しゅじんこうに到達とうたつできない状況じょうきょうで敵対てきたいすると
戦闘せんとう解除かいじょまで逃走とうそう行動こうどうを続つづけるAIがスカイリムから引ひき続つづき搭載とうさいされている。
あまりにも一方いっぽう的てきな状況じょうきょうを避さけるためだろうが、賛否さんぴが分わかれる要素ようそかもしれない。

しかし人間にんげんやロボならともかく
脳のうみその少すくなそうなゴキブリやフェラルまでこれをやるのは
なんとなく腑ふに落おちない。

Vault111でセキュリティバトンに気きづけなかった主人公しゅじんこうは素手すででラッドローチを殴なぐり殺ころすことになる

ステルスから背後はいごに回まわりこんでの首くび折おりは必見ひっけん

かつては極限きょくげんまで拳こぶしを極きわめ、己おのれのパンチでデスクローやベヒモスをしばき倒たおすアイツの姿すがたが時折ときおり見みられた
俗ぞくにヌカパンチと呼よばれるこれは、パラライ神かみ拳けんで敵てきを強制きょうせい的てきにダウン→起おき上あがるまでの間あいだとにかく殴なぐり続つづけることで真価しんかを発揮はっきする
101のアイツが人外じんがい代表だいひょうに選えらばれる理由りゆうの一ひとつでもあった

まあここまで極きわめるのにはレベルアップで特定とくていのものにガン振ぶり&装備そうびも考かんがえる必要ひつようがあったので、Perk一ひとつで人間にんげん核かく爆ばく弾だんになるより遥はるかに手間てまがかかる
あくまでネタの一ひとつと思おもってくれればそれで充分じゅうぶん

一方いっぽうでパワーアーマーの腕うでモジュールはほとんどが素手すで攻撃こうげきに関連かんれんするものである。
出血しゅっけつさせたり単純たんじゅんに威力いりょくを上あげたりエネルギーダメージを追加ついかしたりする。

グレネードなどの投擲とうてき物ぶつを除のぞく武器ぶきを一切いっさい装備そうびしていない状態じょうたい。
パンチを繰くり出だすが当然とうぜんながら威力いりょくは低ひくい。
前作ぜんさくでは威力いりょくこそ低ひくいものの、
・耐久たいきゅう値ちが存在そんざいしないためいくら使つかっても性能せいのうの劣化れっかが起おきない
・隠かくしステータスであるタフネス値ねを他たの格闘かくとう武器ぶきよりも大おおきく削けずるためタイマンでその気きになれば敵てきをダウンさせ続つづけて一方いっぽう的てきにタコ殴なぐりにすることができる
という差別さべつ点てんがあった。
しかし今いま作さくでは武器ぶきの耐久たいきゅう値ち制せいが廃止はいしされ、格闘かくとう攻撃こうげきによるダウンもクリティカルによるパラライジングパームの発動はつどう以外いがいでは無なくなったため一気いっきに実用じつよう範囲はんいから遠とおのいた。
とはいえ強つよくなりすぎたブルーには素手すでのまま強攻きょうこう撃げきの特殊とくしゅモーションでレイダーやらガンナーをボコ殴なぐりにするのもたまにはいいかもしれない。