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ミサイルばくげきでゾンビを大量たいりょう焼却しょうきゃくはげしいけどわないVRシューター「After The Fall」をOculusブースで体験たいけん

【After The Fall】

2020ねん 発売はつばい予定よてい

価格かかく未定みてい

 E3 2019の会場かいじょうで、おおきなスペースを確保かくほしてブースを出展しゅってんしていたのがOculusだ。GDC 2019でもデモをしていた「Stormland」「Asgard's Warth」新規しんきデモ、また人気にんきさく「Beat Saber」や「Moss」といったタイトルがあそべるようになっていた。今回こんかいOculusブースを取材しゅざいする機会きかいがあったのだが、そこでスタッフのイチオシとして紹介しょうかいされたVRゲームが「After The Fall」だった。

Oculusブースでは、ためしゆうスペースのほか記念きねん撮影さつえいスポットも用意よういされていた

 「After The Fall」は、ゾンビをたおしてフィールドをすすむシュータータイトル。世界せかいこおりおおわれており、おびただしいかずのゾンビやボスとたたかっていく。SteamとOculus対応たいおうで、2020ねん発売はつばい予定よてい。OculusについてはOculus Rift、Rift Sに対応たいおうする。

【After the Fall - E3 Announcement Teaser [ESRB]】

 VRシューターとして特徴とくちょうてきなのは、とにかく大量たいりょう登場とうじょうするゾンビに最大さいだい4にん協力きょうりょくプレイでかっていくこと。ゾンビはぜん方向ほうこうからせまってくるのでなかなかはげしいうごきももとめられるが、いをまったくかんじないような工夫くふうほどこされている。

大量たいりょうゾンビを相手あいてにするシューター。今回こんかいはOculus Rift Sを使用しようしてのデモだった

 とく工夫くふうかんじたのは移動いどう操作そうさほんさくではフィールドないあるくのではなく、指定していした場所ばしょ瞬時しゅんじ移動いどうするようなつくりになっている。ただし、あまりにとおざかったり落差らくさがあったりすると指定していできず、あくまで「そこまであるいていけるところ」に移動いどう範囲はんい限定げんていされている。

 また左右さゆうへ30ほどずつ視点してんえたり、瞬時しゅんじうしろをくことも可能かのうあたまって周囲しゅうい見渡みわたさいのサポートとして使つかっていく。

 イメージとしては、わないことを前提ぜんていとしながら、自由じゆう移動いどう操作そうさのギリギリのラインをめているようなかんじだ。とおすぎる移動いどう無効むこうにすることで「フィールドない探索たんさくする」というプレイかんまれている。

銃撃じゅうげき探索たんさく。その両方りょうほう大事だいじにしたゲームデザインになっている

 おも攻撃こうげき手段しゅだんじゅうで、フィールドないでしばしばかける作業さぎょうだいあらたな武器ぶきはいったり、装備そうびのアップグレードが可能かのうになる。最初さいしょはハンドガンのみだったものが、くぎバット、マシンガン、デモの後半こうはんではロックオンしきのロケットだんはいった。

 とく面白おもしろかったのはロケットだんこうけるガジェットのようなをしており、こううえけるとウィーンとおとてて起動きどうする。視界しかい中央ちゅうおうてきをロックオンし、発射はっしゃボタンをすとバババババンといくつものミサイルが発射はっしゃてき一気いっき爆撃ばくげきできるというものだ。

ちいさいがちょう強力きょうりょくなロケットだんてき一気いっきはらえる

 このロケットだんもそうだが、ほんさくでは大量たいりょうのゾンビをなぎたおしていく爽快そうかいかん特徴とくちょうがある。ゾンビをたおすためにバンバンたま消費しょうひしなければならないが、たおしたゾンビもまた大量たいりょう弾薬だんやくとしてくれる。銃撃じゅうげきたま回収かいしゅうかえしながら、マップのさきすすんでいく。

 今回こんかいのデモでは筆者ひっしゃ開発かいはつスタッフがもう1人ひとりくわわり、2人ふたり協力きょうりょくプレイでマップをすすんでいった。おたがいの姿すがたえており、身振みぶりも反映はんえいされるのでボディランゲージもできる。もちろんボイスチャットも可能かのうだ。

 プレイちゅうはゾンビにかこまれるようにしておそわれるシーンもあったが、おたがいの背中せなかがわをフォローしながらまわることで、協力きょうりょくプレイならではの銃撃じゅうげきせんたのしめた。移動いどう操作そうさがやや特殊とくしゅなのでれるまでに多少たしょう時間じかんかるかもしれないが、おもどおりの戦闘せんとうができたときはかなり気持きもちがいい。

協力きょうりょくプレイでは味方みかたとのコミュニケーションも大事だいじ意思いし疎通そつうができればこれ以上いじょうない戦力せんりょくとなる

 またデモの最後さいごには、大量たいりょうのゾンビとともに巨大きょだいなボスが登場とうじょうした。いちカ所かしょとどまっているとすぐにゾンビにかこまれてしまうので、移動いどうかえしながらゾンビをはらい、たまひろいながらボスを攻撃こうげきしていく。ロケットだん存分ぞんぶん使つかいながらガンガン爆撃ばくげきしていくことで、なんとかボスをたおすことに成功せいこうした。

 ほんさくはまだまだ開発かいはつちゅうということで、今回こんかいのデモ以上いじょうのインフォメーションはとくにできないそうだが、Oculusスタッフがオススメする理由りゆうもわかったようにおもう。大量たいりょうのゾンビ、はげしいけどわない銃撃じゅうげきせん協力きょうりょくプレイ。これらの言葉ことばにピンとるようであれば、続報ぞくほうをぜひたのしみにしていただきたい。

こちらがボス。ロケットだんがよくいていた