アプリ調査会社のSensor Tower(センサータワー)は、リリースから11年以上が経過している、ポノスの『にゃんこ大戦争』を取り上げており、リリース以来の収益は7億ドル(1034億円)を突破したとのレポートを公開した。
『にゃんこ大戦争』は、ユーモラスなキャラクターとそのゲーム性が人気のモバイルリアルタイムストラテジーゲームだが、現在もなお日本の同ジャンルをけん引しているタイトルだという。
収益シェアを市場別に見ると、トップは日本で70%近くを占めており、2位はアメリカ(11%)、3位は韓国(8%)と続いている。台湾、香港もTOP5に入っており、APAC市場で支持されているとのこと。
そんな『にゃんこ大戦争』だが、売上だけでなく、MAUでも日本が圧倒的なシェアをキープ。2021年6月から2024年6月までの平均MAUでは、日本が唯一100万以上と驚異的な水準を維持しているという。
年齢層を見ると、地域別の特色が強く出ており、日本では35歳~44歳の層が全体の30%以上を占めたそうだ。この傾向は韓国でも同様。一方、アメリカでは18歳~24歳が最も多く、50%近くを占めた。
レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、この違いについて、日本と韓国ではリリース直後からゲームを遊んでおり、その後もプレイを続けているプレイヤーが多いからではないかと推察している。
リリースから11年が経過した現在でも日本で高いMAUをキープするにゃんこ大戦争、各市場でユーザーに特色が見られる
https://sensortower.com/ja/blog/the-battle-cats-keeps-high-mau-in-japan