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【ホンダ フリード 新型試乗】クロスターはいい意味でミニバンっぽさを薄めた…森口将之 | クルマ情報サイトーGAZOO.com

【ホンダ フリード 新型しんがた試乗しじょう】クロスターはいい意味いみでミニバンっぽさをうすめた…森口もりぐち将之まさゆき

ホンダ・フリード+クロスター
11月4にちまで開催かいさいしていた東京とうきょうモーターショーのホンダブースで、『ハンターカブ』の復活ふっかつばんえるりんしゃのコンセプトモデル『CT125』とともに展示てんじされていたのが『フリード』/『フリード+』のクロスターだった。筆者ひっしゃはまずCT125におこなったのだが、フリード+クロスターもそれにけないアウトドアテイストを発散はっさんしていたことに感心かんしんした。

随所ずいしょかんじるアウトドアテイスト

その印象いんしょう東京とうきょう都内とないみち再会さいかいしてもわらない。
フリード/フリード+は10月のマイナーチェンジでフロントグリルがうすくなったが、クロスターだけは従来じゅうらいのフリードにちかあつみのあるグリルをつ。それだけではなく、ボディ下端かたんぜんしゅうくろいガーニッシュでカバーし、前後ぜんごバンパーにはシルバーのアンダーガードふう処理しょりほどこしている。リアのライセンスプレートじょうのガーニッシュもダーククローム仕上しあげ。

ドアミラーやドアハンドルをシルバーとしたことをふくめ、アクセントのつけかた絶妙ぜつみょうで、いい意味いみでミニバンっぽさをうすめることに成功せいこうしているのだ。

内装ないそうはインパネの木目もくめ調ちょうパネルがプライウッド調ちょうになり、コンビシートもブラウンけいのステッチや模様もようれたことでウッディーな雰囲気ふんいきとなった。ここからもアウトドアのにおいをかんじる。

あらためてかんじたフリードの「ちょうどいい」

クロスターのボディサイズはのフリード/フリード+と共通きょうつうで、タイヤサイズもおなじ。はしりの印象いんしょうわらない。無理むりたかくしてはしりのバランスをくずすより、このほうがいいというひともいるはずだ。

ひさしぶりにフリードにってかんじたのは、CMのフレーズではないが「ちょうどいい」こと。たかさが不安ふあんにならず、あしかためているかんじもなく、心地ごこちとハンドリングのバランスは絶妙ぜつみょうなところをいている。デュアルクラッチ・トランスミッションをもちいたハイブリッドシステムは小気味こきみよく、ながれにってはしかぎりはしずかでさえある。

前任ぜんにんしゃのモビリオからかぞえて18ねんという経験けいけんながさが、このクロスターにも発揮はっきされていることを実感じっかんした。

■5つほし評価ひょうか
パッケージング:★★★★★
インテリア居住きょじゅうせい:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
おすすめ:★★★★

森口もりぐち将之まさゆき|モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト
1962ねん東京とうきょうまれ。自動車じどうしゃ専門せんもん編集へんしゅうて1993ねん独立どくりつ雑誌ざっし、インターネット、ラジオなどで活動かつどう。ヨーロッパしゃ、なかでもフランスしゃ とし、カテゴリーではコンパクトカーや商用しょうようしゃなど生活せいかつづいた車種しゃしゅこのむ。趣味しゅみものであるきゅうくるま解説かいせつ試乗しじょうおお担当たんとうする。また自動車じどうしゃ以外いがい交通こうつう 事情じじょうやまちづくりなども精力せいりょくてき取材しゅざい日本にっぽんカー・オブ・ザ・イヤー選考せんこう委員いいん。グッドデザインしょう審査しんさ委員いいん

(レスポンス 森口もりぐち将之まさゆき

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