紀伊きい半島はんとうを満喫まんきつするおすすめのシーサイドドライブルート

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串本くしもと海中かいちゅう公園こうえんは日本にっぽんで最初さいしょに指定していされた海中かいちゅう公園こうえん地区ちく。その海うみは黒潮くろしおの影響えいきょうを強つよく受うけて年中ねんじゅう暖あたたかく、様々さまざまなサンゴの群生ぐんせいが広ひろがり、温帯おんたいと熱帯ねったいの生いき物ものが入はいり混まじって生息せいそくする世界せかいでも希少きしょうな価値かちをもつ。園内えんないのセンターでは、水族館すいぞくかんで海うみや生いき物ものについて学まなぶことができ、海中かいちゅう展望てんぼう塔とうや海中かいちゅう観光かんこう船せんで実際じっさいに自然しぜんの海うみの中なかを観察かんさつすることができる。

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東経とうけい135度ど46分ふん、北緯ほくい33度ど26分ふんに位置いちする本州ほんしゅう最南端さいなんたんの地ち。望楼ぼうろうの芝しばと呼よばれる広場ひろばやキャンプ場じょう、展望てんぼう所しょ潮岬しおのみさき灯台とうだいがあり、太平洋たいへいようの水平すいへい線せんが広ひろがる雄大ゆうだいな眺ながめを一望いちぼうできる。

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日本にっぽん最古さいこの石造せきぞう灯台とうだい。イギリス人じんが設計せっけいと建設けんせつにあたり、明治めいじ3年ねん(1870)に初はつ点灯てんとう。現在げんざいは自動じどう点灯てんとうの無人むじん灯台とうだいのため、内部ないぶは非公開ひこうかいになっている。スイセンの名所めいしょとしても知しられ、12～2月がつになると花はなが咲さき、周囲しゅういはさわやかな香かおりで包つつまれる。かつて常駐じょうちゅうしていたイギリス人じん技師ぎしが植うえたものと言いわれている。

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海岸かいがんから大島おおしまに向むかって延長えんちょう850m、一直線いっちょくせんに並ならぶ大小だいしょう40もの奇岩きがん群ぐん(名勝めいしょう・天然記念物てんねんきねんぶつ)。その規則きそく的てきな並ならび方かたが、橋はしの杭くいに似にていることからこの名なが付ついた。第だい3紀き層そうの軟やわらかい頁岩けつがん[けつがん]が波なみによって浸食しんしょくされ、石英せきえい粗あら面めん岩がんの岩いわ脈みゃくだけが断続だんぞくして残のこったもの。弘法大師こうぼうだいしと天あまの邪鬼じゃくが、一いち晩ばんで橋はしを架かける競争きょうそうをし、杭くいにするための巨岩きょがんだけが残のこったという伝説でんせつもある。

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太地たいじ町まちは400年ねん以上いじょうにわたって、クジラと深ふかく関かかわってきた「クジラの町まち」として知しられている。町内ちょうないに位置いちする太地たいち町立ちょうりつくじらの博物館はくぶつかんは、鯨くじら類るいに特とく化かした全国ぜんこくでも数少かずすくない施設しせつだ。捕鯨ほげいの歴史れきしや文化ぶんか、そして鯨くじら類るいの生態せいたいに関かんする資料しりょうを展示てんじするほか、鯨くじら類るいを中心ちゅうしんとした熊野灘くまのなだに生息せいそくする様々さまざまな生いき物ものを展示てんじするなど、博物館はくぶつかんと水族館すいぞくかんの要素ようそを併あわせ持もった展示てんじを特徴とくちょうとしている。ショーやふれあいイベントも充実じゅうじつしており、五感ごかんで体験たいけんし、楽たのしみながら「クジラ」について学まなぶことができる施設しせつとなっている。​

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那智なち四十八滝しじゅうはったきのなかの一いちの滝たきを那智なちの滝たきとよぶ。高たかさ133m、幅はば13mもある大だい瀑布ばくふで、国くにの名勝めいしょう。勝浦かつうらの海上かいじょうや那智山なちさんへ向むかう山道さんどうから見みえることも。滝たき壺つぼ近ちかくへは那智山なちさん上じょうにある飛ひ瀧たき神社じんじゃの鳥居とりいをくぐって、老ろう杉すぎに囲かこまれた石段いしだんを降おりていく。やがて、轟音ごうおんとともに、切きり立たった崖がけから純白じゅんぱくの布ぬのを垂たらしたように落下らっかする滝たきが現あらわれる。滝たきの背後はいごには那智なちの原始げんし林りん(天然記念物てんねんきねんぶつ)が広ひろがり、暖地だんち性せいの植物しょくぶつを中心ちゅうしんに300種しゅに及およぶ植物しょくぶつの宝庫ほうことなっている。

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