ホンダのSUV『パスポート』新型しんがた、正式せいしき発表はっぴょう前まえにプロトタイプが女性じょせいだけのラリーに参戦さんせん中ちゅう

ホンダのSUV『パスポート』新型しんがたの「トレイルスポーツ」が、正式せいしき発表はっぴょうに先立さきだち、2024年ねんのリベルラリーに参戦さんせんしている。リベルラリーは、10月11日にちから19日にちにかけてアメリカ南西なんせい部ぶの砂漠さばく地帯ちたいで行おこなわれる女性じょせいだけの過酷かこくなオフロードチャレンジだ。

この最新さいしんのSUVは、ホンダ史上しじょう最もっとも冒険ぼうけん心しんをくすぐり、高たかい能力のうりょくを持もつモデルとされている。大おおきな改造かいぞうを加くわえることなく、Xクロスクラスでラリーに参加さんかしている。

特別とくべつなリベルラリーラッピングを施ほどこした新型しんがた『パスポート トレイルスポーツ』は、ホンダの米国べいこくオハイオ州しゅうの工場こうじょうに勤務きんむする2人ふたりの女性じょせい社員しゃいんがドライバーを務つとめる。アディア・ラヤ氏しとマディソン・ラッセル氏しは、チーム208「トレイルスポート・トレッカーズ」として初はつ参戦さんせんしている。

このプロトタイプ車両しゃりょうは、1日にち10～12時じ間あいだの極限きょくげんのオフロード走行そうこうで、その性能せいのう、耐久たいきゅう性せい、ハンドリングが試ためされることになる。ホンダがアメリカ最長さいちょうのオフロードラリーに参加さんかするのは今回こんかいで6年ねん目めだ。

ラリーはカリフォルニア州しゅうマンモス・マウンテンをスタートし、1500マイル（約やく2400km）以上いじょう離はなれた未み公表こうひょうの地点ちてんでフィニッシュする。ホンダのエンジニアたちは、この厳きびしい条件下じょうけんかでトレイルスポートモデルのオフロード性能せいのうをさらに向上こうじょうさせる。

新型しんがたパスポート トレイルスポーツのプロトタイプは、タフなシャシー、オフロード用ようにチューニングされたサスペンション、パワフルな3.5リットルV6エンジン、10速そくオートマチックトランスミッション、トルクベクタリングi-VTM4全ぜん輪わ駆動くどうシステムなど、プロダクションモデルの仕様しようをそのまま使用しようして競技きょうぎに参加さんかしている。

ラリー仕様しようの変更へんこう点てんは、マキシスRAZRオールテレーンタイヤの装着そうちゃくのみだ。このタイヤは、ブランドのオフロードレース豊富ほうふな経験けいけんから得えられたノウハウを活いかして開発かいはつされている。

リベルラリーは、GPSや携帯けいたい電話でんわのナビゲーションを使用しようせず、紙かみの地図ちず、コンパス、方位ほういのみを頼たよりに隠かくされたチェックポイントを探さがし出だす独特どくとくのイベントだ。