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大谷翔平と藤井聡太の両親の子育て、実は「意外すぎる共通点」があった…!(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

大谷おおやしょうたいら藤井ふじいさとしふとし両親りょうしん子育こそだて、じつは「意外いがいすぎる共通きょうつうてん」があった…!

天才てんさいはこうそだ

だいリーグのドジャースと10年間ねんかんやく1000おくえん契約けいやくむすんだ大谷おおやしょうひら選手せんしゅ日本にっぽんはおろか、世界せかいのスポーツ史上しじょう最高さいこうがく達成たっせいしたその偉業いぎょうは、歴史れきしきざまれたとえる。1000ねん1人ひとり逸材いつざいは、どのようにまれそだったのか。大谷おおやしょうたいら両親りょうしんが、まえで「絶対ぜったいにやらなかった」意外いがいなこと』つづき、大谷おおやの「子育こそだての秘密ひみつ」にせまる。

きなことをさまたげない

おやおや子供こども子供こどもという意識いしきのもとで、子供こどもたちの「やりたい」という意欲いよくおもんじ、余計よけい口出くちだしはしない。この原則げんそくを、さらにめたのが、史上しじょうはつはちかん達成たっせいした、将棋しょうぎ藤井ふじいさとしふとし家庭かていだ。

藤井ふじいちち正史せいしさんとはは裕子ゆうこさんは、息子むすこがなにかに集中しゅうちゅうしているときは絶対ぜったいめないようにこころがけていた。

普通ふつうであれば、「ごはん時間じかんだよ」「お風呂ふろはいりなさい」などと、生活せいかつのリズムにあわせて中断ちゅうだんさせたくなるところだ。

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だが、藤井ふじい両親りょうしん本人ほんにんのなかで区切くぎりがつくまでこえをかけなかった。

そんな藤井ふじい将棋しょうぎ出会であったのは、5さいのとき。祖母そぼこまうごかしかたいてある「スタディ将棋しょうぎ」をってきたところ、寝食しんしょくしんで熱中ねっちゅうした。

中学校ちゅうがっこうがると、藤井ふじい熱中ねっちゅうしたのは英語えいご数学すうがくなどの「主要しゅよう教科きょうか」ではなく、地理ちりだった。

藤井ふじいさんは、科目かもくはそっちのけでさんかわ名前なまえばかり熱心ねっしんおぼえていたそうです。でも、ご両親りょうしんは『もっと英語えいご勉強べんきょうしなさい』とか『数学すうがくをやりなさい』ということはわなかった」藤井ふじい取材しゅざいした将棋しょうぎライター)

こうした「きなことをさまたげない」姿勢しせいは、藤井ふじい将棋しょうぎたいする人並ひとなはずれた探究たんきゅうしん集中しゅうちゅうりょくやしなうことにつながった。

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