あらゆるサービスとサービスを連携れんけいさせまくることが可能かのうな「IFTTT」のiPadバージョンがリリースされたので使つかってみた

IFTTTは「○○した時ときに、△△する」といったように条件じょうけんを指定していして複数ふくすうの行動こうどうを簡単かんたんに自動じどう連携れんけいさせられるサービスで、これを使つかえば「iPhoneで撮影さつえいした写真しゃしんを自動じどうでFacebookやTwitterに投稿とうこう」したり、「タブレットを最新さいしんの思おもい出でが自動じどうで更新こうしんされていくフォトフレーム」にすることも可能かのうです。これのiPhoneアプリは既すでにリリースされていたわけですが、4月がつ3日にちのアップグレードでついにiPad版ばんIFTTTの利用りようも可能かのうになったので、これを使つかいながら新あたらしく追加ついかされた新しん機能きのうたちも一緒いっしょに試ためしてみました。

Put the internet to work for you. - IFTTT
https://ifttt.com/

◆アプリをインストールして使つかってみた
まずはiPadにIFTTTアプリをインストールします。アプリはApp Storeから無料むりょうでインストール可能かのうです。

iTunes の App Store で配信はいしん中ちゅうの iPhone、iPod touch、iPad 用よう IFTTT
https://itunes.apple.com/jp/app/ifttt/id660944635

インストールしたらIFTTTをタップして起動きどう。

するとIFTTTがどんなサービスなのかを教おしえてくれるチュートリアルがスタートするので、画面がめんを左ひだりにスワイプしながらチュートリアルを読よみ進すすめます。

IFTTTでは「○○した時ときに、△△する」といった具合ぐあいに、何なにかしらの動作どうさをトリガーにして他たのサービス上じょうでアクションを起おこすことができます。

例たとえばこの画面がめんに表示ひょうじされているのは「Instagramで新あたらしい写真しゃしんを保存ほぞんした時とき、その写真しゃしんをDropboxに保存ほぞんする」というもの。この動作どうさ全体ぜんたいを「レシピ」と呼よび、さらに動作どうさのトリガーになるものを「トリガーチャンネル」、トリガーチャンネルが発動はつどうした結果けっか行おこなわれるアクションの方ほうを「アクションチャンネル」と呼よびます。

そんなIFTTTが新あたらしくiPadにも対応たいおうしたわけです。

レシピの例れいとしては「家いえの近ちかくになったら特定とくていの人ひとにその旨むねをツイート」「iPadで撮影さつえいした写真しゃしんを自分じぶんのメールアドレスに送おくる」「連絡れんらく先さきをGoogleドライブのスプレッドシート上じょうに保存ほぞんする」の3つが紹介しょうかいされています。

そんなわけでチュートリアルが終おわったらログイン画面がめんが出現しゅつげんするので新あたらしくアカウントを作成さくせいすればOK。既すでにアカウントを持もっている場合ばあいは「Sign in!」からログインすることも可能かのうです。

iPad版ばんIFTTTのトップ画面がめんはこんな感かんじ。

トップ画面がめんにはユーザーが作成さくせいしたさまざまなレシピが表示ひょうじされており、特集とくしゅうされているものや人気にんきの高たかいレシピがどんなものなのか見みることができます。

自分じぶんでレシピを作成さくせいしたい場合ばあいは画面がめん右みぎ上じょうにある「Browse」をタップ。

すると「Manage」画面がめんに移うつります。この画面がめん左側ひだりがわには自分じぶんのアカウントが行おこなってきた動作どうさ履歴りれき、右側みぎがわには使用しようしているレシピが表示ひょうじされることになります。まだ何なにのレシピも使用しようしていないので画面がめん右みぎ上じょうの「＋」アイコンをタップしてレシピを自作じさくしてみることに。

レシピを作成さくせいする画面がめんはこんな感かんじ。まずはトリガーチャンネルを決きめるために水色みずいろの「＋」アイコンをタップ。

するとトリガーに設定せってい可能かのうなさまざまなチャンネルと動作どうさがこれでもかというくらいに表示ひょうじされまくります。

その中なかから「iOS Photos」というチャンネルを見みつけたので、これの「Any new photo」をタップしてみます。

初はじめて利用りようするチャンネルは、チャンネルを有効ゆうこう化かするために認証にんしょうを行おこなう必要ひつようがあります。なので「Continue」をタップ。

すると「“IFTTT”が写真しゃしんへのアクセスを求もとめています」と表示ひょうじされるので「OK」をタップ。

「Done」をタップすればチャンネルの有効ゆうこう化か完了かんりょうです。1度ど有効ゆうこう化かを行おこなえばそれ以降いこうはチャンネルの有効ゆうこう化かを求もとめられることはありません。

続つづいてアクションチャンネルを決きめるために赤色あかいろの「＋」アイコンをタップ。

この中なかからアクションチャンネルを選択せんたくします。今回こんかいは「Google Drive」の「Upload file from URL」をタップ。

お次つぎはGoogleドライブの有効ゆうこう化かが始はじまるので「Continue」をタップ。

Googleドライブにログインして……

「承認しょうにんする」をタップ。

「Done」をタップでGoogleドライブの有効ゆうこう化かも完了かんりょう。

最後さいごに「Finish」をタップすれば自作じさくレシピの完成かんせいです。今回こんかい作成さくせいしたレシピは「iPadで何なにか写真しゃしんを撮影さつえいしたら、その写真しゃしんをGoogleドライブに保存ほぞんする」というもの。

作成さくせいしたレシピは「Manage」画面がめんの赤あか枠わく部分ぶぶんに表示ひょうじされ、これをタップすればいつでもレシピの編集へんしゅう・共有きょうゆう・削除さくじょ・一時いちじ停止ていしが可能かのうです。

そんなわけで早速さっそくこのレシピがちゃんと動作どうさするのか確たしかめるべくiPadで写真しゃしんを撮影さつえいしてみることに。写真しゃしんのモデルは偶然ぐうぜん出でくわしたiCEOにお願ねがいしました。

写真しゃしん撮影さつえい後ごしばらくするとiPadにIFTTTから通知つうちが来きました。

写真しゃしんが追加ついかされたとのことなので、Googleドライブを開ひらいてみるとそこには「IFTTT」フォルダが作成さくせいされていました。クラウドストレージなどをIFTTTと連携れんけいさせると、ストレージ内ないに自動じどうで専用せんようフォルダが生成せいせいされるようです。

この「IFTTT」フォルダから、「iOS Photos」→「Camera Roll」とフォルダを開ひらいていくと、フォルダ内ないで先さきほど撮影さつえいしたiCEOを発見はっけん。自作じさくレシピは問題もんだいなく動作どうさしたようです。よかったよかった。

◆他たユーザーが作成さくせいしたレシピを使つかってみる
トップ画面がめんにたくさん表示ひょうじされているレシピ、これらは他たユーザーが作成さくせいしてシェアしているもので、自分じぶんでレシピを作つくらなくとも大抵たいていのものはシェアされています。なのでシェアされているレシピを使つかってみることに。なお、特定とくていのレシピを検索けんさくしたい場合ばあいは画面がめん上部じょうぶの検索けんさくアイコンから検索けんさくするのがよさげです。

・新あたらしく追加ついかされた通知つうちセンターチャンネルを使用しよう
そんなわけで今回こんかいは「明日あしたの天気てんきが雨あめなら通知つうちしてくれる」というレシピを使つかってみます。

「Continue」をタップ。

続つづいてユーザーの場所ばしょ情報じょうほうを登録とうろく。テキストボックスに場所ばしょ情報じょうほうを入力にゅうりょくして「Search」をタップすればOKで、日本語にほんごでも検索けんさく可能かのうでした。

そして「Activate」をタップ。

最後さいごに「Done」をタップで有効ゆうこう化か完了かんりょう。

続つづいて「iPadへの通知つうち」の有効ゆうこう化か作業さぎょうが開始かいし。有効ゆうこう化かには「Continue」をタップします。

「“IFTTT”はあなたにプッシュ通知つうちを送信そうしんします。よろしいですか？」と表示ひょうじされるので「OK」をタップ。

「Done」をタップでこちらの有効ゆうこう化かも完了かんりょう。

このレシピを使つかえば明日あした雨あめが降ふる、という時ときにだけこんな感かんじで通知つうちが来くるようになるわけです。ただし、気温きおん情報じょうほうはカ氏かし表記ひょうき。

なお、通知つうちセンターチャンネルは、バージョンアップした最新さいしんのIFTTTアプリから使用しよう可能かのうです。

・新しん機能きのう、写真しゃしんの撮影さつえい場所ばしょ
さらに、「iOS Photos」チャンネルには「New photo taken in area(特定とくていエリア内ないで写真しゃしんを撮影さつえいした場合ばあい)」という項目こうもくが追加ついかされています。これを使用しようすると……

地図ちずで表示ひょうじされているエリア内ないで写真しゃしんを撮影さつえいした場合ばあいにだけトリガーが発動はつどうするように設定せっていすることができます。

これを使つかえば、「特定とくていエリアで撮影さつえいした写真しゃしんは友達ともだちにメールで転送てんそうする」や「特定とくていエリアで撮影さつえいした写真しゃしんはEvernoteに保存ほぞんする」などのレシピが使つかえるようになります。

IFTTTはトリガーが発動はつどうして即そく連携れんけいが行おこなわれるわけではありませんが、トリガー発動はつどう後ご数すう分ふんでアクションは実行じっこうされ、連携れんけい可能かのうなチャンネルの数かずは87種類しゅるいもあります。

なお、現在げんざいのところAndroid端末たんまつ向むけのIFTTTアプリはリリースされていませんが、公式こうしきブログには「IFTTT for Android? Coming soon!」と書かかれており、近々ちかぢかリリースされる気配けはいがムンムンと漂ただよっています。

・つづき
ワンタップで指定していした動作どうさを行おこなうIFTTTの新しんアプリ「Do Button・Do Camera・Do Note」使つかい方かたまとめ - GIGAZINE