結婚式けっこんしきの途中とちゅうで、近ちかくの木きに駆かけ寄よった花嫁はなよめ　理由りゆうに「素晴すばらしい女性じょせい」

オーストラリアにある野生やせい動物どうぶつ保護ほご団体だんたい『Darling Range Wildlife Shelter WA』。

この団体だんたいでボランティアをしているPJ（pjdhaliwal）さんという女性じょせいが、結婚式けっこんしきを挙あげました。

『Darling Range Wildlife Shelter WA』はFacebookで、彼女かのじょの結婚式けっこんしきの写真しゃしんを紹介しょうかい。

ところが映うつっていたのは、よくある新婦しんぷの笑顔えがおの写真しゃしんではありませんでした。

結婚式けっこんしきの最中さいちゅうに新婦しんぷが駆かけ寄よったのは？

晴はれた日ひに野外やがいで行おこなわれたPJさんの結婚式けっこんしき当日とうじつ。白しろいウエディングドレスを着きた彼女かのじょは、会場かいじょうで何なにかを見みつけました。

そして、式しきの途中とちゅうにもかかわらず、彼女かのじょは近ちかくの木きに駆かけ寄よります。

PJさんが見みつけたのは、ケガをした野生やせいのポッサム。ポッサムとは、見みた目めはリスに似にた樹き上うえ性せいの動物どうぶつです。

ポッサムを放はなっておけなかった彼女かのじょは、ドレスが汚けがれることも気きにせずに自みずから木きの上うえのポッサムを保護ほごしました。

その様子ようすをウエディングフォトグラファーが撮影さつえいしていたのです。

『Darling Range Wildlife Shelter WA』は「傷付きずつけいたポッサムが彼女かのじょをヴァージンロードから引ひき離はなし、レスキューモードにさせた」とつづり、心配しんぱいそうにポッサムを抱いだくPJさんの写真しゃしんを投稿とうこう。

たくさんの称賛しょうさんの声こえが寄よせられています。

※画像がぞうは複数ふくすうあります。左右さゆうにスライドしてご確認かくにんください。

PJさんのInstagramの写真しゃしんには、ポッサムを保護ほごするために彼女かのじょが乗のった台だいを新郎しんろうのギャビンさんが押おさえている様子ようすが映うつっています。

自分じぶんたちの結婚式けっこんしきより動物どうぶつの保護ほごを優先ゆうせんしたPJさんを、しっかりとサポートするギャビンさんの姿すがたも印象いんしょう的てきですね。

この後のち、ポッサムは最寄もよりの野生やせい動物どうぶつのリハビリ施設しせつに搬送はんそうされ、PJさんたちは式しきを再開さいかいしたということです。

多おおくの参列さんれつ者しゃがいる結婚式けっこんしきでは、滞とどこおりなく式しきを進行しんこうすることが望のぞましいはず。

しかし式しきが中断ちゅうだんされても、PJさんの心しん優やさしい行動こうどうはきっとゲストたちの心しんを温あたたかくしたことでしょう。

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[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]