ラクトアイスはどんなアイス？　ほかのアイスの種類しゅるいも徹底てってい解説かいせつ

夏なつの暑あつい時期じきに食たべたくなる物ものといえば、アイスですよね。冷つめたくて甘あまい味あじが魅力みりょく的てきなアイスですが、ソーダの味あじがする爽快そうかい系けいのアイスや、濃厚のうこうなミルクの味あじが魅力みりょく的てきなアイスなど、さまざまな種類しゅるいがあります。

そのようなアイスの中なかに『ラクトアイス』という種類しゅるいがあるのをご存ぞんじでしょうか。実じつはスーパーやコンビニなどで販売はんばいされているアイスはさまざまなカテゴリー分わけがされており、袋ふくろにも種類しゅるいの名前なまえが記載きさいされています。

ラクトアイスはさまざまなアイスの中なかでも大変たいへんポピュラーな部類ぶるいに入はいり、知しらないうちに食たべている人ひとも多おおいほど人気にんきの種類しゅるいです。しかし、ラクトアイスがどのようなアイスなのか、さらに深ふかく知しってみたい人ひともいるのではないでしょうか。

この記事きじでは、アイスの１種しゅであるラクトアイスについての定義ていぎや特徴とくちょう、ほかにどのような種類しゅるいのアイスがあるのかも解説かいせつしていきます。ラクトアイスを始はじめに、アイス全体ぜんたいについての知識ちしきが得えられるので、ぜひ参考さんこうにしてください。

ラクトアイスとは？

まずはラクトアイスとはどのようなアイスなのかを、いくつかの項こうに分わけながら解説かいせつしていきます。前述ぜんじゅつしているように、ラクトアイスは多おおくの種類しゅるいがあるアイスの中なかでも高たかい人気にんきを得えている種類しゅるいです。

そのため、実じつは大変たいへん身近みぢかな食品しょくひんでもあり、人ひとによっては大好だいすきだったアイスがラクトアイスであることに気きづくこともあるでしょう。

ラクトアイスの定義ていぎや特徴とくちょうなども解説かいせつしますので、ぜひ参考さんこうにしたうえで、実際じっさいに食たべてみてくださいね。

ラクトアイスの定義ていぎ

ラクトアイスの定義ていぎは『乳ちち固形こけい分ぶん３%以上いじょうのアイス』です。本来ほんらいのアイスクリームやアイスミルクの場合ばあいは、乳ちち固形こけい分ぶんを始はじめとした成分せいぶんを多おおく含ふくんでいるのが特徴とくちょうで、この成分せいぶんによってまろやかな味あじわいが出でます。

ラクトアイスの場合ばあいは、この乳ちち固形こけい分ぶんの含有がんゆう量りょうがほかのアイスと比くらべると非常ひじょうに少すくないのです。少すくない乳ちち固形こけい分ぶんを補おぎなうために植物しょくぶつ油脂ゆしなどを使つかっているので、アイス特有とくゆうの滑なめらかでとろっとした口当くちあたりが特徴とくちょう。

スーパーやコンビニなどで販売はんばいされているアイスでも、ラクトアイスが採用さいようされていることは多おおく、多おおくの人ひとたちから人気にんきを得えている種類しゅるいとなっています。なぜそこまでラクトアイスに人気にんきがあるのか、疑問ぎもんに思おもう人ひともいるかもしれません。

ということで、ここからはラクトアイスの特徴とくちょうや魅力みりょくについても解説かいせつしていきます。

さっぱりとした味あじわいが特徴とくちょう

ラクトアイスは『乳ちち固形こけい分ぶんが３%以上いじょう』のアイスと解説かいせつしましたが、ほかのアイスと比較ひかくしてさわやかな味あじわいが楽たのしめることを意味いみします。本来ほんらいのアイスは、乳ちち固形こけい分ぶんによるまろやかな味あじわいが特徴とくちょうですが、ラクトアイスは逆ぎゃくです。

味あじわいの特徴とくちょうとしてまろやかさよりはさっぱりとしていて、コクが少すくなくなっています。いわゆるくどさを感かんじさせない口当くちあたりとなっているので、従来じゅうらいのアイスにあるくどさや味あじの濃こさが苦手にがてな人ひとは、非常ひじょうに食たべやすい種類しゅるいです。

また味あじのバリエーションも豊富ほうふ。アイスミルクと比くらべて食しょく感かんの面めんでも改良かいりょうが加くわえやすいため、シャリシャリとした食しょく感かんのアイスや、飲のみ物もののように飲のんで楽たのしめるアイスなども作つくられています。

このようにラクトアイスはほかのアイスと比くらべると、ミルク特有とくゆうのまろやかさやコクこそないものの、味あじのバリエーションや食しょく感かんの個性こせいを持もたせやすく、ラクトアイスならではの味あじわいを堪能たんのうできるのが魅力みりょくです。

価格かかくも比較的ひかくてき安価あんか

ラクトアイスが持もつ特徴とくちょうに、ほかのアイスと比較ひかくして価格かかくが安価あんかにできることも挙あげられます。

アイスミルクやアイスクリームの場合ばあいは、乳ちち固形こけい分ぶんなどをふんだんに使用しようして作つくられているため、味あじはおいしいものの価格かかくが上あがってしまいがちです。

しかし、ラクトアイスの場合ばあいは、本来ほんらいであれば乳ちち固形こけい分ぶんや乳ちち脂肪しぼう分ぶんを使つかうところ、植物しょくぶつ性せいの油あぶらや食品しょくひん添加てんか物ぶつを使つかって作つくられています。ほかのアイスよりもコストがかかりにくく、安価あんかで販売はんばいできます。

それでいて、前述ぜんじゅつしたように味あじのバリエーションなどは豊富ほうふで、多彩たさいな食しょく感かんを楽たのしめるので、ラクトアイスは多おおくの人々ひとびとから人気にんきを得えているのでしょう。

ラクトアイスは身体しんたいに悪わるい？

ラクトアイスに関かんする疑問ぎもんとして多おおいのが「ラクトアイスは身体しんたいに悪わるいのか」というものです。そもそもアイスに関かんして、カロリー面めんでは高たかいものが多おおく、食たべすぎはよくないとされていますが、ラクトアイスの場合ばあいはどうなのでしょうか。

乳ちち固形こけい分ぶんなどがほかのアイスよりも使つかわれていないとなると「むしろカロリーなどは抑おさえられているのでは」と考かんがえますよね。

しかし、ラクトアイスに使つかわれている植物しょくぶつ性せい油脂ゆしは、実じつは多おおくのカロリーを含ふくんでいます。商品しょうひんにもよりますが、これがラクトアイスのカロリー数すうを上あげている要因よういんです。

そのため、ラクトアイスも食たべすぎてしまうと、健康けんこう面めんで害がいがある可能かのう性せいがあります。

また、植物しょくぶつ性せい油脂ゆしには、お肉にくなどに含ふくまれるトランス脂肪酸しぼうさんという脂肪酸しぼうさんの一種いっしゅが含ふくまれているため、これもラクトアイスが身体しんたいに悪わるいイメージにつながっているのでしょう。

ただ、日本にっぽんの食生活しょくせいかつでは、トランス脂肪酸しぼうさんを過剰かじょう摂取せっしゅしてしまう可能かのう性せいは低ひくく、食たべすぎなければ、重大じゅうだいな疾患しっかんに陥おちいってしまうこともないとされているようです。

味あじや食しょく感かんなど魅力みりょく的てきなラクトアイスですが、食たべすぎには注意ちゅういしつつ、適量てきりょうで楽たのしむことを心こころがけましょう。

アイスはラクトアイス以外いがいに何なに種類しゅるいある？

ラクトアイスの特徴とくちょうや魅力みりょくを解説かいせつしてきましたが、アイスはラクトアイス以外いがいにも種類しゅるいがあります。

ここからはほかのアイスについて解説かいせつしていくので、参考さんこうにしてみてくださいね。

アイスクリーム

アイスクリームは『乳ちち固形こけい分ぶん１５%以上いじょう、乳ちち脂肪しぼう分ぶん８%以上いじょう』のアイス。アイスの種類しゅるいの中なかではもっとも乳ちち成分せいぶんが多おおく含ふくまれているので、ミルクの味あじわいやコクの深ふかさが堪能たんのうできるのが特徴とくちょうです。

アイスクリームに分類ぶんるいされるアイスのバニラ味あじなどは、アイスクリームの利点りてんを特とくに感かんじられるアイスなので、ミルクの風味ふうみが好すきな人ひとはぜひ味あじわってみてください。

氷菓ひょうか

氷菓ひょうかは『乳ちち固形こけい分ぶん３%以下いか』のアイスです。乳ちち成分せいぶんが非常ひじょうに少すくないので、ミルクの風味ふうみやコクはほとんど感かんじられない、もしくはないアイスもあるのが特徴とくちょうです。

魅力みりょくは、乳ちち成分せいぶんをほとんど含ふくんでいないことで、かき氷ごおりのようなシャリッとした食しょく感かんが楽たのしめる点てんです。夏なつなどの暑あつい時期じきに食たべると、さっぱりした味あじわいと冷つめたさを堪能かんのうできます。

アイスミルク

アイスミルクは『乳ちち固形こけい分ぶん１０%以上いじょう、乳ちち脂肪しぼう分ぶん３%以上いじょう』のアイスです。アイスクリームとの違ちがいはほとんどありませんが、アイスクリームよりも乳ちち成分せいぶんが少すくないことで、少すこしあっさりめの味あじわいなのが特徴とくちょうです。

バニラやミルクの風味ふうみが好すきでも、濃こすぎると、くどく感かんじてしまう人ひとにおすすめのアイスでしょう。

ラクトアイスを堪能たんのうしよう

この記事きじでは、ラクトアイスの特徴とくちょうや魅力みりょくのほか、さまざまなアイスの種類しゅるいについて解説かいせつしました。ラクトアイスはほかのアイスと比くらべて、乳ちち成分せいぶんが少すくなくてあっさりとした味あじわいで、味あじや食しょく感かんも多彩たさいなのが特徴とくちょうです。

食たべすぎてしまうと、健康けんこう面めんで不安ふあんな要素ようそもあるとされていますが、適量てきりょうであれば問題もんだいありません。本ほん記事きじを見みている人ひとも、普段ふだん食たべているアイスがどの分類ぶんるいなのか、気きにしてみると面白おもしろいかもしれません。

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[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]