カラサタマ地区ちくとパシラ地区ちくを結むすぶヘルシンキ・トラム新しん路線ろせんの13番線ばんせんが8月がつ12日にち、運行うんこうを開始かいしする。

　同どう路線ろせんは、アラビアンランタ南部なんぶ～カラサタマ～パシラを結むすぶ。2020年代ねんだい末まつまでにラーヤサロ～ハカニエミを結むすぶ路面ろめん電車でんしゃ「クルーヌシラット」が完成かんせいすれば、パシラからラーヤサロまで乗のり換かえることなく移動いどうできるようになる。

　ヘルシンキ地域ちいき交通こうつう局きょく（HSL）は、同どう路線ろせんを運行うんこうする交通こうつう会社かいしゃ「メトロポリタン・エリア・トランスポート」から、必要ひつようなインフラが全すべて整ととのい、路線ろせん開設かいせつの前提ぜんてい条件じょうけんが整ととのっているとの情報じょうほうを得えたため、8月がつ12日にちに運行うんこうを始はじめることを決定けっていした。

　ヘルマンニンランタティエ通どおりには、緑化りょくかされたトラム停留所ていりゅうじょを試験しけん的てきに設置せっちした。この取とり組くみはヒートアイランド現象げんしょうの緩和かんわに向むけた対策たいさくの一ひとつで、同どう地域ちいきに緑みどりを増ふやし、昆虫こんちゅうや人々ひとびとに憩いこいの場ばを提供ていきょうする。ヘルシンキ・メトロポリア応用おうよう科学かがく大学だいがくは停留所ていりゅうじょに設置せっちされたセンサーで測定そくていを行おこない、緑化りょくかがもたらす効果こうかに関かんする情報じょうほうを提供ていきょうするという。