ドイツの格安長距離バス会社「Flixbus(フリックスバス)」が7月28日、ヨーロッパとフィンランドを結ぶ3つの新路線の運行を始めた。
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タンペレ~リトアニア・ビリニュス間を運行する新路線は全長810キロ。ヘルシンキ~エストニア・タリンに向かうフェリーの乗車時間を合わせると、所要時間は約18時間。フィンランド国内は、タンペレ、ハメーンリンナ、ヒュビンカー、ヌルミヤルビを経由し、ヘルシンキのカンピ・バスターミナルに停車する。エストニア・タリンからはパルヌ、ラトビア・リガを経由して終点のビリニュスへ向かう。
2つ目の新路線は、ヨエンスー~ドイツ・ハンブルクを結び、全長約2500キロの路線。所要時間は約40時間で、フィンランド国内はヨエンスーからクオピオ、ユバスキュラ、ハイノラ、ラハティを経由してヘルシンキに向かう。エストニアとポーランドへの寄港に加え、ドイツ・フランクフルトやベルリン、ハンブルクなどを経由する。
ロバニエミからポーランド・クラクフを結ぶ3つ目の新路線は、全長2300キロ弱。終点までの所要時間は約39時間。利用客はケミ、オウル、ユバスキュラ、ラハティ、ヘイノラ、ヘルシンキなどで乗車でき、エストニア・タリンやパルヌ、リガ、ビリニュス、ワルシャワなどを経由する。3つの新路線はヘルシンキ・バンター空港を経由する。
同社は昨夏、フィンランド・バーサからポーランド・ワルシャワまでの路線を開設し、フィンランドに初進出。フィンランドの利用客に、より多くの路線の選択肢を提供していくという。