ヘルシンキ・バンター空港くうこう（Lentoasemantie 1, Vantaa）は9月1日にちから、欧州おうしゅう委員いいん会かいが発表はっぴょうした新あたらしい規則きそくにより、機内きない持もち込こみ手荷物てにもつの液体えきたい物ぶつ制限せいげんを強化きょうかする。

　新あたらしい規則きそくでは、9月1日にちから、ヘルシンキ・バンター空港くうこうを含ふくむヨーロッパの空港くうこうを利用りようする際さい、機内きない持もち込こみ手荷物てにもつに入いれる液体えきたい容器ようきのサイズは100ミリリットルまでに制限せいげんされ、乗客じょうきゃくは100ミリリットルを超こえる液体えきたい容器ようきを手荷物てにもつに入いれることが禁止きんしされる。ヘルシンキ・バンター空港くうこうから出発しゅっぱつする場合ばあいは、手荷物てにもつに入いれることができる液体えきたい物ぶつの総量そうりょうは、乗客じょうきゃく1人にんにつき2リットルのままとなる。

　同どう空港くうこうを運営うんえいする「フィナビア」のセキュリティー・オペレーション・ディレクター、アリ・クマラさんは「手荷物てにもつ検査けんさをスムーズに行おこなうためには、乗客じょうきゃくは新あたらしいガイドラインに従したがい、液体えきたい物ぶつを100ミリリットルの容器ようきに入いれ、手荷物てにもつに入いれる必要ひつようがある。この指示しじに従したがうことで、サイズが大おおきい容器ようきを取とり除のぞくなどの不要ふような遅延ちえんを回避かいひし、より効率こうりつ的てきな手荷物てにもつ検査けんさを行おこなうことができる」と話はなす。

　それぞれの空港くうこうでの保安ほあん検査けんさの規則きそくに加くわえて、各かく航空こうくう会社かいしゃが規定きていする手荷物てにもつ制限せいげんと目的もくてき地ちの国くにの税関ぜいかん規則きそくを確認かくにんする必要ひつようがある。