大だい衛まもる王おう年ねん邁之景況けいきょう

1 大だい衛まもる王おう年紀としのり老ろう邁，雖用被ひ遮さえぎ蓋ぶた，仍不覺ふかく暖だん。 2 所以ゆえん臣しん僕ぼく對たい他た說せつ：「不ふ如為我わが主我しゅが王おう尋ひろ找一いち個こ處女しょじょ，使つかい她伺候しこう王おう，奉たてまつ養やしなえ王おう，睡ねむ在ざい王おう的てき懷中かいちゅう，好こう叫さけべ我わが主我しゅが王おう得とく暖だん。」 3 於是在ざい以色列れつ全ぜん境さかい尋ひろ找美貌びぼう的てき童女どうじょ，尋ひろ得とく書しょ念ねん的てき一いち個こ童女どうじょ亞あ比ひ煞，就帶到いた王おう那な裡うら。 4 這童女おんな極ごく其美貌びぼう，她奉養やしなえ王おう，伺候しこう王おう，王おう卻沒有ゆう與あずか她親近しんきん。

亞あ多た尼あま雅みやび謀はかりごと竊王位い

5 那な時じ，哈及的まと兒じ子こ亞あ多た尼あま雅みやび自尊じそん，說せつ：「我わが必做王おう。」就為自己じこ預あずか備車輛しゃりょう、馬うま兵へい，又また派は五ご十じゅう人にん在ざい他た前頭まえがしら奔走ほんそう。 6 他た父親ちちおや素もと來らい沒ぼつ有ゆう使し他た憂悶ゆうもん，說せつ：「你是做什麼呢？」他た甚俊美び，生なま在ざい押沙龍りゅう之これ後ご。 7 亞あ多た尼あま雅みやび與あずか洗あらい魯雅的まと兒じ子こ約やく押和かず祭司さいし亞あ比ひ亞あ他た商議しょうぎ，二人ふたり就順從したがえ他ほか，幫助他た。 8 但ただし祭司さいし撒督、耶何耶大的まと兒じ子こ比ひ拿雅、先さき知ち拿單、示しめせ每ごと、利り以並なみ大だい衛まもる的てき勇士ゆうし都と不順ふじゅん從したがえ亞あ多た尼あま雅みやび。 9 一いち日にち，亞あ多た尼あま雅みやび在ざい隱かくれ羅ら結ゆい旁つくり瑣希列れつ磐石ばんじゃく那な裡うら宰おさむ了りょう牛うし羊ひつじ、肥こえ犢，請他的てき諸しょ弟おとうと兄けい，就是王おう的てき眾子，並なみ所有しょゆう做王臣しん僕ぼく的てき猶なお大だい人ひと； 10 唯ただ獨どく先さき知ち拿單和わ比ひ拿雅並なみ勇士ゆうし，與あずか他た的てき兄弟きょうだい所ところ羅ら門もん，他た都と沒ぼつ有ゆう請。 11 拿單對たい所ところ羅ら門もん的てき母親ははおや拔示巴ともえ說せつ：「哈及的まと兒じ子こ亞あ多た尼あま雅みやび做王了りょう，你沒有ゆう聽見嗎？我わが們的主ぬし大だい衛まもる卻不知道ともみち。 12 現在げんざい我わが可か以給你出個こ主意しゅい，好こう保全ほぜん你和你兒子こ所ところ羅ら門もん的まと性せい命いのち。 13 你進去さ見み大だい衛まもる王おう，對たい他た說せつ：『我わが主我しゅが王おう啊，你不曾向婢女起おこり誓ちかい說せつ「你兒子こ所ところ羅ら門もん必接續せつぞく我わが做王，坐すわ在ざい我が的てき位い上じょう」嗎？現在げんざい亞あ多た尼あま雅みやび怎麼做了王おう呢？』 14 你還與あずか王おう說話せつわ的てき時候じこう，我わが也隨後進こうしん去さ，證あかし實じつ你的話ばなし。」

撥ばち示しめせ巴ともえ覲王陳ひね訴

15 拔示巴ともえ進入しんにゅう內室見むろみ王おう，王おう甚老邁，書しょ念ねん的てき童女どうじょ亞あ比ひ煞正せい伺候しこう王おう。 16 拔示巴ともえ向こう王おう屈こごめ身み下か拜はい。王おう說せつ：「你要什麼いんも？」 17 她說：「我わが主しゅ啊，你曾向こう婢女指ゆび著ちょ耶和華はな你的神しん起おこり誓ちかい說せつ：『你兒子こ所ところ羅ら門もん必接續せつぞく我わが做王，坐すわ在ざい我が的てき位い上じょう。』 18 現在げんざい亞あ多た尼あま雅みやび做王了りょう，我わが主我しゅが王おう卻不知道ともみち。 19 他た宰おさむ了りょう許多きょた牛うし羊ひつじ、肥こえ犢，請了王おう的てき眾子和わ祭司さいし亞あ比ひ亞あ他た並なみ元帥げんすい約やく押，唯ただ獨どく王おう的てき僕ぼく人にん所ところ羅ら門もん他た沒ぼつ有ゆう請。 20 我わが主我しゅが王おう啊，以色列れつ眾人的てき眼目さっか都と仰望ぎょうぼう你，等とう你曉諭さとし他た們，在ざい我わが主我しゅが王おう之これ後ご誰だれ坐すわ你的位い。 21 若わか不ふ然しか，到いた我わが主我しゅが王おう與あずか列れつ祖そ同どう睡ねむ以後いご，我わが和わ我わが兒こ子こ所ところ羅ら門もん必算為ため罪人ざいにん了りょう。」

22 拔示巴ともえ還かえ與あずか王おう說話せつわ的てき時候じこう，先さき知ち拿單也進來らい了りょう。 23 有人ゆうじん奏そう告つげ王おう說せつ：「先さき知ち拿單來らい了りょう。」拿單進すすむ到いた王おう前まえ，臉伏於地。 24 拿單說せつ：「我わが主我しゅが王おう果然かぜん應おう許もと亞あ多た尼あま雅みやび說せつ『你必接續せつぞく我わが做王，坐すわ在ざい我が的てき位い上じょう』嗎？ 25 他た今日きょう下か去さ，宰おさむ了りょう許多きょた牛うし羊ひつじ、肥こえ犢，請了王おう的てき眾子和わ軍ぐん長ちょう並なみ祭司さいし亞あ比ひ亞あ他た。他た們正在ざい亞あ多た尼あま雅みやび面前めんぜん吃ども喝かつ，說せつ：『願ねがい亞あ多た尼あま雅みやび王おう萬まん歲さい！』 26 唯ただ獨どく我が，就是你的僕ぼく人にん，和かず祭司さいし撒督、耶何耶大的まと兒じ子こ比ひ拿雅，並なみ王おう的てき僕ぼく人にん所ところ羅ら門もん，他た都と沒ぼつ有ゆう請。 27 這事果然かぜん出で乎我主我しゅが王おう嗎？王おう卻沒有ゆう告訴こくそ僕ぼく人にん們，在ざい我わが主我しゅが王おう之これ後ご誰だれ坐すわ你的位い。」

大だい衛まもる誓ちかい許もと所しょ羅ら門もん為ため王おう

28 大だい衛まもる王おう吩咐說せつ：「叫さけべ拔示巴ともえ來き。」拔示巴ともえ就進來らい，站在王おう面前めんぜん。 29 王おう起おこり誓ちかい說せつ：「我わが指ゆび著ちょ救すくえ我わが性せい命いのち脫だつ離はなれ一切いっさい苦難くなん，永生えいせい的てき耶和華はな起おこり誓ちかい： 30 我わが既すんで然しか指ゆび著ちょ耶和華はな以色列れつ的てき神かみ向こう你起誓ちかい說せつ『你兒子こ所ところ羅ら門もん必接續せつぞく我わが做王，坐すわ在ざい我が的てき位い上じょう』，我わが今日きょう就必照あきら這話而行。」 31 於是，拔示巴ともえ臉伏於地，向こう王おう下か拜はい，說せつ：「願ねがい我わが主あるじ大だい衛まもる王おう萬まん歲さい！」

所ところ羅ら門もん在ざい基もと訓くん受膏

32 大だい衛まもる王おう又また吩咐說せつ：「將はた祭司さいし撒督、先さき知ち拿單、耶何耶大的まと兒じ子こ比ひ拿雅召來。」他た們就都と來らい到いた王おう面前めんぜん。 33 王おう對たい他た們說：「要よう帶おび領りょう你們主ぬし的てき僕ぼく人にん，使つかい我わが兒こ子こ所ところ羅ら門もん騎き我が的てき騾子，送おく他た下した到いた基もと訓くん。 34 在ざい那な裡うら，祭司さいし撒督和わ先さき知ち拿單要よう膏あぶら他た做以色列れつ的まと王おう。你們也要吹角，說せつ：『願ねがい所ところ羅ら門もん王おう萬まん歲さい！』 35 然しか後ご要よう跟隨他た上うえ來らい，使つかい他た坐すわ在ざい我が的てき位い上じょう，接續せつぞく我わが做王。我わが已やめ立たて他た做以色列れつ和わ猶なお大だい的てき君くん。」 36 耶何耶大的まと兒じ子こ比ひ拿雅對たい王おう說せつ：「阿おもね們！願ねがい耶和華はな我わが主我しゅが王おう的てき神かみ也這樣さま命いのち定じょう。 37 耶和華はな怎樣與あずか我わが主我しゅが王おう同どう在ざい，願ねがい他た照あきら樣さま與あずか所ところ羅ら門もん同どう在ざい，使つかい他た的てき國こく位い比ひ我わが主あるじ大だい衛まもる王おう的てき國こく位い更さら大だい。」

38 於是，祭司さいし撒督、先さき知ち拿單、耶何耶大的まと兒じ子こ比ひ拿雅和わ基もと利り提ひさげ人ひと、比ひ利り提ひさげ人ひと都下とか去さ，使つかい所ところ羅ら門もん騎き大だい衛まもる王おう的てき騾子，將はた他た送おく到いた基もと訓くん。 39 祭司さいし撒督就從帳ちょう幕まく中ちゅう取と了りょう盛もり膏あぶら油ゆ的てき角來かくらい，用よう膏あぶら膏あぶら所ところ羅ら門もん。人ひと就吹角かく，眾民都と說せつ：「願ねがい所ところ羅ら門もん王おう萬まん歲さい！」 40 眾民跟隨他た上うえ來らい，且吹笛ふえ，大だい大だい歡呼かんこ，聲音こわね震ふるえ地ち。

41 亞あ多た尼あま雅みやび和わ所しょ請的眾客筵むしろ宴えん方かた畢，聽見這聲音おん。約やく押聽見角かく聲ごえ就說：「城中じょうちゅう為ため何なん有ゆう這響聲ごえ呢？」 42 他た正せい說話せつわ的てき時候じこう，祭司さいし亞あ比ひ亞あ他た的まと兒じ子こ約やく拿單來らい了りょう。亞あ多た尼あま雅みやび對たい他た說せつ：「進すすむ來らい吧！你是個こ忠義ちゅうぎ的てき人じん，必是報ほう好信よしのぶ息いき。」 43 約やく拿單對たい亞あ多た尼あま雅みやび說せつ：「我わが們的主ぬし大だい衛まもる王おう誠まこと然しか立だて所ところ羅ら門もん為ため王おう了りょう！ 44 王おう差遣さけん祭司さいし撒督、先さき知ち拿單、耶何耶大的まと兒じ子こ比ひ拿雅和わ基もと利り提ひさげ人ひと、比ひ利り提ひさげ人ひと都と去さ，使つかい所ところ羅ら門もん騎き王おう的てき騾子。 45 祭司さいし撒督和わ先さき知ち拿單在ざい基もと訓くん已やめ經けい膏あぶら他た做王。眾人都と從したがえ那な裡うら歡呼かんこ著ちょ上じょう來き，聲音こわね使し城じょう震動しんどう，這就是ぜ你們所しょ聽見的てき聲音こわね。 46 並なみ且，所ところ羅ら門もん登のぼり了りょう國こく位い。 47 王おう的てき臣しん僕ぼく也來為ため我わが們的主ぬし大だい衛まもる王おう祝福しゅくふく，說せつ：『願ねがい王おう的てき神かみ使し所ところ羅ら門もん的まと名めい比ひ王おう的てき名めい更さら尊みこと榮さかえ，使つかい他た的てき國こく位い比ひ王おう的てき國こく位い更さら大だい。』王おう就在床上ゆかうえ屈こごめ身み下か拜はい。 48 王おう又また說せつ：『耶和華はな以色列れつ的てき神かみ是ぜ應おう當とう稱しょう頌的！因いん他た賜たまもの我わが一人今日坐在我的位上，我わが也親眼め看み見み了りょう。』」

亞あ多た尼あま雅みやび聞信驚おどろき懼

49 亞あ多た尼あま雅みやび的てき眾客聽見這話就都驚おどろき懼，起おこり來らい四散しさん。 50 亞あ多た尼あま雅みやび懼怕所ところ羅ら門もん，就起來らい，去さ抓つめ住じゅう祭壇さいだん的てき角かく。 51 有人ゆうじん告訴こくそ所ところ羅ら門もん說せつ：「亞あ多た尼あま雅みやび懼怕所ところ羅ら門もん王おう，現在げんざい抓つめ住じゅう祭壇さいだん的てき角かく，說せつ：『願ねがい所ところ羅ら門もん王おう今こん日向ひなた我わが起おこり誓ちかい，必不用よう刀がたな殺ころせ僕ぼく人にん。』」 52 所ところ羅ら門もん說せつ：「他た若わか做忠義ちゅうぎ的てき人じん，連れん一根頭髮也不至落在地上；他た若わか行ぎょう惡あく，必要ひつよう死亡しぼう。」 53 於是所ところ羅ら門もん王おう差遣さけん人じん，使つかい亞あ多た尼あま雅みやび從したがえ壇上だんじょう下か來らい，他た就來，向むかい所ところ羅ら門もん王おう下か拜はい。所ところ羅ら門もん對たい他た說せつ：「你回家か去さ吧！」