妊娠したら
1-1 妊娠を届けて、母子健康手帳をもらいましょう。
妊娠していることがわかったら、すぐに妊娠の届出をしましょう。
医療機関（産婦人科）においてある「妊娠届」を、お住まいの区の区役所家庭健康課または総合支所保健福祉課に提出してください。
妊娠・出産・育児に関する母子の健康状態を記録し、健康管理に役立つ母子健康手帳が交付されます。
母子健康手帳が交付される日時と場所は、区役所や総合支所によって違います。交付日に都合がつかないときは、事前に区役所や総合支所に相談できます。交付の時に仙台市民である確認をするので、運転免許証や保険証など、住所がわかるものを持っていきましょう。配布資料が多いので、大きめのバッグがあると便利です。
交付の時に約１時間の説明会がある場合があります。説明会では、母子健康手帳の使い方、保健福祉サービスの紹介、妊娠中に気をつけることなどの説明を聞きます。
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1-2 妊婦健康診査を受けましょう。
妊婦一般健康診査
妊婦一般健康診査は、赤ちゃんの成長や妊婦さんの体調を確認するために、また、病気などに早く気づき対応するために、定期的に受けてください。妊婦健康診査は一般的には次のような間隔で、14 回程度受けます。
| •妊娠初期～妊娠23 週（第6 月末まで） |
4 週間に1 回 |
| •妊娠24 週～35 週（第7 月～第9 月末） |
2 週間に1 回 |
| •妊娠36 週（第10 月）以降分娩まで |
1 週間に1 回 |
受診の際は、仙台市発行の妊婦一般健康診査助成券が必要です。妊婦一般健康診査助成券は「母子健康手帳」と一緒に交付される「母子健康手帳別冊」に入っています。この助成券の妊婦記入欄に必要事項を記入し、受診する医療機関に出して受診してください。
助成上限額 1 回目は18,000 円、2～14 回目は5,500 円（14 回まで）
助成券は、妊娠週数にあわせて使います。健診費用が助成額上限額を上回った場合、差額分は自己負担となります。助成上限額以内の場合は、かかった料金が助成されます。
HTLV-1 抗体検査も助成対象です。助成上限額 2,200 円で初回の健康診査時に受けて下さい。
HTLV-1 とは、成人T 細胞白血病（ATL）などの病気をひきおこすウィルスです。妊婦が血液検査でこのウィルスに感染しているかどうかを調べ、予防策をとることで赤ちゃんへの感染を防ぐことができます。
病院に持っていくと便利なもの
| ・健康保険証（正常な妊娠・出産には保険は適用されませんが、トラブルや手術には適用されます。） |
| ・基礎体温表（つけている人） |
| ・メモ帳、自分のスケジュールを書いた手帳、筆記用具 |
| ・現金 |
妊婦歯科健康診査
妊娠すると歯肉炎をおこしやすくなり、歯肉から出血したり、腫れたりする人が多くなると言われています。仙台市では、妊婦の方を対象に歯の健康を守るため、歯科健診、歯科相談を無料で行っています。
母子健康手帳交付時と市政だよりでご案内します。（予約が必要です。）
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1-3 母親（両親）教室に参加しましょう。
妊婦とその配偶者が、妊娠・出産・育児について学ぶ無料の教室です。実習、体験談、グループワークなどを通して必要な知識や技術を学びます。赤ちゃんの発達にあわせて、さまざまな内容で開催されます。同じ地域に住んでいる妊婦さんとの交流もできます。日本人の友達をつくるチャンスなので、ぜひ参加してください。実施日や時間は、区により異なります。
※医療機関でも母親教室・両親教室を開催していることがあります。自分の通っている医療機関に聞いてみましょう。
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